魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

もうすぐ牡羊座(3)

2009年02月24日 | 日記・エッセイ・コラム

牡羊座はパイオニア、チャレンジャー
一つの時代は、技術と生活が絡み合った文明文化だ。
文明が老化し死を迎えれば、時代が変わる。

文明が死ぬ時、新しい文明が産声を上げる。その嬰児が牡羊座だ。
生まれてくる新生児は、やはり、先代とよく似ているだろう。
しかし、老人と新生児は、生きる方向と必要なものが全く逆になる。

老人は守りと思い出だが、新生児は調整とチャレンジだ。
新しい時代をどう育てていくのか、どこに向かっていくのか。注意深く、しかも大胆に、夢にチャレンジしなければならない。

過去にとらわれた瀕死の老人が大切にしていたブランドなど、邪魔者であって、何の役にも立たない。
新しい人生に向かって夢を描く。手足を自由に動かしてみよう。
先代の「形見」の品は先ず捨てて考える。
自動車産業、道路建設、ダム建設、原子炉、飛行機・・・など、大型の産業は、オジイチャンの古時計だ。

自動車よりも鉄道だ。飛行機より飛行船だ。ダムや原子炉より自然エネルギーだ。
たとえば、現在の既製服やファッション業界は要らなくなる。
ミシンや洗濯機ができて、生活・社会が変わったように
自動製服機」ができれば、ファッションに対する考えや、素材や流通がまったく変わる。
時代が変わるとはそういうことだ。

そういう、新しい時代を見据えた、技術チャレンジをしなければ、次の時代に成長できない。
改良やクオリティーより、「提案」の時代なのだ。


自動製服機:自分でデザインしたり、デザインパターンを入れて、素材を入れればお好みの衣服が出てくる新時代のロボ・ミシン