論潮の会

お知らせなど

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

同人一覧(五十音順)

2017-01-29 19:26:14 | 同人一覧
浅見 洋子(あさみ・ようこ)
 在日朝鮮人詩人、金時鐘の研究。植民地下に教え込まれた日本語を表現手段とする金時鐘の詩と思想を、同時代の東アジアの状況を踏まえながら考察し、金時鐘の言葉が持つメッセージを意味づける。また、散在する資料を収集し、まとめる作業を行う。
〔著書〕
ヂンダレ研究会編『「在日」と50年代文化運動―幻の詩誌『ヂンダレ』『カリオン』を読む』(共著 人文書院 二〇一〇年五月)
〔論文〕
「金時鐘・幻の第三詩集『日本風土記Ⅱ』論(下)―猪飼野の風景と民衆―」(『言語文化学研究』第七号 二〇一二年三月)、「金時鐘・幻の第三詩集『日本風土記Ⅱ』論(上)―記憶を語ることの歴史性―」(『百舌鳥国文』第二三号 二〇一二年三月)、「金時鐘・幻の第三詩集『日本風土記Ⅱ』復元と注釈の試み(暫定版)」(『論潮』第三号 二〇一〇年七月)、「金時鐘『日本風土記』注釈の試み」(『論潮』第二号 二〇〇九年六月)、
「金時鐘『長篇詩集 新潟』注釈の試み」(『論潮』創刊号 二〇〇八年六月)、「金時鐘の日本語表現―『猪飼野詩集』を中心に―」(『百舌鳥国文』第一九号 二〇〇八年三月)

伊藤 佐枝(いとう・さえ)
 志賀直哉の小説を研究。また、同人誌『論樹』に、志賀を起点として島崎藤村・夏目漱石・有島武郎・横光利一など、日本近代文学における夫婦の葛藤についての研究を連載(今後田村俊子・宮本百合子・佐多稲子に論及の予定)。
〔論文〕
「無知とは何か―志賀直哉『十一月三日午後の事』とトルストイ『復活』―」(『都大論究』第五三号 二〇一六年六月)、「島崎藤村『家』・夏目漱石『道草』再考―日本近代文学における〈親密性テロリズム〉の様相(五)―」(『論樹』第二七号 二〇一五年一二月)、「志賀直哉『暗夜行路』における「女の罪」の主題の展開―謙作の母の身に起きた出来事を中心に―」(『都大論究』第四五号 二〇〇八年六月)、「選ぶこと、選ばせられること―樋口一葉『十三夜』の阿関のために―」(『都大論究』第四一号 二〇〇四年六月)、「「話」をすること―『大
津順吉』における千代と順吉の関係―」(『論樹』第一〇号 一九九六年九月)

岡村 知子(おかむら・ともこ)
 作品世界をその外部(時代背景や他の学問領域の知見等)を参照しつつ解釈し直すことで、作品の同時代における意義と、現代社会における批評性を見出すことを目的として、太宰治や津島佑子の作品を研究している。
〔著書〕
『太宰治の表現と思想』(単著 双文社出版 二〇一二年四月)
〔論文〕
「太宰治「津軽通信」論―〈巫(かんなぎ)〉の倫理について―(『文学・語学』第二一一号 二〇一四年一二月)、「「津軽地方とチェーホフ」覚え書き」(『太宰治研究』22 和泉書院 二〇一四年六月)、「津島佑子『あまりに野蛮な』論―生と死の円
舞(ロンド)―」(『日本近代文学』第八九集 二〇一三年一一月)、「太宰治『斜陽』論―母性保護論争と「道徳革命」―」(『季刊iichiko』No.107 二〇一〇年七月)、「久保栄『火山灰地』試論―リアリズムの基底―」(『百舌鳥国文』第二〇号 二〇〇九年三月)

格清 久美子(かくせ・くみこ)
 〈帝国〉時代の社会状況小説および植民地文学を中心に研究し、泉鏡花、宮本百合子の初期作品、芥川龍之介、菊池寛、譲原昌子の諸作品を考察した論考がある。現在は、吉屋信子、林芙美子、尾崎翠等の女性文学に関心を持っている。
〔著書〕
『日本植民地文学精選集 第二期 譲原昌子作品集』(編著 ゆまに書房 二〇〇一年九月)
〔論文〕
「未発表作品「風に乗って来るコロポックル」―宮本百合子とアイヌ民族―」(岩淵宏子・北田幸恵・沼沢和子編『宮本百合子の時空』翰林書房、二〇〇一年六月)、「特集 宮本百合子の新しさ 『十二年の手紙』―戦時下における愛と抵抗の記録」(『国文学 解釈と鑑賞』二〇〇六年四月)、「譲原昌子『朔北の闘い』考―樺太の現実と生い立ちの「記録」」(神谷忠孝・木村一信編『〈外地〉日本語文学論』世界思想社 二〇〇七年三月)

