魯生のパクパク

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グダグダ

2017年04月04日 | 日記・エッセイ・コラム

豊洲、森友学園、朴クネ、トランプ・・・訳の解らないグダグダが世界を覆っている。
互いに関係のない問題だが、この現象を一括りにすれば、「メタボ社会」現象だろう。
一つの価値観、一つのシステムが過度に蔓延したために、そこから複合的な弊害が漏れ出してきた。そんな症状だ。個々の症状は多様でも、これは同じ病気なのだ。

東京の豊満経理、安倍一強のイケイケ右翼、愛憎と強権の韓国、観念先行のオバマ政治・・・いずれも、「行き過ぎ」の結果だ。
ややこしい話ばかりだが、どれも同じ原理なので、最も目立っている森友学園についてだけ言えば、事足りそうだ。

お稚児さん
安倍政権が一強になったのは、安倍政治が優れているからではない。他の政治家が余りにも不甲斐ないからで、これが、全ての問題に通じる背景だ。
物やエネルギーが不足している時代は、シンプルな方法が有効で、小さな発明、ささやかなパワーが実際に世の中を動かした。古代においてそうであり、戦後の荒廃の中でもそうであった。
しかし、世の中が発展し細分化し、あらゆる分野での完成度が高まってくると、全体をまとめて引っぱって行く法則や力が無力化する。世の中が船頭だらけになるからだ。

すると、船頭だらけで動かない船は、逆に、大声を上げて名乗り出た者にやらせておこうと言うことになる。
もう、誰もが高等教育を受けた時代だから、特に信頼しなくても、聞こえの良いことを言えば、それで良いんじゃないかと、安易な選択をする。これは、大人が、賢そうな稚児に采配させるのが無難と考えるのと同じで、「政治ごっこ」でも、大方は通用する。実際は全て大人が運営しているからだ。

ところが実は、個々の大人に運営されている社会には、統一性がなく、あちこちで綻びが出てくると、収拾が付かなくなる。このリーダーシップの欠如の中で、大きな問題が起きると、誰にも対処できなくなり、本当に導いてくれる人が必要になる。しかし、前例や常識で解決できない新手の問題なのだから、もう、どの船頭にも解決できない。
ここで登場するのが、自分が解決できると叫ぶ、誇大妄想のナルシストだ。
そして、名乗り出る者がいない事態に、皆そのナルシストに飛びつき、その結果、社会が破壊される。
やがて、全てが荒廃し、全てが不足した社会の中で、初めて、シンプルな方法で社会を導くリーダーが出現する。こうして歴史は繰り返す。

腐ったタイはもっタイないか
安倍政権は、何れの段階でもなく、逆に、全てでもある。それは、日本が、高度成長期のシステムを保ったまま荒廃した社会、腐った鯛だからだ。腐った鯛は、鯛であっても食べられない。
腐った鯛を料理する料理人は、いかに上手そうに料理をしてみせるかが重要で、鯛を捨てて、新鮮なイワシを仕入れてくることはできない。
安倍政権は民主党の失敗の後始末を装いながら、同時に、腐った鯛をいつまでもまな板に載せている。国民はいかにも巨匠のような振る舞いに、絶品料理を期待するから、人気ばかり上がる。

腐った鯛を、捨てないことで人気が上がるから、益々することがなくなって、パフォーマンスだけが派手になる。その、空騒ぎの実体が現れたのが、森友問題だ。
安倍政権の空騒ぎで、最も呆れたのは、三原順子が「八紘一宇を見直してはどうか」と国会質問したことだった。定見の無い広告塔が、こんなことを言い出したくなるムードが、政権に溢れていることの表れだ。

真相にばかり注目が集まる森友問題だが、そんなことは「どうでも良い」。森友問題の核心は、安倍政権のイケイケ右翼ムードの、悪ノリがハッキリ露呈したことだ。火元がどうであれ、確かに、見える煙が出ていることに意味がある。

残念ながら、現在の政界に、安倍に替わって任せられるような人物が見当たらない。何しろオバマと同じで、稚児集団の中では、パフォーマンスの達人だ。もし、イワシを料理すると言い出す料理人がいたとしても、鯛を待つ国民は、拒否するだろう。
日本は現在、自立反転上昇の始まりにある。誰がどういう政治をやろうと、似たような上昇ムードになっていただろう。ただ、腐った鯛を囲んで待つ期待と、新鮮なイワシを食べようと頭を切り換えて過ごす意識は、いざ、食事の時に、異なる結果となって表れる。鯛料理は結局、食べられない。
豊洲問題ばかり注目される東京だが、オリンピックはどうなんだろう。

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