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【参院選】自民ダメ、民主ダメ・・・ならばどうする?

2007年07月02日 03時53分59秒 | 社会と教育
  ●「自民党は野党よりましだ」と思っている人々へという記事の続きです。

  さて、前編では、自民党も民主党もグローバリストと親和性があり、どちらに勝たせても危険であるということを申し上げました。そのうえで、参議院選挙でどのように投票すればよいのか、私の考えを述べさせていただきます。

  なお、予め断っておきますが、私の考えを初めから理解しようとしなかったり、建設的な姿勢の窺えないコメント(例:○○党みたいな売国政党を支持するなんて信じられない)には一切お答えしません。私は、そういう方に考えを変えていただこうなどと僭越な考えは持っていません。悪しからずご了承下さい。

  まず、重要なことは、今回の選挙に限らず「選挙というのは最善を目指すより、最悪を避けることを考えなければならない」ということです。

  これは私のオリジナルの言葉ではなく、コメントを頂いた早雲さんのおっしゃったことです。しかし、非常に重要な意味を持っていると思うので、あえて取り上げさせていただきました。

  最善を目指してしまうと、困った事態を招く可能性があります。それは、理想として掲げているもの(最善)だけに目を奪われて、それ以外の側面を見ようとしなくなることです。
  安倍首相はいろいろ美しい理念を掲げて、手垢の付いた戦後体制を脱却しようとブチ上げました。もちろん、それを支持する人は結構いたわけで、私もまあ消極的に支持した過去があるくらいです。
  しかし、その理念を実現したいと思う余り、その政治家の負の側面に全く目を向けなくなってしまうのはどうかと思うのです。日本が毅然とした国になるために、憲法をなんとしても改正してほしい。だから、経済問題は目をつむろう、どうせ数字や専門用語が多くて自分にはよくわからないし・・・というのは、有権者として好ましい姿勢とはどうしても思えません。
  わからないだけならまだいいのですが、地方と都会の格差だの、非正規雇用の増大だのを話題にした人間に対して牽強付会で反論したあげく、「おまえは社会主義者だ」「安倍さんを批判して、北朝鮮の工作員か」などと罵倒し始めたらもうおしまいです。

  そうして、安倍首相は非正規雇用ばかりの若者に希望を与える策も打ち出せず、年金問題では行政責任者として泥縄の対応に終始しました。結局、支持を失って、憲法改正からも遠ざかってしまっているのです。そうなる前に、支持者の方たちは、首相に対して、愛の鞭を加えておくべきだったのではありませんか。

  最善の政治を思い描くことと、現実にいる政治家を「理想の政治家だ」と信じて疑わないことは全く別の問題です。批判を受けない政治家にとっても、彼に無批判な国民にとっても、いい結果は生みません。

  今は安倍首相の話をしましたが、もちろん、同じことは民主党にも言えるわけです。「共生」社会の理念に共感して民主党を支持し続けたら、いつの間にか中国が作らせた「強制」収容所にブチ込まれていたというのでは話になりません。

  そして、このブログが避けなければならないとする「最悪」というのは、

  「安倍政権が国民の信任を受け、グローバリストの暴走に歯止めがかからなくなること」

  です。理由は、前回の記事に書いたので割愛します。

  しかし、だからといって、

「民主党が本格的に政権を運営する立場に就く」

  というのも、避けなくてはいけませんです。そうなれば間違いなく、中国との一体化が進められてしまうからです。グローバリストも、彼らの利益を極大化する政策(たとえば中国とのEPAや、外国人労働者の解禁)については、積極的に民主党政権を支援するはずです。
  そうだとすれば、参院選に限らず、最も遅くて2009年にある衆議院選挙でも、考えなくてはいけないのは、「その時の政権与党(=グローバリストの道具)に独走させないこと」に尽きると言えるでしょう。矢継ぎ早にデフレ推進や対外進出促進の法案を通されないためです。国民経済を守るには、これしかありません。

  そして、今回の参院選の投票の仕方としては、こんな感じでいいと思われます。

(1)鳥取のような一人区では、民主党に投票する

(2)東京のような複数改選の選挙区では、
  「国民新党」か「共産党」に投票する。
  (改選人数が二人なら、民主でもよい。)

(3)比例区は、第一に「維新政党新風」、
  第二に「国民新党」「共産党」のどちらかに投票する

(4)「自民党」「公明党」「社民党」には絶対に投票しない  

  (1)は、自民党の独走を押さえるという意味合いです。特に、東アジア共同体の成立を前提としている安倍内閣の「アジア・ゲートウェイ構想」は、絶対にお流れにしなくてはいけません。
  「中国朝鮮でないアジアと結びつくならいいじゃないか」などという問題ではありません。それで済むなら、なぜ日本企業はベトナムではなく中国にばかり進出するのでしょうか。たとえばフィリピンで足りなくなったら、絶対に中国も入れようという話になります。利益を極大化するグローバリストの習性を忘れてはいけません。

  (2)で、本当は新風を挙げたいところですが、涙を呑んでこの二つの政党を挙げます。

  「国民新党」は、旧来の自民党の土木利権と結びついている政治家が多く在籍しています。しかし、「累進課税の強化」という、グローバリストにとって一番痛い政策を掲げている(ということは、グローバリスト寄りの政策にはことごとく反対する)ところは評価に値します。外国のファンドによる企業買収にも否定的(●こちらのリンクを参照)です。
  なにより、彼らは「利権政治家」であり、利権の種になる地方経済を決定的に破壊してしまうような暴挙までは犯せません。そんなことをしたら、自分も終わってしまうからです。

  グローバリストが平気で地方社会の破壊に走るのは、シャープ亀山工場の事例や、日立の茂原工場の事例などで明らかです(●こちらのリンクを参照)。
  この二つの企業は、誘致活動で税金の投入を受けながら、地元での正規雇用をほとんどしない、それどころか減らすような真似に出ました。シャープの株主の30%、日立に至っては40%が外国人投資家です。こういう連中が「株主利益の最大化」「国際競争力の強化」と称して、極端な合理化を進めさせているというわけです。

