PCいぢり

チラシの裏

WD10EACS-00ZJB0

2008-04-12 22:41:57 | 自作PC
先日買ったWesternDigital WD10EACS-00ZJB0 という1TByteのHDD をメインマシンのP5B-Vに載せる。BIOS上の認識もクイックフォーマットも何も問題ない。SMART情報もちゃんと読めるし、ここまではよかった。

使っても問題なさそうだったので古いHDDからガリガリコピーを始めたのだが、なんか遅い。書き込みがもっさり。遅いといっても古いHDDよりは速いのだが、最新のモデルにしては明らかに遅い。1Tモデルなのだからプラッタ枚数も多く並列度も上がってるはずなのに。

配線からBIOS、OSまで一通り調べたが特に問題ない。確かこのHDDは可変速だったからずっと低速モードのままなのか、何か有効にしないといけないフラグがあるのかと思ってググっているうちに2chのWesternDigital製HDD友の会のスレに辿り着く。するとなんと可変速ではなく5,400rpm固定というレスがあるorz

スレで紹介されている海外の記事を読むと確かに5,400rpm固定であるとの記述があり、騒音測定からも90Hzつまり5,400rpmであるとの検証結果が載っている。分かり辛い英語なのだがテキトーに翻訳するとこんな感じだろうか。
特に最初に 5,400-7,200rpmと表現されてラインアップ+出荷されたGreen Power 製品について、回転数を抑えていることでWD社は非難された。

このように表現されたことで、(GPは)回転数が動作時に動的に変わるというスゲー良さげな技術を連想させるものだったし、それが真実であれば確かにスゲーことになるはずだった。しかし実際のところ、IntelliPowerの解説に「GreenPower製品群としてそれぞれ回転数は異なるが固定の回転数を使う」という注釈を付け加えたことで(期待された回転数動的可変は無いという)事実が明らかになった。

言い換えれば、WDはGreen Power製品と称して5,400rpmと7,200rpmのドライブをどれがどれだか客にわかるように区別することなく出荷しますよと言う事だ。
追試を行なう気分にもならないが参考までにHDtuneの画像


今回はハズレを引いただけで、WDが言うようにそのうち7,200rpmのものも出荷されるのかもしれない。いずれ倉庫用にするか、カーネルアップデートに失敗して黒箱になってる玄箱にでも突っ込もう。NAS用にはある意味適してるかもしれん。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2008-06-23 07:15:03
WDが公式に分かりやすく書いてくれてたら、誰も可変速だなんていいださなかったのにね。

僕はもともと玄箱用に買ったので、可変速だったら尚よかったんですが、5400rpmでもまぁ問題なしです。
返信する