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外部被爆よりも内部被爆についてが問題と松本市長の会見

2011年03月23日 | 東日本大震災
チェルノブイリ原発事故で放射能汚染に晒されたベラルーシで5年半医療活動を行った松本市長の定例記者会見での福島原発事故に関するコメント

松本市長会見前半

松本市長会見後半


以下は市長の発言を抜粋して、まとめたものです。

20Kの避難より30Kの避難。
ヨウ素剤を投与した方が良い。
50Kmの範囲で大気汚染の注意、乳幼児・妊産婦はヨウ素剤の投与で内部被爆を避ける。

3つの点で注意する。

1.マスクをする。
汚染された放射性の降下物、浮遊物が鼻から気道に入り肺に吸収されて血液に入って身体に吸収される。

2.肌は露出してはいけない。
皮膚から吸収されて身体に入ってはいけない。

3.口から入る。

経気道、経皮膚、経口、この3つの経路で身体に取り込まない。

放射性ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなどが体内に取り込まれると大変な事になる。
現在の事ではなく、5年後、10年後、30年後まで注意しなくてはならない。(放射性物質の半減期が30年くらいである為)

チェルノブイリで甲状腺癌が急激に増えたのは5年後だった。
事故前の子供の癌の発症率は100万人に1人か2人だったのが、汚染地では100倍や酷い場合は130倍の発症率になった。

原発汚染地の生産者には申し訳ないが、風評ではなく事実として冷静に聞いてもらいたいが、今の時期は食物摂取を控えてもらいたい。

現在、土壌汚染、水の汚染、食物汚染が既に有り、次は経口的な事実としての被爆で、体内に取り込まないよう注意を促したい。

レントゲンで浴びるといった一時的な外部被爆しか政府では言わないが、体内被曝で沈着して体内から排出されない、放射能沈着それが一番危険である。

大気中にある放射性物質が落ちてきて、葉物などに降下したものを牛や羊が食べ、お乳として放射性物質が濃縮されて出る。そのお乳を人間が飲む。又、家畜が出した濃縮された糞などが土壌を更に汚染する。この食物連鎖の悪循環が繰り返される。

セシウムなどの汚染物質が次には根菜類が根から吸収されていく。特にセシウムなどは消化管から殆どが吸収されてしまう。

5年、10年と将来には悪性の新生物が日本で増えてくる可能性があるので、今から出来るだけ身体に取り込まないように注意するべきである。

ポーランドではチェルノブイリの事故から4日目に放射能の許容レベルとして、100ベクレルパーキログラム以上の食物汚染は摂取しないよう、4歳以下の子供は原則として粉ミルクを飲ませる事。子供や妊娠・授乳中の人には出来るだけ新鮮な葉物の摂取を控える、といった対策をとった。

生産者にとっては非常に気の毒ではあるが、これから生まれてくる子供や小さい子供に対して、この場合は政府が最大限に保証して、汚染が収まるまで注意するべきである。

1987年、ヨーロッパなどでは食品の放射能の安全許容量がネイチャーという雑誌において書かれていた。
乳製品(バター・ミルク・チーズ・アイスクリーム)はセシウム1000、ヨウ素が500、ストロンチウム500、プルトニウム20ベクレルパーキログラム。
乳製品以外の食品としてセシウム1250、ヨウ素3000、ストロンチウム3000、プトニウム80。
飲料水がセシウム800、ヨウ素400、ストロンチウム400、プロトニウム10。
家畜の飼料がセシウム1500、といった基準が設けてある。

チェルノブイリの場合にはホットスポットといって雨や雪などで重点的に放射性物質が落ちてくる場合があるので、そういった場所の食物は汚染されてしまう。今回の日本の場合では茨城がなぜ高濃度に汚染されているのかといった事は、このホットスポットによるものである。

政府の記者会見ではほうれん草を大量に摂取しなければ安心、といった事は外部被爆についてであって、内部被爆ではない事を注意して欲しい。
ジャンル:
東日本大震災
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