  もちろん、国民新党がそういう動きを阻止、是正しようとしないのなら、次の衆議院選挙では投票してはなりません。

 「共産党」ですが、私ははっきり言ってこの政党が嫌いです。彼らの支持母体である全教(全日本教職員組合)が、教育現場でろくなことをしていないのは、国立市の教育の惨状を見れば明らかだからです。
  しかし、「蔑視」はしていません。雇用や労働問題、行きすぎた規制緩和に対しては、それなりに筋の通ったことを主張しているからです。

  たとえば、以下のリンクに興味深い記事が出ています。

【奥谷禮子】郵政民営化を食い物にする蛆虫【バカ社長】
http://drmccoy.blog39.fc2.com/blog-entry-64.html#more

--------以下引用--------
 人材派遣会社「ザ・アール」の奥谷禮子社長が郵政民営化後の持ち株会社、「日本郵政株式会社」の社外取締役という公職につきながら、「ザ・アール」が日本郵政公社の仕事をこの四年間で七億円近くも受注しているという関係がわかりました。

 これは、日本共産党の吉井英勝衆院議員の資料要求に対して、日本郵政公社が「ザ・アール」との契約実績を明らかにしたもの。

 それによると、「ザ・アール」は、二〇〇三年四月一日からことしの二月二十三日までの間、日本郵政公社との間で三十五件、約六億八千三百六十万円にのぼる契約をしています。
--------引用以上--------

  これって、立派な自己取引ですね。会社から損害賠償請求されて当然の事例です。しかも、郵政公社というのはまだ公営企業なのですから(こういうときだけ「郵政事業は単体で黒字だから」などと言う人は、じゃあなんで郵政民営化に賛成したんだ!!)、収賄に限りなく近い事案だといえます。

  国政調査権や委員会質問というのは、こういうことのために使うのです。

  なぜ、こんな薄汚い真似を、格好の「小泉カイカク」に対する攻撃材料を、他の野党は使わないのでしょうか。特に、民主党は一体何をやっているんでしょうか!?歳費を返せ、と言いたくなります。

  こういう「ほじくり返し」が増えれば、そのうちマスコミも取り上げざるを得なくなります。取り上げなければ、今度はネットの世界で「マスコミは党首討論に変なカットを入れてるんじゃないのか」と指弾されます(それすらなかったら、もうネットの力で・・・云々など何も期待できない)。
  このよううに、グローバリストによる日本暴走を防ぐには、共産党のような偏向政党でも役に立つのです。
  
  じゃあ、「社会民主党」はダメなの?という人がいるかもしれません。絶対ダメです。
  この政党について、不思議に思うことがありませんか?それは、「議員の数が少ないのに、醜聞が異常に多い」(たとえば●幹事長の下半身問題など)ことや、「共産党よりも、発言が格段にメディアに取り上げられたり、某掲示板で叩かれる回数が圧倒的多い」ということです。
  この政党はグローバリストの手下たちをまともに見せたり、雇用問題を取り上げる政治家を反日勢力に見せるためのサクラ役なのです。鋭い委員会質問もなく、安倍首相にブチのめされて終わるだけの党首討論ばかりしているところから、もうやる気もなく、ピエロとしての仕事を甘んじて引き受けようとしているのでしょう。もしかしたら、社会党の頃みたいに、自民党と賭け麻雀をやってわざと負けてもらい、国会対策費用を頂戴しているかもしれません(●こちらのリンクの西山氏の文章を参照)
  こんな政党が議席を増やしたら、グローバリストはかえって喜ぶんじゃないでしょうか。そういえば、民主党もこの党とはやたら選挙協力していますよね・・・。

  (3)について、「維新政党新風」は言うまでもなく一押しの政党です。あえて国民新党と共産党を入れているのは、一応、新風の思想を理解できない方々のためです。

  新風の議員を1議席でも2議席でも国会に送り込めれば、愛国や保守を志す人々は自民党を見限っているという強烈なメッセージになります。まだご覧になっていない方は、是非とも●こちらのビデオ(3本のうちの2本目)を見ていただきたいです。「公明党と創価学会」「部落解放同盟」「在日朝鮮人」「パチンコマネーと北朝鮮のつながり」といった、我が国の政治を決定的に歪めている要因の指摘を、これほどはっきり行った政党が今まであったでしょうか?

  「理想を目指すのはダメなんじゃないの?」と突っ込みたくなる方もいるかもしれませんが、国民の間に瀬戸さんの演説を支持する声があるのだ、という事実を、グローバリストやその犬たちに突きつけなければなりません。既存の政党に対する、最上級の牽制になること間違い無しです。

  では、上のような私が考える絵図に従って選挙が終わったとして、もう一つ大事なことがあります。上の三つの政党、特に新風に期待することと言ってもいいかもしれません。

  それは、「公明党(の閣僚)に対する徹底攻撃」です。

  公明党が二期連続で支配している省庁が、どんな「実績」を挙げているか。簡単に見ただけで空恐ろしくなります。

外国人犯罪を誘引する「公明党」に引導を!
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-621.html

  こちらで言及されている、「韓国人に対する観光ビザ免除の恒久化」を決めたのは、「北側一雄」前・国土交通大臣です。

日中韓でICカード、交通や宿泊で共通利用・導入検討で一致
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20070626AS2M2600K26062007.html

--------以下引用--------
 日中韓の3カ国は26日午前、青島市内のホテルで観光担当相会合を開き、3カ国の観光協力の具体策を盛り込んだ「青島宣言」を採択した。「観光客の利便性を高めるシステム構築について協議を推進する」として、3カ国の公共交通機関などで利用できる共通ICカードシステムの検討を進める方針を示した。
--------引用以上--------

  リンク先で満面の笑みを浮かべているのは、「冬柴鐵三」現・国土交通大臣です。朝鮮や中国と仲良くできるのが本当に嬉しそうですね。

  残念ながら、創価学会の票を当てにしている自民党や、どう考えても中国寄りの民主党には、こういう政策は批判できません。だからこそ、特定の支持団体のない新風が、これらの売国行為を徹底的に批判して行くべきなのです。

