皆様、こんにちは。
ラボスタッフのHN:あおいです。
今回は、「人工授精」の妊娠率についてお話します。
「人工授精」とは、精子を直接子宮内に注入する方法です。
タイミング治療ですと、
精子は膣から子宮に向けて精子自身の力で進んで行きます。
子宮と膣の間にある“頚管”という部分で、
全ての精子が止まってしまう事があります。
その場合、
精子は子宮内、さらにその先の卵管まで進む事が出来ないので、
卵子と出会って受精する事ができない=妊娠には至りません。
「人工授精」ですと、
子宮内に直接精子を届けてあげる事が出来るので、
膣から精子が子宮内に進めない状況を防ぐ事が出来ます。
細くて柔らかいシリコンチューブを使いますので、
痛みは殆どありません。
タイミング治療の妊娠率は、約3~5%です。
当院の人工授精の妊娠率は、約10%強ですので、
タイミング治療の約2倍の妊娠率があると考えられます。
ただし、
キャッチアップ障害(卵子が卵管采に取り込まれない)がある場合は、
「人工授精」ではなく「体外受精」の適用となります。
「人工授精」を数周期行ってもなかなか妊娠されない場合は、
卵子の老化やキャッチアップ障害などが考えられます。
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