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『カノジョは嘘を愛しすぎてる』 (2013) / 日本

2014-01-24 | 邦画(か行・さ行)


監督: 小泉徳宏
出演: 佐藤健 、三浦翔平 、窪田正孝 、水田航生 、浅香航大 、大原櫻子 、吉沢亮 、森永悠希 、谷村美月 、相武紗季 、反町隆史

『カノジョは嘘を愛しすぎてる』公式サイトはこちら。


23歳の若さでサウンドクリエイターとして活躍する秋は、かつて自分が所属していた人気バンド「CRUDE PLAY」に楽曲提供を続けながらも、ビジネスとしての音楽の世界に嫌気がさしていた。そんなある日、秋は気まぐれで声をかけた「CRUDE PLAY」ファンの女子高生・理子と付き合うことになる。しかし、理子は天性の歌声の持ち主で、その才能を見込んだ敏腕プロデューサーにより、3人組バンド「MUSH&Co.」としてデビューすることになるが……。(映画.comより)


「「僕は妹に恋をする」「僕の初恋をキミに捧ぐ」の青木琴美による同名人気コミックを、佐藤健主演で実写映画化」ということで、イケメンくんも勢揃いで、女子が大挙して押し寄せそうな作品ではありましたが、特にお目当てさんもいないんですけど何となく鑑賞。小泉徳宏監督作品は『FLOWERS』は結構好きでしたし。関連作も含めて原作未読です。


そもそも音楽映画なので、肝心の音楽シーンがちゃんとしてないと話にならないと常々思っているのですが、まず大原理子さんがしっかり歌ってるところが高得点。
佐藤くん&音楽映画で真っ先に思い浮かぶのは『BECK』ですが、これってラストに佐藤くんの歌唱シーンで音なしにして、結果ものすごい失敗に終わっていたのが記憶にも鮮やかなんですが、やっぱりここは歌を入れてほしかったし、何人も驚くという設定ならそれにふさわしい人をキャスティングすべきでした。そんな『BECK』での大失敗を踏まえた上での大原さん起用が成功している。歌唱シーンがとても多いし、ストーリー的にも歌唱力が全てと言っても過言ではないので、きちんと納得できるレベルで歌唱ができる人じゃないとまず本作のヒロインは務まらなかっただろう。オーディションでの大原さんの雰囲気もピッタリだったということなので、これは重要なポイント。

いかにもマンガなのー? なーんて見始めたはいいんですけど、なかなかどうしてしっかりしてるんじゃないかというのが全体の印象。
2人の出会い、嘘から始まった恋、スターダムとの葛藤。しかしその嘘に耐えられずに真実を打ち明けた後の思わぬ願望。
好きだから一緒にいたい、けれど好きだからこそ、好きな人の夢を応援してあげたい気持ちの板挟み。家業を手伝っていた理子の目の前に開けてきた世界、そこでの出来事は彼女にとっては急激すぎもしたし戸惑いもあったけど、秋との出会いがあって彼女はまた1つ大人になっていくことができるのでしょう。そこのところがきちっと描かれていたのはよかった。

また秋を取り巻く世界の息苦しさもとても微妙なところ。正義感の強さゆえに日陰の存在でありたかった秋が、理子と出会ったことで自分の世界を作りたくなるのもとても自然なこと。しかしそこにも既に心也という先客が・・・ などと障害が多い恋の設定はまさに漫画的ではあるのだけど、ヒロインを取り合うのも定石だし、この場合は美青年と可愛らしくて才能あるコという組み合わせだからしっくりくる。

秋は秋で自分の境遇が行き詰っていることがわかってたからこその選択をしたのだろうし、そこを黙って見つめてあげられる理子も控えめで。待っててほしいというセリフはなかった(ように記憶してます)けど、それでも何となくこのカップルの今後が予測できそうな気がする。一回り二回り成長して、そしてそこから始まる物語という感じで、もしかしたら次回作ができるのかもしれませんがどうでしょう。こういう感じなら作ってほしいかなとも思うんだけど、でもここですっきりとおしまいにしてもいいような気もします。いずれにしても続編あったら観てみたいと思わせる要素はある理由は、予想以上にちゃんと映画ができているからでしょう。音楽映画のポイントをはずしてないです。


★★★☆ 3.5/5点






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