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観たい映画だけしか観てません。今忙しいんでいろいろ放置

『アイアンマン3』 (2013) / アメリカ

2013-04-26 | 洋画(あ行)


原題: IRON MAN 3
監督: シェーン・ブラック
出演: ロバート・ダウニー・Jr. 、グウィネス・パルトロウ 、ドン・チードル 、ガイ・ピアース 、レベッカ・ホール 、ステファニー・ショスタク 、ジェームズ・バッジ・デール 、ジョン・ファヴロー 、ベン・キングズレー

映画『アイアンマン3』公式サイトはこちら。


はい、公開日に行きたくて行ってまいりました。もう私にとってアイアンマンシリーズは「祭り」なんですよー。公開日に行かないとかあり得ません!行かなかったらみんなのネタばれ読まされますんでそれはちょっとカンベンなのです。

MARVEL関連 愛しの過去記事たち ↓
『インクレディブル・ハルク』
『アイアンマン』
『アイアンマン』<ジャパン・プレミア>
『アイアンマン2』
『キャプテン・アメリカ』
『アベンジャーズ』
(『マイティ・ソー』はDVD鑑賞につき記事なし)

今回、この3の一般向け試写だのプレミアだのって一切なかったように思うんですがそれで正しいでしょうか? 2の時にキャストが誰も来日しなくて(できなくて?)盛り上がらなかった思い出があるのですが、今回たぶん誰も来ないよねえ・・・ と皆で先日噂していたのが当たりました。まあ、来れなくても日本では盛り上がると思いますので心配ないけど(来てくれたらもっと盛り上がるんだけどね)
というか今回はジョン・ファヴロー氏は監督降板してるのですね。理由はこちらに書いてあるけど、揉めた訳じゃなくて一安心。今回もちょこっと出てます。
そして3のシェーン・ブラック監督って?と調べたら、『キスキス,バンバン』の監督だったんですね。ここでロバートと共演してるってこともあって今回のオファーなのかもしれません。監督バトンタッチするには、気心知れた方がいいんだろうし。


ということでこの先、ネタばれあるかもしれませんのでお読みになる方はお気をつけて!
写真は『アイアンマン3』入場者プレゼントのクリアファイル。表と裏で絵柄が違います。やったー。

 






<あらすじ>
人類滅亡の危機をかろうじて回避した“アベンジャーズ”の戦いから1年。合衆国政府は、未曾有の危機に際してヒーローという“個人”の力に頼ることを危惧していた。一方、億万長者にして天才発明家のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)は、悪夢にうなされながらまだ見ぬ敵の影に脅え、何かに憑かれたかのように新型アイアンマンスーツを次々と開発する。そんなある日、心身ともに極限まで追いつめられたトニーは、正体不明の敵“マンダリン”による襲撃を受け、これまで彼を守ってきた世界から放り出されてしまう。全てを失った彼だったが、大切な者たちを守りたいという強い信念から、トニー・スターク=アイアンマンは最後にして最大の戦いに挑むことを決意する……。
(Movie Walkerより)

アベンジャーズの戦いは確かに激しかった訳で、でもあくまでもトニーは人間カテゴリだから、そこからさらにメンタル病んでもしょうがない。というかあれだけの役職や仕事抱えていつもいつもハイテンションでいられるわけもないと思うし。フラッシュバックに襲われる感覚というか、ここにきて初めて「人間らしい」面が出てきたように思う。アイアンマンの正体が分かっている以上、そこにいつも彼はいるけど彼だってただの人間に過ぎない。不死身だとか鋼鉄の心を持つ訳ではないから。

何と言っても原作がコミックなので、前作まではさほど気にならなかった点が、今回はとことん破壊しつくされることによって一気に現実味を帯びて来ている。例えばトニーの住居の破壊、これは彼の総力を集めたもので、前作までならいつの間にか劇中で再建されちゃうような扱いでしかないのだろうけど、今回は瓦礫処理の様子などを描くことによって、現実だったら当然修復困難レベルにあることを分からせている。スーツがどうして自動的にやってくる?とか飛行原理だとかはもうお約束なので「そういうことだから、そうなる」ってところは崩さないけど、それ以外の部分で非常に現実的な面を打ち出している。

