魯人の戯れ

詩嚢と謔笑 その他もろもろ
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天つ風 雲の通い路 吹き閉じよ 乙女の姿 しばしとどめむ

2016-12-28 21:03:26 | 百人一首、一種の小説?
賑わしい大通りの一角、そこに小さなお店がある。
「あーぁ、今日はやっぱ休みか」
空を見ながらOL達がそう話している。
「確か午後から崩れるはずだから会社終わったらすぐ来よう」
そう言って別のお店に入っていく。
そのお店の前に立っていた僕はそれを聞いてすぐ側の看板を見る。
空が雲っていたらお店開きます。
そう書いてあるだけでメニューらしきものは載ってない。
なんか面白そうだな、そう思った彼は空を見上げてみる。
確かに真っ青な空があるけど西の方角には雲が出てきている。
天気予報でも午後から曇ってくるって言っていたはずだ。
その場所でタイムスケジュールを確認してみる。
これから2件の営業
それ程手間は取らない所だから4時ぐらいには終わらせられるだろう。
それからすぐに帰ればこの店にも立ち寄れる。
天気を気にしながら仕事
あれからすぐに曇ってきたからあの店も開いてるかな。
思っていたよりも早く終わらせ、そこに向かう。
人通りの多い街、その一角に女性だけが列を成している場所がある。
昼間見たあのお店だ。
空はどんよりとしているはずなのにそこだけカラッとしているような
制服姿の女子高生、仕事を抜け出して来ているOL
可愛い格好をした子などこんな列の中に入れるはずもなく店の前を通ってみる。
あいかわらずメニューは無いが
美味しそうな匂いと共に踊りだしたくなるような音楽
中は少しも見えないが身体が温まりそうで
女性に受けているのが分かるような気がする。

ジャンル:
小説
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