Dejar

Dejarという動詞がある。

いろんな意味を持つ動詞だけど、
Letとかleaveとか他にもたくさん意味がある。


瞑想で行き着くのはdejar
人間関係でも、自分との関係でも
行き着くところはdejarなのである。


そのままにさせる、流れのままにさせる

自然のままに、好きなように


わたしに必要な動詞だ。


Dejo de intentar.
なにかしよう、とするのはもうやめる。

わたしに必要ないもの、
わたしを傷つけようとするわたしから離れる

気持ちがとても軽くなる動詞だ。



誰かを「好きだ」という気持ちから始まって、
それはとても情熱的で素敵なのに

いつからかその相手の「そのまま」ではダメになって
そのままにさせないからギクシャクして、

相手を許せないということは
自分をも許せないことなんだと、
それは同じことなんだと気付く。

それからなんとかギクシャクを「直そう」とするから余計に歯車が合わなくなって、
お互いだんだんと疲れてしまう。

それでも自然のまま、疲れたままにはしておけないからなんとか修復「しよう」と理解「しよう」とするたびに、

心はどんどんどんどん磨り減って、もう近づく術さえ失ってしまったりする。


無理につなげようとするから

無理に側にいようと、
無理に昔に戻そうとするから


心はどんどん軋むのだ。


手放して、すべて

執着から離れたときに初めて
わたしは自由になれるのだ。


そしてわたしが自由になって初めて
本当にあの人を愛せるのだろう。

Ese lugar

わたしはここが好き

でも、わたしにはここだけじゃない。


どこへ行きたいか。

場所はどこでもいい。

「誰か」のために行くなら、どこへ行くのもきっと同じ。


「誰か」を待って行きているなら、
きっとどこへも、本当の意味ではいけないのかな。



サカテカスに住んでる。

世田谷に住んでいたみたいに、いやもっと
自然にここで生きている。


いつでも誰でも、自然で心地よい場所が必ずあって
それが生まれた場所とは限らない



恋愛するとちがうの？

誰かを好きでも、その人と先の人生を想像しても

わたしが「誰か」のために考えるなら
人と歩いて行くのは難しい

「ために」はpara じゃなくて、por


この時間にできることがあるはずだ。

今しかできないことが。


わたしにしかできないことが。

今のわたしにしかできないこと。



たくさんたくさんあるのだ。


だから、逃げないでまだ

つらかったらそのままなるようにさせて

考えるのもつらいなら


流れのままに

無理に何かをしないで
あせらないで


納得するまでゆっくり


時間をかければいいよ