  具体的には、小政党の必殺技である「質問主意書」を、集中的に公明党の閣僚に送りつけます。これは、口頭の質問と違って時間的制約がない上に、閣僚には答えなければならない義務があるからです。そして、その答弁書を全てネットにアップします。今更この党が「親日的」になるわけがありませんから、外国人寄りの答弁ばかりしているのが、白日に晒されるというわけです。

  党首討論になったら、国民新党と手を組んで、公明党の閣僚を集中攻撃すべきです。特に、「公明党は自民党といっしょになって格差社会を容認しているのか」「外国人犯罪を助長していないか」というのは、福祉を謳っている政党だけに、かなりダメージになるでしょう。
  そうすることで、自民党内に連立に慎重になろうという意見がでてきやすくはなります。何より、他の党を支持している有権者が、新風を支持するようになるはずです。それを衆議院選や、統一地方選につなげるのです。

  そうやって、自民党にまだ何人か残っている、グローバリストの犬に成りきっていない政治家が動きやすい環境を作っていくことです。その流れに、民主党のまともな政治家たちが合流すれば、本当の意味での政界再編につながります。
  そのためにも、是非、「維新政党新風」が議席を勝ち取らなくてはいけないのです。参議院選挙で、みなさんが賢明な判断を下すことを期待いたします。

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政党を乗り換えるか~ (candragupta)
2007-07-02 10:25:13
ワタクシは実は先の衆議院選挙後、アンチグロバーリズムの立場からとりあえず国民新党の党員になってみました(名前だけですが(;^_^A アセアセ・・・)。
そのときは新風の存在自体が知らなかったもので(;^_^A アセアセ・・・
今、考えてみると、亀井氏の発言に違和感を覚えてたりします。
新風に乗り換えようかな(表現が悪い?)と思う今日この頃です。
ワタクシ、左翼からは右翼と呼ばれ、右翼からは左翼と呼ばれます。
お互い似たもの同士ですね(;^_^A アセアセ・・・

今後のエントリーも楽しみにしております。
ぜひぜひご活躍を!
新風 (しんたろう)
2007-07-02 17:19:31
まったくもって同意。
新風は京都から発生した政党ですよね。
京都に行ったときに駅前で演説をやっていたのを聞き、私も気になりはじめた政党です。
TBです (早雲)
2007-07-02 19:05:20
今必要なのは「国民経済派」政治勢力の確立
http://sun.ap.teacup.com/souun/243.html
グローバリズム(新自由主義)か、国民経済主義か
http://sun.ap.teacup.com/souun/725.html
1人区でも微妙な地域 (Masaya)
2007-07-02 22:06:18
おじゃまします。



1人区なら民主党、ってのはわかります。

しかし自分とこの1人区(沖縄)は「与党相乗りvs野党相乗り」の構図で、しかも野党候補が反基地・反安保の一点張りなだけに困りものです。



比例はもう決まってますけどね。

コメントありがとうございます (ろろ)
2007-07-03 00:10:04
>>candraguptaさん

>左翼からは右翼と呼ばれ、
>右翼からは左翼と呼ばれます。

 まあ私は左翼と呼ばれたことはないようですが、なんとなく気持ちはわかりますね。ちなみに、左の方からは「救いようがない」というダメ出しを食らった経験があります(笑)。
  右に翼が伸びれば大アジア主義になり、左に伸びれば地球市民・・・どっちでもグローバリストには損をしないようになっているのが妙味ですね。おそらく、先進国における左右の対立というのは、重要なことから目を逸らすために作られたものなのではないかという気さえします。

>>しんたろうさん

  新風代表の魚谷氏は京都の神社の神主さんですからね。同和の勢力が強いのに、解放同盟の批判をしているというのは立派です。今度の選挙で、一花咲かせてあげたいですね。
  グローバリストに対抗する最後の与党内勢力であった郵政民営化反対組が自民党を追放された以上、新風のような国民寄りの政党を応援して、バランスを取るしかありません。ぜひ、新風を応援よろしくお願いします。

>>早雲さん

  ありがとうございます。勉強になる記事ばかりです。「国民経済」という視点は、貴君のブログを知るまできちんと考えもしませんでした。内需がどれだけ大切で、デフレというものが何なのかも・・・。
  これからも勉強させて頂きます。

>>Masayaさん

>自分とこの1人区(沖縄)は
>「与党相乗りvs野党相乗り」の構図で、
>しかも野党候補が反基地・反安保の
>一点張りなだけに困りもの

  お気持ちはよくわかります。

  しかし、所詮左翼がいくら騒いでも、「売国」という意味では決定打になりません。なぜなら、左翼には右翼というちゃんとした批判勢力がいるからです。
  ところが、グローバリストにはそういう勢力が「いない」のです。我々が既得権や利権と呼んできたものを持っている人々がそういう役割を果たしていたのですが、2005年の衆院選挙で、自民党内ではほぼ完全に息の根を止められてしまいました。
  だから、私は、最悪の事態を避けるなら、思想信条の面での妥協はある程度仕方がないと割り切っています。
  民主党などという狂った政党に投票を勧めなくてはならないのは、本当に良心がとがめるのです。しかし、そうでもしなければ、グローバリストの暴走を止められません。
  日本人が権益ほしさに海外に出ていって、現地の人々に虐殺されてしまうような、昭和ひとケタ台の頃のような世界になってほしくはありません。だから、アジア進出を狙って布石を打っている現政権は、いったん解体すべきと考えます。
Unknown (のらくろ)
2007-07-03 02:01:51
>重要なことは、今回の選挙に限らず「選挙というのは最善を目指すより、最悪を避けることを考えなければならない」ということです。

