魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

左右

2007年12月20日 | 星の流れに

占いで「変革が起こる」とは、左派や革新派に変わることではない。
一つの安定状態が変わることを変革・革新と言う。
長期の「革新派」政権が保守派政権に入れ替わることなどは、まさに「変革(革新)」だ。
ただし、時代が革新的であるか保守的であるかは「変革」への「動き」ではなく、単に時代のカラーやムード、傾向のことで、多くの人がそういう気分になる。

12星座の男女宮では、男性星座に惑星が来ると革新的になり、女性星座は保守的な傾向になる。
特に、天王星が男性星座に来ると自由や権利が強調され、女性星座に来ると秩序や義務が強調される。
人も時代も、男性星座は観念的で、女性星座は現実的だ。

現在は天王星が、魚座の女性星座なので、全体には保守的になり、懐古的になり、閉鎖的でナショナリズムなどに走り、異文化や新しい価値を拒否するようになる。
今現在、そういう時世にいると、あまりピント来ないが後になると良く解る。

ただ、天王星が男性星座に入っても、もっと大きな冥王星のような周期のもとにあるときは、後世の歴史時代で見れば、必ずしも革新とはならない。

だいたい、保革とか、左右というものは、理系か文系かのような、無理な線引きで、大正デモクラシーから天王星が一周している間の流行りのようなものだ。84年の周期が終わりソ連が崩壊したことで、そういう分類法は終わっている。