Bonita***!!

El viaje de mi vida...

名もなき二人

2017-02-24 23:04:41 | ◆恋愛◆
こういう方法もあるのかな。


今まで同じような感じで恋に落ちてきた。

落ちるという表現がぴったり合うような、急激に人を好きになって、歌も世界もその人に染まって見えて、
そういうのを恋だと思っていた。そういうのだけを恋だと思っていた。

人生の中で、そんな気持ちにさせてくれた人は、何人いたのか数えたことはないけど、数人。
10人以上?
まぁだいたいそれくらい。


今わたしたちは燃え上がっている。インターネットの小さな小窓の中で、言葉を交わしながら、熱を感じる。少なくとも彼は、燃え上がっている。
それが恋じゃなくて、彼の生活の中の何かを埋めるための行為のようにも見えるし、少しわたしに惹かれているのかもしれないし、幻想を抱いてそれが膨らんでいるのかもしれない。
それらすべてのように見える。

わたしは。
わからないのだ。燃え上がってはいる。状況に燃え上がっている。でも、その彼に燃え上がっているのかと言われると、なんか少し違う。
燃え上がっていると同時に、変に冷めている。
すべてを肯定して崇拝するような、今までのような感情はもう持てない。持たないだろう。
崇拝って、少し、寂しい匂いがする。神さまに対してだけじゃなくて、好きな人にも。
ひたすらになっている感じがして、焦燥感を感じる。必死になっているようだ。恋は、ときにそういうものを持ってくる。我を失う、媚薬のような。
話して知っていくうちに、どんどんジャッジしているのだ。知らないうちに。
「こんなこと考えるんだ」「同じもの好きだね」「趣味が合う」「親に優しくしてる」などなど。
で、崇拝(って言葉が違うのかもしれないけど)
していく。その人のやることすべて素敵に見えるという意味で。

でも、今はそういうこと、したくないし、しない。そういう感情いらない。
この人がどういう人でもいい。

アイドルに熱を上げている距離感と少し似ている。素性は話して少しわかってはいても、その面に燃え上がっているという部分で、ちょっと似ている感情だ。アイドルに燃え上がるほど、熱くはなれないのだけど。夢中になれないのだけど。すべてを肯定できないのだけど。
だってアイドルに燃え上がるというのは、一種の自己満足行為で、妄想と恋しているだけでしょう?
まぁ、わたしもそうか。

冷めた心のリハビリは、完全なる自己満足だ。

でもきっと彼のことが好きだと思う。
友達と恋のはざまな感じで、好きだと思う。
ただわたしが恋をしないだけで、もしかしたら彼はちょっと恋をしているのかもしれない。
この状況なら、病んでるわたしみたいな人以外はたいてい恋をしているはずだ。

自分でもよくわからないのだ。
友達には送らないようなことを送り合っているとき、心からそう思っているのであって、嘘をついてるわけじゃない。
お気に入りの男の子で、他にそういう人はいない。
だからと言って別に、そこに名前も肩書きも正式な何かも全然いらない。
恋はしていないけど、男性として大好きなのだ。それが一番近い言葉だろう。友達にしてはあまりにもときめいてしまっている。

友達でも恋人でもなく、「仲良し」というジャンルでいたい。

そういうのも恋なのかもしれないね。
どっちにしろ今はこのままで。
まだ名前はいりません。