うまさいと

お馬さんは好きですか?

Diamondの輝きを。

2006-07-26 00:05:51 | 競馬
King George VI And Queen Elizabeth Diamond S.(GB-G1 T12f)も近付いてきたことなので、とりあえず出走表と簡単な解説でも。まだ枠順は決まってないです。

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King George VI And Queen Elizabeth Diamond S.(GB-G1 T12f)

馬番 近4走 馬名 前走との間隔 調教師 年齢 斤量(-stone-pounds) 騎手(決まっているだけ)
1 322- Belenus 378 Saeed Bin Suroor 4 9-7
2 9-76 Cherry Mix 71 Saeed Bin Suroor 5 9-7
3 -112 Electrocutionist 38 Saeed Bin Suroor 5 9-7 L Dettori
4 5333 Enforcer 16 W R Muir 4 9-7
5 21-1 Heart´s Cry 126 K Hashiguchi 5 9-7 C-P Lemaire
6 1-12 Hurricane Run 34 A Fabre 4 9-7
7 6311 Maraahel 35 Sir Michael Stoute 5 9-7
8 2111 Soapy Danger 16 M Johnston 3 8-9 K Darley

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Belenus:Dubai Millenium×Ajhiba(Barathea)
4戦1勝2着2回3着1回
Godolphin三頭出しの第三の矢。
叔父にGrand Criterium(FR-G1 T1600m)を勝ったSecond Empireと2003年のBallysax S.(IRE-G3 T10f)を人気薄でAlamshar以下に勝ち、その後アメリカ移籍したBalestriniがいる。デビュー戦のメイドンを勝つものの、その後はListedで3,2,2着。今回は約1年振りの出走となる。ここではGodolphin勢のペースメーカーとしての役割を担うのではなかろうか。というか、この戦績ではそう評価するしかない。

Cherry Mix:Linamix×Cherry Moon(Quiet American)
17戦4勝2着4回3着2回
Godolphin第二の矢。
2003年に無くなったフランス・ギャロの会長Jean-Luc Lagardere氏の自家生産馬(Linamixも同氏が所有していた)で、一昨年のPrix de l'Arc de Triomphe(FR-G1 T2400m)で人気薄ながらBagoの2着して、同氏の遺産を管理していたLagardere FamilyからGodolphinに移籍。ここまではよくあるGodolphinのトレードだったのだが、これが大きく外れてしまう。翌年は春先から期待されつつ敗退を繰り返し、何とか秋にGran Premio del Jockey Club(ITY-G1 T2400m)を勝って格好をつけた。しかしその後もHong Kong C.(HK-G1 T2000m)に出張して9着、ドバイではレースの格を落としてDubai City of Gold C.(UAE-G3 T2400m)で一番人気になるも7着と負け続け、前走はついに長距離戦であるYorkshire C.(GB-G2 T14f)に出走するもあえなく6着敗退。重馬場も苦にしない。まるで先の光明が見えてこない中年サラリーマンのようである。

Electrocutionist:Red Ransom×Elbaaha(Arazi)
11戦8勝2着2回3着1回
現在のGodolphin期待の星。昨夏、ご存知ゼンノロブロイをクビ差で下したInternational S.(GB-G1 T10f88y)が記憶に新しいElectrocutionistである。その後のCanadian International(CAN-G1 T12f)では敗退(4着入線も3着に繰り上がり)したが、米国の駐フィンランド共和国大使である(あった?)Earle I. Mack氏の下からGodolphinに移籍しJCを回避。今年のDubai International Racing Carnivalでは大活躍し、Dubai World C.(UAE-G1 D2000m)を外から差し切って文句無しの圧勝。芝に戻ったPrince of Wales's S.(G-G1 T10f)では休み明けながら逃げ粘ってOuija Boradの2着するなど好調ではある。距離不安が囁かれるも、イタリア時代にGran Premio di Milano(ITY-G1 T2400m)を勝っており、さほど疑問視するほどでもないか。

Enforcer:Efisio×Tarneem(Zilzal)
25戦5勝2着3回3着5回
低い格付けのレースからスタートして昨年の夏まではハンデ戦を中心に走っていたが、昨年後半からはグループレースを走り出し、今年は12f路線の重賞の安定勢力となっている。重賞での入着は多い反面、目立った活躍は昨年のDarley S.(GB-G3 T10f)位のものだが、個人的にこのお馬さんを認識したのはCoronation C.(GB-G1 T12f10y)でShiricco, Ouija Boardに続きAceに先着する3着に入ったこと(勿論超人気薄)。一発大化けを期待するのは少々酷かもしれない。

Heart's Cry
省略。オッズの上ではHurricane Run, Electrocutionistに次ぐ三強の一角という評価か。ドバイの時と違って、あまり体調は良くないという噂も。