私がつくづく思っていたのが、選挙の際の選択は「あれもこれも」と思っているから「支持政党なし」で「棄権」してしまう、もう「あれかこれか」なんだから、「より悪くない(less worseという言葉があるかどうかは知らんが)選択」をしなければならない。参政権を得たということは、結果責任を有権者も問われるということなんであって、大国に恫喝された小国の統治者のような、「一部権利譲渡による和議か、全面戦争による破滅か」という厳しい状況を想定して投票行動に望むべきと考えます。

>日本人が権益ほしさに海外に出ていって、現地の人々に虐殺されてしまうような、昭和ひとケタ台の頃のような世界になってほしくはありません。だから、アジア進出を狙って布石を打っている現政権は、いったん解体すべきと考えます。

私はここでの「海外」、「アジア」は全て「大陸」ということばで置き換えています。AUよりもPU、WPUとコメントし続けるのはそのためです。問題は「台湾がよくて、なぜ中国、朝鮮半島はダメか」との問いですが、私ならば「統治者の親日姿勢か反日姿勢かが全てである」と宣言、「今まで反日姿勢をとっていた国は、それと決別したなら統治者が皇居前で三跪九叩頭し、それを自国内に実況中継せよ、話はそれからだ」とやりますね。これで一番最初に「切れる」のはチャイナとコリアです。きれた時点で在日コリアン、在日チャイニーズ(台湾人除く)は原則国外退去させればよい。

ただし、これは私が無責任な立場で主張していることなので、実際為政者の立場になれば2Fみたいな共産支那の走狗みたいな奴でも使わなければならないので、容易でないのは感覚的にわかる、そういうわけでろろさんの「今は鎖国しかない」は理解しているつもりです。
>>のらくろさん (ろろ)
2007-07-03 02:34:27
>私がつくづく思っていたのが、選挙の際の
>選択は「あれもこれも」と思っているから
>「支持政党なし」で「棄権」してしまう、
>もう「あれかこれか」なんだから、
>「より悪くない(less worseという言葉が
>あるかどうかは知らんが)選択」を
>しなければならない。参政権を得たということは、
>結果責任を有権者も問われるということ

  全くその通りですね。

  残念ながら実情としては、有権者には選ぶ能力も意欲もない場合が多いです。彼らはマスメディアというグローバリストのスピーカー役に踊らされてしまっている場合もあります。
  しかし、年金問題のように、「自分も殺られる」と気づきさえすれば、多少なりとも反作用を起こすこともできるのです。私は、そこに何か、「民主主義=衆愚制」と単純に割り切ることのできない何かを見ます。
  
  民主主義の汚い側面だけをインプットしてしまうと、間違いなく懐疑主義になります。「政治家はみんな信用できない」というやつです。貴君がおっしゃったこととも重なる部分です。
  実は、これが凄く危ないのです。懐疑主義というのは、何かを信じたいという渇望の現れであり、健康な精神状態とは言えません。だから、一度彼らの理想に応えてくれそうな英雄が現れると、今度は批判を一切許さないほど盲信してしまうことがあるからです。
  安倍首相の支持者には、往々にしてこのような傾向が見られます。次は麻生さんの支持者がそういう風になるかもしれません。私は彼は宰相に相応しい器と見ますが、それでも是々非々で行きたいと思っています。

>私はここでの「海外」、「アジア」は全て
>「大陸」ということばで置き換えています。

  その理解で、概ね結構だと思いますが、私は人件費が低く、生産拠点を移動させるに値するとグローバリストが判断するような地域は全て危ないと思っています。
  以前から言っているように、フィリピンやインドネシアで「成功」したら、なぜ「中国」ではダメなのかという議論を、必ずグローバリストが仕掛けてくるということです。そして、近代経済の原則に則る限り、この主張に反論するのは相当に難しいのです。
  中国や朝鮮は反日だから、親日国に限れば大丈夫、と言う人がいますが、それなら中国の一部が(戦前の南京政府のように)親日派の独立国状態になったら、そこには進出していいということになりませんか?グローバリストを嘗めてはいけません。彼らは利益の極大化のためなら何でもするのです。

>そういうわけでろろさんの
>「今は鎖国しかない」は理解しているつもりです。

  今も、近い将来も、未来永劫もある種の鎖国状態は続けるべきです。孔明さんの受け売りですが、「出島」的な場所を作って、出入国を管理するという方式がいいですね。その他、国際線の便数を減らす(特に対中国)、通信回線を一部遮断する、国際交流事業は許可制にする、国際協調主義をベースとした教育は改めるなど、できることはたくさんあります。
  貿易が盛んになることと、国を外国人に開放することとは話が別です。そういう点で、ランドパワー的な部分を捨ててはいけないと思います。
  
新風と平和党の協力 (花ブナ)
2007-07-03 20:07:09
とてもわかりやすく、納得できるエントリーと思います。
(三輪さんのところで散発的になされた指摘が極めてわかりやすいチャートでまとめられているのが素晴らしい)

>涙を呑んでこの二つの政党をあえて推します。
>民主党などという狂った政党に投票を勧めなくてはならないのは、本当に良心がとがめるのです。

以上にろろさんの気持ちがとても表れていると思います。私も同じ気持ちです。
全ては「最悪」を避けるためにどのような選択を行うかということですね。これはリアリズムの理論に基づいた外交戦略上のリスク最小化と同じ思想だと思います。
小国には小国なりの生き残り方というのがあるように、小政党の政策や意見を与党に聞かせるためには、第一党の一人勝ちを許さず、勢力均衡の隙に己の存在をアピールすることだと思います。日本の2大政党(?)がともに腐っている以上、現状ではこの戦略が唯一希望を託せる手段です。

参院選での現実的な対応策としてはろろさんの提示された(1)~(4)に同意いたします。少し前まで私は比例も民主に投票するつもりでしたが、なんとなく昨今の情勢を見るに自民の地盤沈下が早いため、そこまで民主をサポートしなくても良いような気がしてきました。また、以下に示すような(グッド)ニュースが飛び込んできております。

