魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

火星通過

2012年07月25日 | 星の流れに

7月3日から火星が2ヶ月近く、天秤座の日本にいる。円高、ユーロ安など、ご覧の通りの窮状だ。
それまで火星は、昨年11月から8ヶ月にわたり乙女座にいたが、なでしこの澤やオセロの中島など、乙女座には芳しくないことが続いた。

乙女座のように火星が来ただけでも問題が発生するのに、現在の天秤座は土星と牡羊座の天王星で、板挟みになっている。そこに火星が加われば、こうした大きな世界的な動きにまでなる。
しかし、今の火星騒ぎは2ヶ月で収まる。

あまり考えたくないことだが、
この秋に土星は天秤座から抜けるが、来年2013年7月26日に木星がカニ座に入る。もちろん、引き続き天王星は牡羊座、冥王星はヤギ座にいる。
その最中に、2013年12月8日、火星が再び天秤座に戻ってくるのだ。
しかも、この火星は、昨年からの乙女座のように、翌7月25日まで、8ヶ月間、天秤座に滞在する。
一難去ってまた一難。完璧な大十字が8ヶ月も続くのだ。

これで何が起こるかは、火星2ヶ月の今の状態が暗示している。
どういう可能性があるか考えてみたい。

2013年
冥王星は15年間ヤギ座で、マネー、国家、企業、税、島、山、インド、ユダヤが変貌中。
天王星は7年間牡羊座で、欧州、軍事、荒野、火星の事件や発明が続く。

木星がカニ座に入った年は、世界的にナショナリズムが高まる。
前回2001年には「911同時多発テロ事件」があった。そして、その陰に隠れて忘れられているが、5ヶ月前には米中の葛藤「海南島事件」が発生している。
2013年は巳年。(巳年はアメリカに色々と起こる
天王星が一周遡る84年前は昭和4年巳年、1929大恐慌の年だ。

このように、90゜180゜で、羽交い締め状態の天秤座に、火星が来る。
火星は、怒り、短気、粗暴、争い、怪我、病気を表す。日本がそうなる。
幕末以来、半年近く火星が天秤座に入ったのは、約10回あり、土星ほどではないものの、どれも日本にとって大変な時だった。ことに、他の外惑星の配置が悪いと、よけい悪化する。

中国は24日、 フィリピンともめている南シナ海問題で、 『国連海洋法公約』は黄岩島の領有権の帰属を定める法的根拠とはならない、と公言した。
これは「力の強い者の物だ」に等しい。とんでもないことを言ったものだが、この問題は全く東シナ海にも当てはまる。
12年前の米中葛藤に、巻き込まれる条件が整った。
火星は奇しくも、昭和十六年の巳年12月8日と同じ日に天秤入りする。

危惧はそれだけでは無い。大恐慌、大災害の条件も整う。
たとえ、今年「2012」をやり過ごしても、来年の暮れから半年は逃れられない。

超正念場


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