Hurricane Run:Montjeu×Hold On(Surumu)
9戦7勝2着2回
推しも推されもせぬ欧州古馬のトップホース。昨年のPrix du Jockey Club(FR-G1 T2100m)ではShamardal相手に不覚を取る(騎乗ミス臭かったのでC Soumillonが下ろされたという評判だったが)も、Irish Derby(IRE-G1 T12f)を完勝。Prix de l'Arc de Triomphe(FR-G1 T2400m)を勝ってMontjeu産駒の最強馬と同時に欧州最強馬の座も勝ち取った。今年に入って落鉄、舌を切るなどのハンデがありながらもTattersalls Gold C.(IRE-G1 T10f110y)を7馬身差で制するが、Grand Prix de Saint-Cloud(FR-G1 T2400m)ではPrideに差される波乱。それに続いて鞍上のK Fallonが八百長の疑いで英国での騎乗停止を食らって(現在上告中で27日に上告の結果が出る)しまうという不運まで重なった。
昨年夏のレンタル移籍から秋にはMichael Tabor氏の下に完全移籍を果たし、A Fabre師が調教するも、K Fallonが跨り、将来はCoolmore入りが確定的なお馬さんというのが個人的に不思議な感覚を受ける。同厩のShiroccoともかち合わ(せ)ずにここまできた。

Maraahel:Alzao×Nasanice(Nashwan)
19戦5勝2着3回3着5回
Hamdan殿下の持ち馬であり、Godolphin勢と考えられないこともない。昨年はInternational(GB-G1 T10f88y), Champion S.(GB-G1 T10f), Hong Kong C.(HK-G1 T2000m)の全てで3着というイマイチ君の印象だったが、今年は不適と考えられたDubai World C.(UAE-G1 D2000m)で6着と食い込み、G3での3着を挟んで昨年も制したHuxley S.(GB-G3 T10f75y), Royal Ascot MeetingのHardwicke S.(GB-G2 T12f)と重賞を連勝し波に乗っている。昨年のG1での3着3回をよく見返すと「クビ+頭」「3/4+1-1/4」「クビ+1馬身」とさほど負けているわけではないことにも注目したい。「3強」に次ぐ人気にはなるだろうが、終わってみたら3強の一角を崩しているということも充分有り得る。

Soapy Danger:Danzig×On a Soapbox(Mi Cielo)
8戦5勝2着3回
今回、最大の惑星といえばこのお馬さんになるのかも。デビューからの2戦はAll Weatherでつかわれ、ハンデ戦で力をつけた後はRoyal Ascot Meetingに出陣。そして、非常に珍しい3歳限定16f戦であるQueen's Vase(GB-G3 T16f)を制覇。次走のPrincess of Wales's S.(GB-G2 T12f)では今回出走しているEnforcerなどを蹴散らして快勝。Danzig産駒ながら16f戦を制するスタミナと、古馬相手に12f戦を勝ち切る能力にぜひとも期待したいお馬さんである。これからの成長も楽しみなので、ここが試金石とまでは言わない。

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とりあえずOuija Boardが回避しちゃったんで「三強対決」ということで日本では盛り上がるのではないだろうかと。実際にオッズの上でもそうですが。でも、Racing Postなどを見る限りではHurricane Runの調子如何で決まるって感じでしょうか。A Fabre師の泣き言が一面を飾ったりしているのが印象的です。騎手はC Soumillonが可能性が高そう(Aga Khan IV殿下のお馬さんが出ておらず、A Fabre師-C Soumillon騎手というトリオは有名な話なので、そうなるかと)なのですが、あえて乗らせてくれアピールをしているM Kinaneに乗って欲しいなとか言ってみる。そんなこと言ってたら意外と上告でお情けが出そうなものだけど。

個人的には「Godolphin+1 vs Others」といった感じで観てみます。+1ってのはHamdan殿下のMaraahelのこと。ここは勿論狙ってはくるでしょうが、勝つまでには至らないかなと考えられます。ということで、この4頭の期待度では
Electrocutionist > Maraahel > Cherry Mix > Belenus
というところでしょうか。残りの4頭についてなのですが、Hurricane Runは何事もなければまず堅いでしょう。Enforcerは着狙いなら何とかなるかもしれないですが、それ以上は難しそう。一発があるとすればSoapy Dangerですが、時期的にもまだ成長途上である感が拭えません。秋以降の飛躍を期待したいところです。逆にここを勝ったら凄いことですし「Danzig産駒最後の大物」になる可能性はあるとは言ってみたいと思います(無責任)。Heart's Cryは強いのでしょうが、とにかく体調が微妙みたいなことが向こうから伝わってきます。

多分ペースメーカーになるであろうBelenusが先手をとることになるでしょう。Prideに負けた前走の二の舞にならないように、今回は早めに抜け出すことはしないでしょう。とすると、有馬記念の時のようにHeart's Cryは前の方で競馬をして粘りきるような展開が理想でしょうかね。Belenusよりも前に出るとそれはそれで面白いことになったりして。
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ペースメーカー レンタル移籍 グループレース ゼンノロブロイ フランス・ギャロ フィンランド
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