今回ある意味異色だったのはベン・キングズレー。あらこんなところに~と思いつつも何かお茶目でとっても微笑ましい彼の出番。よくこれ出演したなと思いますよ。
ガイ・ピアースとレベッカ・ホールの両名はもう完全に「残念な役」フラグが立っちゃってるんですね。こういう役が多いからしょうがないのかな。ガイピーなんて悪役の方が多いくらいだし・・・。
ガイピーたちが使ってた、あのオレンジ色の熱いの(名前が分かりません!)って、もう出てこないのかな。どこかで見たような気もする技なんですけどね(笑)
今回はトニーの人間臭さがあふれていて、そしてペッパーも危機に見舞われて・・・ という展開、その中でアイアンマンを作ったりアイアンマンそのものになる目的も自分自身に問い質したり、「アイアンマンであることの苦悩」が色濃く出ていたように思う。そしてたっぷりのエンドロール後の予告はまだまだMARVELが勢いの衰えを知らないところを見せ付けてくれる。来年以降の関連作品も楽しみです。


★★★★ 4/5点





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10 Comments

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早々に観てたんですねー! (ボー)
2013-04-28 07:56:23
あのパワー、エクストリミスとかいって、wikiで読むと、今回だいぶ脚色されていますが。
レベッカちゃんを○○するガイピー野郎は許せません!(役柄上)
アベンジャーズの戦い後なら、パニック障害にもなるよ、って。他のメンバーはどうなんでしょうね。
ボーさん (rose_chocolat)
2013-04-30 08:52:33
>エクストリミス
ああそうそうそんな名前。でもどっかでもこういうの見たような気がするんですよね。

ガイピー、ああいうイメージになっちゃってるんでしょうかね。。
祭り~~~♪ (マリー)
2013-04-30 22:03:11
こんばんは~~♪
私は今回のガイピーはお気に入り~。あの粘着質な神経質そうな、いや~な感じは彼ならでは!(褒めてます 笑)
だって、最近観たのって「ロックアウト」「プロメテウス」・・・プロメテウスなんて、誰が誰やらわかんなかった・・・

ベン・キングスレーもよかったですよね~。
彼には驚いた!まさかの小物っぷり。あの豹変ぶりには笑った~。

とにかくロバダウさんの本領発揮~。
イキイキと演じる彼をずっと見ていたい。。。アベンジャーズではどういう展開になるかな?
飛んでくるスーツを越える?
楽しみで~す。
こんばんわ (にゃむばなな)
2013-04-30 22:20:13
今後ソーやキャプテン・アメリカの続編が次々と公開されますが、恐らく全ての作品でEDロール後にオマケをつけてくるでしょうね。
もしその全てでブルース・バナーが聞き役になっていたら最高に笑えるんですけどね~。
さてどうなることやら。
なんか、乗せられた感じ (ituka)
2013-04-30 23:22:09
日本経済に明るい兆しと言われてる今日この頃ですが
映画もこういう感じのをバンバンやってくれると、なんか浮き浮きするような感覚になってくるから不思議(笑)

マーベルコミックのヒーロー物は周りが明るくなるから好きです。
マリーさん (rose_chocolat)
2013-05-01 19:56:20
ここのガイピー好きなんですか? それはあんまり聞かないご意見・・・ 笑

>ベン・キングスレー
彼にMVPをあげたいくらいだよね。元々好きな俳優さんなんですけど。
このシリーズはお気楽と言っちゃなんですが、文句なしに楽しいのよね。それがいいよ。
にゃむばななさん (rose_chocolat)
2013-05-01 19:58:57
>全ての作品でEDロール後にオマケをつけてくるでしょう
あー、それはもうお約束ですね。
ピクサーの本編前のショートくらい鉄板のおまけでしょ!
itukaさん (rose_chocolat)
2013-05-01 20:00:21
>マーベルコミックのヒーロー物は周りが明るくなるから好きです
うん、そうだよね。
「映画観たねーー!」って気分にさせてくれます。そこがよいよ。
だから公開日に観に行きたいって思わせてくれるし、続編だって好きになっちゃいます。
こんばんは~☆ (kira)
2013-05-02 20:24:44
愉しかった度は、シリーズ一番になったかもです♪

少年の日のヒーロー願望を満たしてくれる、
王道の展開で、
挫折~恋人の危機を救うとか、少年との触れ合いとか
画的にもわくわくでした~
kiraさん (rose_chocolat)
2013-05-04 07:40:40
>愉しかった度は、シリーズ一番
そうなんですか?
私はやっぱり1かなー。
あのワクワク感はどうしても1じゃないと出せないのかも。
2とか3になってくると、その次が求められちゃうので、どうしてもハードル上がりますね。

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