金岡 直子(かなおか・なおこ)
 安岡章太郎の作品を中心に研究。昭和三〇年代以降の〈戦後〉の手触りに興味。
〔論文〕
「決意の旅―安岡章太郎『アメリカ感情旅行』」(『昭和文学研究』第七二集 二〇一六年三月)、「価値の顛倒―石原慎太郎「太陽の季節」論」(『国文論叢』第四七号 二〇一三年九月)、「安岡章太郎の戦争表現―「戦下」の日常に着目して」(『国文論叢』第三七号 二〇〇七年三月)、「大衆化への試み―山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』論」(『国文学研究ノート』四一号 二〇〇七年一月)、「安岡章太郎論―「悪友もの」をめぐって」(『昭和文学研究』第四四集 二〇〇三年三月)

金子 亜由美(かねこ・あゆみ)
 泉鏡花の作品を研究している。現在は明治期の作品を扱い、鏡花における言文一致と〈父〉の問題を考えている。
〔論文〕
「『草迷宮』における「感情」の形象化─「声」とまなざし」の効果を中心に─」(『日本文学』六四巻九号 二〇一五年九月)。「白い媒介者―『白鷺』における師‐父と「女」の機能―」(『文藝と批評』一一巻八号 二〇一三年一一月)、「「詩想」としての〈女〉―泉鏡花「笈摺草紙」における言文一致の戦略―」(『文藝と批評』一一巻六号 二〇一二年一一月)、「「人外」の「倫理」―「海城發電」試論―」(『国文学研究』第一六五
集 二〇一一年一〇月)、「妙子という「婦(をんな)」―『婦系図』を司るもの―」(『論集 泉鏡花』5 和泉書院 二〇一一年九月)、「鏡花世界における「父」の審級」(『文藝と批評』一一巻一号 二〇一〇年五月)

久保 明恵(くぼ・はるみ)
 太宰治の初期~中期作品について、作品の言説を精緻に検討することでその語りの戦略を分析する。作品の二人称表現や同時代の記号表現から、テクストにおける対読者意識を検討し、太宰テクストに特有な語りの〈場〉の特質を解明したいと考えている。
〔論文〕
「太宰治『猿面冠者』における語りの戦略―『鷭』との関わりを中心に―」(『百舌鳥国文』第一九号 二〇〇八年三月)、「太宰治『皮膚と心』のレトリック―方法としての〈身体〉―」(『奈良教育大学 国文研究と教育』第二九号 二〇〇六年三月)

申 福貞(しん・ふくてい)
 太宰治・壇一雄・中村地平を中心とする、一九三〇・四〇年代の日本語文学の研究。東アジアと接点をもつ文学作品について、「境界」の表象を視座に研究している。
〔論文〕
「「越境」する旅―太宰治『津軽』とチェーホフ『シベリアの旅』を中心に」(『国語国文学研究』第四七号二〇一二年二月)、「中村地平と「南方」―『南方郵信』と『日向』を中心に」(『近代文学論集』第三七号二〇一一年一一月)、「中村地平『旅さきにて』論」(『日本語言文化研究』(第四号 二〇一一年九月)、「中村地平における「外地」/「内地」の表象」(『熊本大学社会文化研究』第九号 二〇一一年三月)、「太宰治『惜別』論―周作人『瓜豆集』との関連性をめぐって―」(『近代文学論集』第三六号 二〇一〇年一一月)、「壇一雄『樹々に匐う魚』『裾野少女』論」(『熊本大学社会文化研究』第八号 二〇一〇年三月)、「太宰治『惜別』論」(『延辺大学学報』〈社会科学版〉第四二巻増刊 二〇〇九年一二月)

鈴木 暁世(すずき・あきよ)
 芥川龍之介作品研究。日本近現代文学におけるアイルランド文学・文化の受容と変容。
〔著書〕
『越境する想像力 日本近代文学とアイルライド』(単著 大阪大学出版会 二〇一四年二月)
〔論文〕
「郡虎彦「鉄輪」における改作と自己翻訳―女性参政権運動と柔術との関わり」(『日本近代文学』第九二集 二〇一五年五月)、「J・M・シングを読む菊池寛/菊池寛を読むW・B・イェイツ─日本文学とアイルランド文学の相互交渉─」(『比較文学』第五三巻 二〇一一年三月)、「西條八十・その創作の転換期─外国文学翻訳・研究との関わり─」(『日本近代文学』第八三集 二〇一〇年一一月)、「芥川龍之介『シング紹介』論─「愛蘭
土文学研究会」との関わりについて」(『日本近代文学』第七八集 二〇〇八年五月)