参考:平和党東京都総支部連合会会長・木村重成が言い過ぎます。
「極右評論のせと弘幸氏と協力」
http://blogs.yahoo.co.jp/seitouheiwatou/21595417.html

新風の瀬戸さんが、平和党の「自然主義経済」に賛同しました。さすがお目が高い!(笑)今後はお互いの立場で、協力できるところを協力することになると思います。というわけで比例は新風に投票します。

私は新風の掲げる農本主義は、平和党の自然主義経済を導入して(コストや大企業による市場寡占の問題を克服して)、現実化の可能性が高まるものと思っています。新風と平和党、二者の力を合わせて、現実的で理想的な地方経済の自立と食糧の自給を目指すことはとても良い目標だと思います。

この流れに国民経済派を取り込み、いわゆる中央から脱却を図れば、さらに支持者は増えるでしょう(中央にいらぬゴマをする必要はなく、真に地方のことを考えれば良いわけですから多くの人が楽になるでしょう)。この流れはイデオロギーや体制批判に固まった左翼層よりも、伝統保守の中から生まれてくるのが理想であると私は思っています。一方で、私は「戦後」を否定するあまり、「戦前」すなわち明治以降の理念を日本本来の伝統であるとするような「近代的な保守思想」から新風が脱してくれることを願っています。

保守の方々には、新たな経済システム(地域通貨・減価通貨)に対する懐疑も強いかもしれませんが、これはドイツやオーストリアですでに成功した例があります。

参考:経済の民主化に向けて
「オーストリアで地域経済を復活させた地域通貨」
http://mig76jp.wordpress.com/2006/05/09/
「ドイツのキームガウアー: 地域経済の自律性を取り戻す新通貨」
http://mig76jp.wordpress.com/2006/05/16/

スイスやアメリカでも地域通貨や減価通貨への取り組みが始まっています。マスコミは取り上げませんが、グローバリズムからのスイムアウトがぼちぼち始まっています。

日本でも以前ろろさんが取り上げたように、江戸時代でも地方財政を立て直した賢者や文化があったわけですから、これら海外の例などを梃子に今の日本でもそうした思想をルネッサンスするのが良いと思います。

また鎖国の話ですが、自然主義経済を導入し、食料やエネルギーの自給率を上げることでかなりの程度まで達成できると予想しています(江戸時代に鎖国ができたのも、当時の経済が自然主義経済に近かった、すなわち貨幣だけでなく、米など実物のほうに価値があったからと考えています)。逆に現行の資本主義経済のまま政策として無理に企業の海外進出や連携を禁止するとかなりの副作用があって、そこが怖いと感じます(結果として立場の弱い庶民が犠牲になる)。グローバル化を押しとどめるには、結局「お金」の価値を根本から変える必要があるというのが私(と平和党)の結論です(また、これを真っ先に指摘したのが「モモ」を書いた「ミヒャル・エンデ」であり、「エンデの遺言」という本にまとめられています。興味のある方はぜひご一読を進めます)。

いずれにしても重要なことは、まず一般庶民が、外国からの輸入(食糧・資源・エネルギー・労働力)や外国への輸出(貿易黒字=貨幣的富の輸入)に頼らなくても、安心して生活できる社会を築くということがベースになると思います。日本の技術や伝統、人的パワーをそういう方向に投入すれば、決して無理なことではないと思うのです。貨幣に価値を置く(=コストを最重要視する)、ということが全ての発想や価値を捻じ曲げているのです。

また、「国際協調主義をベースとした教育」については、各国・各地域の環境保全や地域の循環型社会の形成・自立を「知的に支援」することについては推進しても良いと思います(当然、自然主義経済の輸出も含みます)。現在、似たような言葉がグローバリズムの隠れ蓑として使われているのは重々承知です。しかし、貿易による貨幣的富の収奪を前提としなければ、外国の環境破壊や難民化を抑えるという目的で知的支援をしたり、人材を育てたりすることはめぐりめぐって日本の国益になると思います。逆に言えば、グローバリズムの下で海外を支援をしようとするから、(本来の意味での)「なさけはひとのためならず」にならないのです。国際協調の是非については、ここが重要なポイントだと思います。

以上、長文ご容赦ください。
>>花ブナさん (ろろ)
2007-07-04 00:55:09
>全ては「最悪」を避けるためにどのような選択を
>行うかということですね。
>これはリアリズムの理論に基づいた
>外交戦略上のリスク最小化と同じ思想だと
>思います。

  わかっていただけて嬉しいです。

  結局、選挙も外交と同じなんですよね。「善悪」ではなく「リアリズム」で判断しなければならないということです。今の政治状況では、善悪で判断すれば必ずグローバリストにとって都合のいい結果が出る(すなわち、安倍政権の継続)でしょうし、おそらくその構図はどの政権下であっても同じでしょう。

>小国には小国なりの生き残り方というのが
>あるように、小政党の政策や意見を与党に
>聞かせるためには、第一党の一人勝ちを
>許さず、勢力均衡の隙に己の存在をアピール
>することだと思います。

  実は、世界的に見れば、二大政党制というのは少数派です。アメリカ、イギリス、そして日本・・・どうです、過去にグローバリストに食いつぶされ、今また飲み込まれようとしている国ばかりではありませんか。
  フランスだとかドイツだとかトルコのように、連立内閣でやっているところなんていくらでもあるわけです。ところが、我々はアメリカと特定アジアばかり見ているから、二大政党制の民主主義が普通なのかなと思わされてしまうのかもしれません。
  本当に自由主義を目指すには、足の引っ張り合いをさせるしかないんです。自民党に入れれば自由主義になって、民主党に入れると社会主義になる、そんな単純なものではないということです。

>以下に示すような(グッド)ニュース

  いや、これもうカッコ取っちゃって下さいよ(笑)。新風が、まさか自然主義経済に目を付けるとは思いませんでした!
  こんなことを言うと身びいきのように聞こえますが、瀬戸さんの持っている度量の大きさはすごいですね。何で彼が「極右」を自称しなければいけないのか・・・それほど今の政治が歪んでいるということなのでしょうね。

