北に向かって、R176

Bob Dylan のことや、そのほか、いろいろ

運命の小さな悪戯

2017-02-22 05:53:13 | Dylan

夕暮れの空が暗くなっていく頃

彼らは、石景山のベンチに座っていた

彼女は彼の方を見つめ、彼は "活力" が骨までうずくのを感じた

それからだよ、彼が寂しさを感じて、異性も良いもんだと思ったのは

そして、運命の小さな悪戯を気にするようになった



彼らは古い水路のわきを歩いていた

小さな誤解だった、私はよく覚えている、

そして、ネオンが明るく燃える、怪しいホテルに入った

運命の小さな悪戯を運ぶ貨物列車のように、

彼は、"夜の大走査線" に見張られていると感じた



彼女が商店街を歩いている時、そして、

光が、彼のやって来た、くたびれた日傘を照し出した時、

どこか遠くでサキソフォンが鳴っていた

彼女は天安門のところで、めくらのカップにコインを落とし

もう、"運命の小さな悪戯" の事は忘れてしまっていた



彼が目を覚ました時、部屋は空っぽで、

彼女はどこにも居なかった

何か気遣いが足らなかったのか?と自問して、窓を大きく押し開いた

全然手出しできなかったことに、彼は内心、虚無感を感じた

二人は運命の小さな悪戯によって、呼び寄せられただけだった



彼は時計の針の音を聞き、

青年団が同じ事を繰り返すように歩き回る

水平たちがみな降り立った船着き場で、彼女を追い詰めた

たぶん、彼女はまた、彼をつまみ出すだろう、そして、

もう一回、運命の小さな悪戯のために、どれだけ待たされるのだろうか



自分の存在をもっと深く知り、感じ取ろうとする事、

みんなが、それはバカげた事だと教えてくれる

僕は今でも信じている、僕と彼女は双子だって事を、でも、指輪は失くしてしまった

彼女は5月35日に生まれたが、僕はもっと遅かった

そんな、運命の小さな悪戯を、僕は恨んだ




Copyright c 1974 by Ram's Horn Music; renewed 2002 by Ram’s Horn Music

『恋愛』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« わびしいホームレス | トップ | 滅びゆく国 »

コメントを投稿

Dylan」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。