鈴木 貴宇(すずき・たかね)
 日本モダニズム研究、近代日本社会におけるサラリーマン像の成立と変容、近年はメリーランド州立大学図書館プランゲ文庫が所蔵する占領期の写真および雑誌メディアからうかがえる戦後的日常性の確立に関心を持つ。
〔論文〕
「パトスとしての文壇―「巴里会」と労働組合文化運動を事例として」(『文学』二〇一六年五・六月)、「鍵のかかった部屋―あるいは名探偵と精神分析」(『ユリイカ』二〇一五年八月)、「『あの人』のいる街―岩田宏『神田神保町』をめぐる小論」(『るる』二〇一五年三月)

田中 みどり (たなか・みどり)
 夏目漱石初期作品を研究。主人公の「異化」という観点から作品を考察している。
〔論文〕
「夏目漱石『二百十日』論――〈見る〉交流と豆腐屋――」(『日本文芸研究』第六六巻第一号 二〇一四年十月)、「『草枕』論――画工の中の那美さんと〈水のイメージ〉を中心に――」(『阪神近代文学研究』第十六号 二〇一五年五月)

趙 楊(ちょう・よう)
 中島敦の作品を中心に、昭和十年代の文学と政治の関係を考察している。
〔論文〕
「中島敦『狐憑』論―記憶装置としての物語―」(『阪神近代文学研究』第一四号 二〇一三年六月)、「中島敦『マリヤン』論―越境できぬマリヤン」(『阪神近代文学研究』第一三号 二〇一二年五月)、「中島敦『古俗』論―〈父殺し〉の物語」(『百舌鳥国文』第二二号 二〇一〇年三月)、「中島敦『虎狩』論―言葉・文字をめぐって―」(『百舌鳥国文』第二一号 二〇一〇年三月)

戸塚 麻子 (とつか・あさこ)
 戦後派やその周辺の作家を中心に研究。近年は戦時下の北京、及び上海に居住していた文学者についての考察を行っている。また、現地発行のメディア、特に戦時下北京発行の日本語新聞『東亜新報』の調査を行っている。
〔著書〕
『戦後派作家 梅崎春生』(単著 論創社 二〇〇九年七月)
〔論文〕
「日本占領下北京の青春と友情―長野賢(野中修・朝倉康)の『燕京文学』掲載小説をめぐって」(『滋賀文教短期大学紀要』第一八号 二〇一六年三月)、「『燕京文学』細目」(『滋賀文教短期大学紀要』第一七号 二〇一五年三月)、「漫画作品の教材化―楳図かずお「ねがい」」(『滋賀文教短期大学紀要』第一六号 二〇一四年三月)、「境界線と越境―中薗英助の習作群をめぐって」(『アジア遊学』第一六七号 二〇一三年八月)、「〈慈悲〉のユートピア―木村曙「婦女の鑑」」(『芸術至上主義文芸』第三七号 二〇一一年一一月)

廣橋 香文(ひろはし・かふみ)
 夏目漱石作品を研究。初期と称される作品を主な対象にして、テクストの読みを続けてきた。テクスト本文を綿密に辿ることを軸に、作品の材源との関わりに注目する。典拠によっては、比較文学的手法も採り入れている。
〔著書〕
『夏目漱石初期作品攷 奔流の水脈』(単著 和泉書院 一九九八年二月)
〔論文〕
「静の一面―『心』小考―」(『漱石研究』第六号 一九九六年二月)、「夏目漱石『夢十夜』と中国再生譚―「第一夜」の逆説性―」(『比較文学』第三八号 一九九六年三月)、「『倫敦塔』論―「怪しい女」が支える〈幻想〉―」(『国語と国文学』第七二巻第四号 通巻八五六号 一九九五年四月)

林 麗婷(りん・れいてい)
 中国・日本近代文学における中国人日本留学生表象について研究を行っている。最近は海外経験をした(主に第二次世界大戦までの時期)中国人女性作家に興味を持っている。
〔論文〕
「摩登哥児(モダンガール)」としての中国人女子留学生―崔万秋『新路』を読む―」(『野草』第九七号 二〇一六年二月)、「「親和」と留学生―太宰治『惜別』を中心に―」(『同志社国文学』第八二号 二〇一五年三月)、「『アジアの子』試論―時代に迫られた留学生たち」(『同志社国文学』第七九号、二〇一三年一二月)
ジャンル:
その他
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 創刊にあたって | トップ | 連絡先 »

コメントを投稿

同人一覧」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。