>というわけで比例は新風に投票します。

  非常に心強いです。

>新風の掲げる農本主義は、平和党の
>自然主義経済を導入して(コストや大企業に
>よる市場寡占の問題を克服して)、
>現実化の可能性が高まるものと思っています。
  
  新風が目指す真の保守主義を考えたとき、一番の弱点は「保守」すなわち、近代が始まる前までの、人と土地(環境や自然と言ってもいい)が結びついた状態を取り戻す思想を実現するための経済理論がなかったことでした。新風は以前から政府紙幣の発行を謳っていましたが、これをやったらケネディみたいにグローバリストに殺されます。
  そこに平和党の「減価する地域通貨」が加われば、鬼に金棒です。まさに、欠けていたラスト・ピースが自然主義経済だったのかもしれません。
  あとは、「平和」というネーミングに反応する朝鮮人みたいなファナティックが出てこないことを祈りますね。いるんだよなぁ、すっごい危なそうな人・・・。

>一方で、私は「戦後」を否定するあまり、
>「戦前」すなわち明治以降の理念を
>日本本来の伝統であるとするような
>「近代的な保守思想」から新風が脱して
>くれることを願っています。

  これは、私も思いますね。実際のところ、明治こそ終わりの始まり、我が国に売国勢力が誕生したきっかけだからです。孔明さんの一連の論考と、「三輪のレッドアラート」での連載に記事についているコメントの議論が参考になります。
  もっとも、靖国に関しては仕方がないと思います。私も入り口に大村益次郎の像が飾ってあることに抵抗を感じていますが、我が国のために死んだ人々が祀られているのもあそこしかないわけですから・・・。

  最後ですが、私が鎖国めいた話をするのは、日本人の性格を考えてなんです。日本人は権益を守るために他国民を洗脳したり、騙したり、必要に応じて虐殺したりするのが苦手です。無理にそんな真似をするくらいなら、内にこもって、限られた覗き窓から外国人とコミュニケーションするべきだと思うのです。
  また、対外的には日本はシーパワーなので、やはり陸上権益の維持に大きなハンデを抱えています。アメリカがイラクで陥ったように、そして我が国が満州国以降ドツボにはまったように、シーパワーの国が大陸権益を守ろうとすると、国内のシステムまで攻撃的、非人間的に変容してしまうのです。それは、日本のためにも、世界のためにもならない。花ブナさんの言葉を借りれば、「ハードランディング」するしかなくなってしまうのです。

  そんな惨状を避けるための鎖国論だということを、みなさんには理解して頂きたいですね。
TBです (早雲)
2007-07-04 02:03:13
おすすめです。
新世界通貨
http://sun.ap.teacup.com/souun/189.html


ついでにこちらも。
二極化というより三極化の厳しい世界
http://sun.ap.teacup.com/souun/452.html
資本-国家-民族
http://sun.ap.teacup.com/souun/630.html
>>早雲さん (ろろ)
2007-07-04 02:14:29
  いやはやもう・・・文句の付けようのないお話ですね。

  大学の経済学の講義をたらたら1年間聞かされるより、『晴耕雨読』を毎日読んだ方が現実ときちんと向き合えるように思えてきました。
  あ、事後報告ですが、左側のリンクに貴ブログを追加させていただきました。今後ともご指導よろしくお願いします。
民主は無理 (rx)
2007-07-04 06:55:54
可能なら各議員候補の立ち位置を調べ、勝てる候補に投票するべきです。投票予定リストの結果どの程度のリスト内候補が当選するかも計算できれば説得力が出ると思います。

レッドリスト
カンカン、エダー、紅い傭兵、全信者、最中と愉快な仲間達

個人的にはグローバルより特亜好き売国に重点をおきます。村山政権はもう要りません。
追加 (rx)
2007-07-04 07:10:19
最悪は中華の一部で虐殺対象
時点はもう一度不利な大戦争

あと、宗教政党と攻撃するべきでは。
>>rxさん (ろろ)
2007-07-04 13:12:19
>個人的にはグローバルより特亜好き売国に
>重点をおきます。

  当ブログは投票を強要するブログではないので、どうぞご自分の判断に従ってご投票下さい
TBです (早雲)
2007-07-04 23:19:24
リンクに加えていただきありがとうございます。

このあたりも参考になるかと思います。

「利潤なき経済社会」の“経済論理http://sun.ap.teacup.com/souun/168.html
>>早雲さん (ろろ)
2007-07-04 23:57:46
  TBありがとうございます。

  花ブナ氏のおっしゃる「自然主義経済」と根本で相通ずるものを感じます。あっしら氏がおっしゃりたいことは、すなわち「金のために人が働く」世の中から、「人のために金が回る」世の中への転換ということでしょうか。
  貨幣の性格がバーチャルであり、経済学が抽象化されたモデルケースをリアルの世界に当てはめる「虚学」だということを考えれば、その気になれば明日にでもできる考え方の変更でしょうね。
>>ろろさん (花ブナ)
2007-07-05 01:35:26
>これもうカッコ取っちゃって下さいよ(笑)。

そうですね、取りましょう。これはグッドニュースです。

>欠けていたラスト・ピース

ラストピースであり、エッセンシャルピースであると思っています。
平和党はたぶん色んな人々のエッセンシャルピースを持っています(笑)

>あとは、「平和」というネーミングに反応する朝鮮人みたいなファナティックが出てこないことを祈りますね。いるんだよなぁ、すっごい危なそうな人・・・。

これは、平和党としてはもう何度も経験しているようです。しかし、その都度、平和党が既存の右派左派や保守・リベラルなどの立場に全く拘らない立場から、それら2元論から生じる相克=善悪中毒を包んで超える方向で活動していることを丁寧に述べています。

「集団的自衛権の問題」
http://blogs.yahoo.co.jp/seitouheiwatou/19550886.html
「日本人を忘れた日本人と自称保守 」http://blogs.yahoo.co.jp/seitouheiwatou/19285847.html

