魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

夢の産物

2016年07月14日 | 星の流れに

このところ、世の中やっぱり不穏だ。海王星、土星、木星それに火星と、変容宮での十字砲火だ。
巷ではバラバラ殺人や不可解な殺人。世界では人種問題、難民問題、海洋問題。英国EU離脱、為替変動、米中露の大国衝突・・・
決定的な大事件と言うより、先行き不安をあおる事象の続発で、それがまた、他の事象に連鎖する。

ほとんどすべての原因が「不安」だ。
これは変容宮の、実体を伴わない「逃げ腰」の心理が、様々な事象に過剰反応することから起こる。
変容宮は季節の「変わり目」にあり、前者でも後者でもない、片足状態の季節なので、人心がウワつく。
解りやすく、四つの変容宮を代表的な業界に例えると、
双子座はテレビ、乙女座は医療、射手座は乗り物、魚座は映像になる。
テレビは実態を確認しない噂話。医療は生死の狭間。乗り物はどちらの土地でもない。映像は実体のない虚像。
この実体のない状態にある人も事象も時節も、些細なことに敏感で過剰に反応する。

今世界を覆っている状況は「疑心暗鬼」であり、最大の背景は夢を表す魚座の海王星の舞台上にある。すべてが思い込みによる過剰反応で起こっている。

唯一確かな実体である、中国による南シナ海の建造物も、もともとは、中華人民共和国建国時の妄想、「世界制覇」の夢の産物であり、当時はただの夢だから、幾らでも白髪三千丈の大風呂敷を広げることができた。
それを、経済力の実体が生まれた今も見直すことなく、実現を試みたに過ぎない。まさに、夢の「砂上の楼閣」なのだ。


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