とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

こんにちは!院長の徳岡です

2015年08月07日 | 院長から

皆様 こんにちは!

院長の徳岡です。


卵子や精子などの生殖細胞は、
体内の多くの細胞(体細胞)と違い、
染色体の数を半分にする減数分裂(成熟分裂)を行います。

その後、
受精により、親とは全く別の染色体を持つ新たな生命(子)が宿るのです。

この減数分裂の過程で、エラーが起こる事が多く、
女性の場合、年齢が高くなるについれてエラーを起こし易く、
染色体異常の数を有する卵子を排卵する確率が高くなるのです。

皆さんは、
染色体異常と聞くと、ダウン症を思い浮かべる方が多いようです。
ダウン症は、21番染色体が3本あるという異常ですが、
卵子由来が四分の三を占め、女性の年齢の関与がとても重要な例です。

しかしながら、染色体異常は、21番染色体以外にも、
13番や18番、22番や性染色体でも、高頻度に起こる事が判明しています。

また、染色体の数的以上を持った卵子や受精卵(胚)は、
多くが着床(妊娠)しない、あるいは流産に終わってしまうので、
出生児における染色体異常の割合は、わずか0,4%に減じるのです。

これらの事実から、いかに若い年齢で、妊娠を目指していく事が大切か、
あるいは年齢が高いのであれば、
いかに妊娠率が高い治療法を選択する事が大切なのかを、
是非とも考えて頂きたいと思っております。


今年の夏も暑いですが、
どうぞ体調管理を徹底して、楽しい夏をお過ごし下さい。
院長の徳岡でした。





 スタッフが綴るアメーバブログ ↓


こちらも是非、ご覧下さいませね。





とくおかレディースクリニック






コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 子宝メッセージ 平成27年... | トップ | 事務長職についての話 »
最新の画像もっと見る

院長から」カテゴリの最新記事