もともと政治・経済のメカニズムも本来2元論で語れるようなものではないのです(むしろ問題の根本は「そう思いこまされている」部分)。だから現時点で「平和」というネーミングが右派・左派の一部の人に特定の反応を起こすことは、かえってそうした人々に再度根本を考え直してもらう良いきっかけかもしれないと思っています。

ちなみに極右評論で紹介されている2ちゃんねるでのコメントは平和党をあまり理解していない人のコメントだと思います。あのコメントは既存の2元論的な考え(保守vsリベラル)を超えていません。また、自然主義経済をケインズ主義と言っているのも間違いです。マイナス利子の大本はセルビオ・ゲゼルの提唱であり、まさにケインズに欠けていたエッセンシャル・ピースとなるものです。ケインズは晩年になってゲゼルの理論の本質を理解したといわれています。ケインズが1944年の国際通貨制度改革でホワイト案に負けて実現できなかった「バンコール」のような世界通貨とマイナス利子の地域通貨をバランスさせることができれば理想の経済システムになると思います。

おそらく世界の「奥の院」は「ポスト・ドル機軸体制」へ向けての準備を進めていると感じます(そしてそれが故に分裂している可能性がある)。マイナス利子の地域通貨というのは、地域の「生産力」や「生産性のある土地」を担保にした究極のセーフティーネットです。これが形成されないうちにポスト・ドル機軸体制=新国際通貨への切り替えや急進的なエネルギー・食料の貿易制限が行われると、日本は大きな打撃を食らいます。よって早雲さんの紹介された「新世界通貨」で語られている通り、現行の経済下でも、何とか将来の担保となる「国内の生産基盤」「技術」「生産性の高い国土=環境」を維持しておかねばなりません。この状況において手段や表面上の思想を争うことは賢明ではありません。だから平和党は、上記の目的を遂行するためには、左右のどんな人々とも連携するでしょう。

また、世界の賢明な人々の中には、日本が上記のような流れの中で没落することはけっして世界のためにもならないと考える人がいると思います。日本はそういう人々に向けて自らの利点(ポスト近代を楽しく生きるための術や発想)をアピールすることも重要です。その対象にはいわゆる「ユダヤ」や「シーパワー諸国」も入るでしょう。この辺りはまさにあっしらさんの言葉「日本の心性で“彼ら”の精神的基盤を全面的に受け入れ、日本の智恵で“彼ら”の智恵を超えるものを紡ぎ出せば状況が変わるはずです。(“彼ら”の心性を拒絶することからはそこに到達できないと思っています)」に集約されると思います。明治期に「終わりの始まり」が始動したとしても、日本がここまでやってこられた背景には、単なる従英米ではなく、まさに命がけで上記の命題を担った人々がいたからだと思います(孔明さんの言うように、おそらく昭和天皇はその一人)。

本来こうしたことは、まさに「国家のエリート」が担うべき領分ですが、いまの日本で「エリート」の活躍は期待できませんから、これを庶民の力で成し遂げねばならないと考えています(このあたりは江田島孔明さんもおそらく同じ考えだと想像します)。

>私が鎖国めいた話をするのは、日本人の性格を考えてなんです。

この点は私も同意します。先に私が語った「国際協調」というのは、まさに理想論に近いところでの話です。具体的な成長のステップに基づかない理想をあせって求めることは身の破滅を呼びます。まずは自然主義経済で地域のセーフティネットとゆるやかな鎖国が完成したのち、「国際(地域間)協調」や「新世界通貨」の導入が推進されるという流れが望ましいです。タイミングや状況を読み間違うと「ハードランディング」になるのはご指摘の通りです。いずれにしてもここはステップ・バイ・ステップが重要なのですが、世界の状況がそれを待っていてくれるかどうかが問題です。例の「連山」の言動にしばしばあせりが見える一因がそこにあると思います(その他にどうでも良い理由もありそうですけど)。しかし、地道にやるべきことは地道にやるしかないでしょう。

(私にもやるべきことはあるのですが、実家の母が入院するなど最近公私とも厳しいことが多い・・・)

>花ブナ氏のおっしゃる「自然主義経済」と根本で相通ずるものを感じます。

そう思います。「利潤なき経済社会」を見たときは、結構ショックを受けましたが、本質を突いていると思いました。私が経済を考えはじめるようになったエポックメーキング的なエントリーです。で、「自然主義経済」では、それをもっと簡単に誰でもわかるように伝えたいと思っているのですが・・・頓挫中

>>花ブナさん (ろろ)
2007-07-05 01:48:50
  先だってお勧めいただいたリンクhttp://mig76jp.wordpress.com/2006/05/09/を読んでみましたが、どうやらポイントはここですね。

>だが、この並行通貨のブームはウィーンの
>中央当局を震え上がらせ、ヴェルグルは
>この素晴らしい通貨の流通を1933年9月に
>中止せざるを得なかった。

  減価する地域通貨による自然主義経済が龍制するということは、通貨発行権のある中央銀行の支配力が減退するということです。だから、中央銀行に利害のある人々が自然主義経済を怖れるのはある意味当然です。
  おそらく、地域通貨という画期的な方策を妨害してくるのは、日本であれば「日銀」と「商社」(国家間取引が合ってこそ存在意義がある人々)なのでしょうね。彼らこそ在来種のグローバリストです。
  外資というのは外国人だから目に見えやすいけれども、この二者は日本人なのでかえって苦労するかもしれません。そうなると、彼らは地方と東京を分断していがみ合わせる方向に行くでしょうね。それでも、どこかでやらなくてはいけません。
  それなら、「環境政策」とワンセットにするのはどうですか?たとえば、どっかの島をバイオマス特区か何かにして、そこで「エコクーポン」だとか適当な名前を付けて実行してしまうのです。これなら、大義名分を得やすいと思うのですが。森林資源がある程度あって、人口がそこそこある離島が望ましいですね。となると、屋久島か?

