みなさままいどありがとうございます。暑いですね、ムシムシですね。
ご自愛くださいますように。
どんなに忙しくても本を読まなきゃ生きている甲斐がないんですの。
もう何年も、周作以外は海外の古典にしか興味がなかったわたしにもついについにっ! 日本の現代作家にのめり込む日がやってまいりました、むむむむーーっっ。
出逢えました。
佐藤正午です。
さきごろ直木賞を獲られましたけれども、ご存じのとおり直木賞、芥川賞とも半年に一度という高い頻度の文学賞ということもあり、特に興味はありませんでした。
んが、この写真を観て↓何が何でも彼の作品を読もう、と決心し、翌日にはこの2冊を手にしていましたよ。
http://www.asahi.com/articles/ASK7D0DB6K7CTIPE06B.html
なんとステキな人なのでしょう・・・息をのみました。完全に好みです。
もっとも、朝日新聞で観たので写真は白黒でしたけれどね、白黒の方が好きです。
61歳、作家歴34年だそうです。
痩躯、小さな顔、こけた頬、長めの前髪・・・その眼の奥に光るものだけリンバロストの少年。ねぇ、みなさま、こういった姿かたちの人が書く小説がどれほど面白いかをご存じですか。
小説家、画家、ひょっとすると音楽家も、作品を生み出すためには我が身を削るしかない運命を背負う人たちのはずです、それなら痩せていなければ、時にるい痩と呼ばれるほどでなければウソでしょう。さらにこの方たちは日ごろからあまりに物事を考えすぎるため、食事に頓着することはままならず、鳥のエサほどしか食べられない日々をすごしているはずなのです(そうだろうか?)。
からだつきが貧弱であればあるほど、頬がこけていればいるほど、作家として信頼がおける、というのは長年変わらぬ自論で、たぶんそれは当たっているんじゃあないかな。
ゴーゴリ、ゾラ、モーリアック、遠藤周作、太宰、車谷長吉、藤田宜永・・・ことごとく骨と皮だけでできていらっしゃいます。
ドストやソルジェニーツィン、ゲーテはやや肥りぎみでした(どないやねん)。
元々ミステリは大好きです。小池真理子の初期の作品には卓越したミステリが多々あります。
受賞作である『月の満ち欠け』を読む前に、それまでに出された著作を読んでみたかったのですけれども、2作とも、疲れ果てたわたしをも決して眠らせてはくれませんでした。
特に『ジャンプ』の面白さは抜きんでており、ラストを読み終えるまでに本を閉じられる人がいるとしたら、わたしはそれを信じられないくらいです。
ステキな小説に出逢う。
それはなんと心愉しく幸せなことでしょう、生きていてよかった、そう想える瞬間がそこにはあるのでした。
児童文学オタク。
再読。現代語訳がなければもちろん読めません。
学生時代から車谷長吉さんの大ファンです。
『赤目四十八滝心中未遂』を読んだときの衝撃、読み終えたときの心苦しさはいまだにわたしをドギマギさせます。
朝日新聞別紙の『Be』で持ち回りされていた「なやみのるつぼ」の回答をまとめたもの。うちは朝日なので、車谷さんの回答を毎回心待ちにしていました。
やっぱりこの人はスゴイ、並みの回答はいたしません。
この方の回答の場合、読むと余計に落ち込んでしまうようなものが多いのが特徴です・・・それが車谷さんの意図なのではないでしょうか、悩みや迷いはそうかんたんに片付きません、何ごとも受け入れることからはじめるしかないのですがまずその時点で多くの人は挫折します。
下手な啓発本を読むよりよほど意味があるとおススメいたしますけれども、この方の「生きるについて」の前提は「人生は苦しく救いようがない」なので、いわゆる前向きな、勇気と力がわいてくるような回答はほぼ得られません。車谷さんは「早く死にたい」とこの中で二度、はっきり書いておられます。同時に「妻と母のために生きなければならない」とも。「まず第一に健康」とも。「健康を損ないたくないので肥りたくない」とも。
「早く死にたい」とはっきり書いてしまう、書かずにおられない車谷さんが、それでも四苦八苦しながら生きている姿にこそ「救い」があるとわたしなどは感じてしまいます。タイトルの「救い」はまさにコレなのではないかしら。
ちなみに車谷さんは2年前に召されました、お餅をのどにつまらせて。車谷さんは重度の蓄膿症でいらっしゃいましたのでさもありなんな最期でした。
「人生は迷いの連続です。その迷いの段階で、必ずより困難な道の方を選んでいけばそこから新しい道が開けてきます。
普通、人はより楽な道を選んでしまうので、迷いや落とし穴に落ちてしまうのです」
などという、格言のようなものもあったりしてほくそ笑みたくなります(^・^)
文学史上いまだにもっとも深刻な人物"ニコライ・スタヴローギン"から離れるにはいったいどうすればよいのでしょうね。
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