北に向かって、R176

Bob Dylan のことや、そのほか、いろいろ

捨てられた愛

2017-06-14 06:06:51 | Dylan

部屋の鍵が回るのが聞こえる

僕の中の道化によって、僕は裏切られたんだ

彼は間違っちゃいないが、自惚れ屋だと思ったよ

おお、何かが教えてくれた、私には鉄球の鎖が繋がれている、と



僕のパトロンである聖者が、亡霊と闘っている

彼は、僕が一番望んでいる時には、何処かへ行ってしまうのに

漢宮風の月が、あの丘から昇ってくる

なのに、僕の心は今でも君を愛している、と語りかけてくる



僕はあの燃えるような月から戻って来た

街で君を見かけた時には、僕は嬉しくて気を失いかけたよ

鏡の前で君が着飾るのを見るのが、僕は大好きだ

僕が居なくなるその前に、もう一度君の部屋に入れて貰えないだろうか



あらゆる者たちが偽装している

ヤツらの監視から全ての物を隠さんが為に

でも僕には、僕の全てを覆い隠すことなんて出来やしない

子供らが何処へ行こうとも、僕は彼らを追いかけていく



民主化運動のパレードの中を僕は行進する

でも、君を愛している間は、僕は自由になれない

どのくらい、そんな意地悪に僕は悩まされなければならないのか

僕が君を失うその前に、もう一度笑顔を見せて貰えないだろうか



僕はゲームを諦めた、そして僕は立ち去る

黄金の壺はただの "見せかけ" だ

お宝なんて、それを探している者らには見つからないものさ

その聖者たちは死に、その女帝たちは寺でただ祈るのみ



僕たちは空っぽの映画館に座り、キスをした

君の空っぽの腕を僕にかけて欲しい、と頼んだ

変わる時が来た、と僕の頭が言う

でも、君を愛してはいるが、君の事がよく分からない、と僕の心が言い続ける



夜中にもう一度再会した、壁きわで、

君の厚化粧とショールを取り除くんだ

その王座から飛び降りてくれないかい、君が座っているその場所から

僕がそれを捨て去る前に、もう一度君の愛を感じたいんだ









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