  余談ですが、夕張市で、ヴェルグルの地域通貨を試してみればいいのに・・・と思ってしまいました。
上記に付け加え (ろろ)
2007-07-05 02:01:34
  平和党が「神社神道」に注目しているのはいいですね。

  靖国神社こそ神道という恐ろしい勘違いをしている人(右も左も)は、一度伊勢神宮に行くべきです。記事も書いていますが、あそこは古代人が我々に残したタイムカプセルなのです。

  私たちはこうやって自然の中で生きてきた。おまえたちも、それを忘れてはいけない。もし日々に倦み、争いに明け暮れ、きらびやかなものに目を奪われて我を失ってしまうときは、ここを訪ねなさい。

  そんなアマキミ様とその仲間たちの声が聞こえてくるような気がしました。これは、論理ではありません。だからこそ、老若男女がかの地を千年以上にわたって訪ねているのです。

  思うに、皇室というのも、そういうものなのでしょうね。陛下がご高齢の折り、毎日欠かさず八百万の神に祈りを捧げていらっしゃることの意味を、我々は知るべきですね。
>>ろろさん (花ブナ)
2007-07-05 16:29:19
>どうやらポイントはここですね。
>自然主義経済が龍制するということは、通貨発行権のある中央銀行の支配力が減退するということ
>おそらく、地域通貨という画期的な方策を妨害してくるのは、日本であれば「日銀」と「商社」(国家間取引が合ってこそ存在意義がある人々)

さすが鋭いですね。まさにその可能性はあると思っています

地域通貨の発行・運営母体は、地方経済の担い手の自主組織であることが理想です(初期の運営母体は地方の行政機関が妥当)。これは中央政府主導で実施されるものではありません。むしろ中央政府主導型の経済ではもう限界だから、地域でやれることをやろう、という人々が現れてくることが前提。で、そこを越えて、上手くいくとヴェルグルのような成功例がでてくると思います。しかし、これがある一定の大きさになると中央銀行・商社等との対立を生み、政府などを通して様々に圧力をかけてくる可能性がでてきます。ここで、平和党やその協力政党が政権運営能力を持っていれば、地域の自然主義経済の発展を保護し、推進することができます。地域の自主自立を促す政党がなぜ、中央の政権に係らねばならないかという理由がここにあります。

>それなら、「環境政策」とワンセットにするのはどうですか?

そうです。それが良い戦略です。地域の環境保全と安全安心な食糧の自給。それは既存の金銭価値などには代えられないほど価値のあるもの。これをスローガンに、それらを守り、推進する地域経済システムとして自然主義経済の導入をワンセットとします。先見性のある企業が自然通貨(マイナス利子通貨)の利用末端インフラ(Edyのようなもの)やエタノール・燃料電池等エネルギーの生産・利用技術を提供してくれれば完璧です。

>たとえば、どっかの島をバイオマス特区か何かにして、そこで「エコクーポン」だとか適当な名前を付けて実行してしまうのです。

そうですね。連山が、ロタ島でやろうとしてるのに似てますね。平和党としては、周りに農林水産業に適した自然のある小~中規模都市で財政が傾いているところを考えているようです。重要なことは、地元の人が経済的に危機感を持っているようなところからはじめるということです(ヴェルグルのように)。地元の人の危機感が薄いと、自分達でやってやろうという気概も沸いてこないし、成功したときの反響も少ないでしょう。離島も悪くはないですけど、現時点で悠々自適に生活しているところなどはあまり適しません。


>余談ですが、夕張市で、ヴェルグルの地域通貨を試してみればいいのに・・・と思ってしまいました。

これもその通りと思います。実際ああいう悪条件が揃っているところの方が、思い切った改革を導入する効果があると、平和党の代表もいってます。具体的には公務員の給料の半分を自然通貨で給付する、農業等への補助金などを自然通貨でまかなう、など等具体的で面白いアイデアが提示されています。
「夕張市の財政再建」
http://blogs.yahoo.co.jp/seitouheiwatou/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%CD%BC%C4%A5

あ、あと自然主義経済導入の有力候補地としては「瀬戸さん地元」が入りました(笑)


>平和党が「神社神道」に注目しているのはいいですね。

はい。

>(右も左も)は、一度伊勢神宮に行くべきです。記事も書いていますが、あそこは古代人が我々に残したタイムカプセルなのです。

そう思います。私は行ったことないんですけど、すごくいきたいところの一つです。

靖国神社ですが、私もろろさんの先のコメントと同じようにその存在は認めて良いと思います。というか靖国は靖国の神性を獲得していると思っています。日本古来の神道はそういう「新しい神様」も包んでしまう包容力があるのです。私が批判するのは、靖国というものをことさら特別扱いにして、政治的に取引しようとする人々です(右にも左にもいますね)。そういう人こそ先祖に失礼な人々だと私は思います。

>そんなアマキミ様とその仲間たちの声が聞こえてくるような気がしました。これは、論理ではありません。
>思うに、皇室というのも、そういうものなのでしょうね。

本当にそう思います。論理ではなく、そういうことを感じとることは、とっても大切なことと思います。ちょっと目頭が熱くなる話ですね。
ご無沙汰しています (なめ猫♪)
2007-07-06 10:11:47
どうもご無沙汰しています。
私もアンチ・グローバリスト、世界政府です。

日本の資産がどんどん外資に吸い上げられていることこそ
格差社会が生まれてきた根本的な原因でしょう。

さて、直接、当エントリーとは関係ありませんが、このたび
『正論』8月号で「福岡の教育現場を歪める同和支配」
と題して論文を書かせていただきました(本名と顔が誌面で出ちゃいました・・・)。

福岡でも解同が教育行政にいかに悪影響を及ぼしているか
共産党系以外では初めて言及したと思います。

そこで厚かましいお願いですが、もしよろしければこちらでもご紹介していただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
>>なめ猫♪さん (ろろ)
2007-07-07 00:17:03
  いやいや、貴君も、雲の上の存在になってしまいましたね(笑)。

  現実にコミットする貴君の姿勢は、とても好きです。次回の記事の冒頭でPRさせていただきます。

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