ヒキボンタンの小説コーナー

なんか…ルルーシュとかやっています。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

スザクの独りよがり。

2017-01-25 16:00:14 | コードギアスtomorrow of war
ベルセリアルの組織のナイトメアフレームの整備ラボにて、スザクは技術実験に立ち会う。

仮想コックピットで、実験が行われるが出力実験なのか耐ショック実験なのかは分からない。

ただ今までのナイトメアフレームとは1線を画すというのは分かった。

「うーん。これは何かへの防護処置をコックピットとパイロットにしてるようだけど・・

教えてくれないかな?アベル君?」

ロイドは不思議な顔で呆けた表情をした後、ニヤついてここの技術者らしき者に聞いた。

「いえ。それは教えられません。既存のあなたの知識分野の仕事だけして貰えれば結構です。」

「そうなのー?不都合なーぁい?ちょっと助言しやすくなるよ?」

「いいえ。結構です。」

スザクはコックピットから降りながらその話を耳に入れていた。

だがそれに関心もなく、夢想に浸る。




ルルーシュはこんな俺を見下すかな?

シルアテアを巻き込んだし、他にもユフィや心配かけた者が居るだろう。

俺に構うななどと子供染みた事を思う程、甘い気持ちなどないが、

俺に出来る事はなどと夢想した気持ちが俺にはあったのだ。

だが俺の立場と俺がした功罪からはそれは許される訳も無い。

俺はまだ変わってはいないんだ。

状況を動かそうと試みるが、その分相応さを俺は考えてはいない。

反省して考えてはみるが、その資格を得ようと試みて回りを傷つける。

一方ルルーシュは資格を掴み取り、それをひけらかそうともせずに、悪役を演じる。

俺の倫理性など、上っ面の偽善か。

俺は変わってない。

人を責めるか、間違ってないだろと自己弁明を押し付けるだけだ。

ごめんな。ルルーシュ。

俺は頭が悪い体力だけのバカか。

そんな俺には世界は窮屈すぎる。

「おーい?スザクくーん。おつかれさまー。聴いてるー?」

セシルが近くに寄ってタオルをスザクに渡そうとしている。

「あ、セシルさん。ありがとうございます。」

「もう。ぼーっとして。そんなことじゃやってけないわよ。」

タオルで首もとを拭くと何かがデータを読み込む信号がスザクの脳に送られる。

(流されては駄目ですよ。自分の望むべき出来ることを可能とすることを掴み取ってくださいね。)


その言葉に心がほっとする。

その言葉からスザクには自分が求めるべき物が分かる。自分の大切にしてる人を守ること。そしてこの世界でそれを可能とする役目を掴み取ること。

俺に分相応には届かないのか?いや。それは諦めない。

だってそのわがままが俺で、生きてる限りそれを辞めたら生きてる意味は無い。

・・ただそのわがままで大切な人を傷つけないよう出来ればだけどな。

大人になるさ。

「おーいスザクくーん。実験の次のテストが待ってるよう?

早めに準備してねー。」

ロイドが悪気もなく、スザクに声をかける。

俺の出会った人。許してくれる人。俺がどういう人間か理解してくれる人。

それらに感謝さ。

俺は、ルルーシュにどう思われようとも、俺を貫く。

俺が死んでもきっと。








このスザクに言えることは・・

大切な人と話し合え。

逃げずに。

相手を許して。






続く。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 嘘があると分かりながら真実... | トップ | ああスザクにかかってたギア... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コードギアスtomorrow of war」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL