昨日STIで初ドライブに行ってきましたが、ちょこっとSTIについてインプレをしてみたいと思います。
一言で言ってしまえばこの車は「運転を楽しむ車」、そして「運転がスポーツであると感じさせてくれる車」だと感じました。
アクセルに忠実な反応を示すエンジン、殆ど遊びのないハンドル、ハンドルからシートからビリビリ伝わってくる接地感、そしてあちこちから聞こえてくる機械音。
「静かに快適」「燃費のことを考えてエコな走り」などという言葉はどこかへ吹っ飛んでしまうそんな車ですね(笑)
そして何より「じゃじゃ馬」な車。だけど慣れると扱いやすいです。
現在慣らし中ということで4000回転封じですが、4000回転近くまで回すとシートに体が押しつけられる加速を始めます。
レッドゾーンは8000回転ですが8000まで回すと何が起こるんだろうと恐ろしくさえあります(汗)
またハンドルが今までの車と違い、「遊び」がありませんのでちょっとでも回すと車の向きが変わってしまいますので
しっかりハンドルに神経を集中させておく必要があります。
ただ面白いことに慣れると逆に扱いやすい車です。
実は発進の時、回しすぎずかといってエンストしないような回転数にと気を遣ってアクセルを踏んでいたのですが、どうしてもぎくしゃくすることが多かったです。
でも逆にリラックスして音楽を聴きながら無意識にアクセル+半クラをするとなぜかスムーズに発進できることが多い。
無理に気合いを入れなくても自然な感覚で運転できる車だな、と感じた部分です。
と、ここまでは私の感覚的な部分を書きましたが具体的な「性能」については私なんぞでは正直「何も言うことなし」としか言えません。
恐ろしく吹け上がりが早いエンジン、金属の塊に入っているかのようなボディ剛性、そして思いのままにどこまでも曲がっていきそうなハンドリング。
しかし直進しているときは路面の凹凸やうねりをものともせずまるでレールの上を走っているかのような直進安定性・・・
そしてやる気にさせる排気音。
まさに走るために生まれてきたスポーツカーという表現しか思い当たりません。
ここまではこの車の「魅力」。
そしてタイトルにも書いた「魔力」とは?
STIに乗った後は寒いときでもでも汗びっしょりです。
これは私が汗っかきというのもあるのですが、まるで水泳やランニングをした後のような肉体的な疲労感、そして爽快感に包まれているということです。
日頃の運動不足のせいなのでしょうが、昨日もドライブに行って戻ってきたら肉体的な疲労、そして爽快感、そして足がガクガク状態(笑)
でもその疲れがと取れると「すぐSTIで走りたい!」と思ってしまい次がどこへ行こうか考えている自分がいます。
最初はちょっとの距離でも肉体的な疲労感を感じていましたが、乗り続けることによって乗り続けることによって日々自身の航続距離(?)が距離が伸びていっています。
毎日ランニングを続けて距離を伸ばしているような、そんな感覚です。
楽ちん、自動化という言葉が似合わないSTIですが、逆にそれでも「乗りたい!」「より遠くまで行ってみたい!」と思える魅力を感じています。
これは「魅力」というより「魔力」という言葉が似合うかなと思いタイトルに加えてみました。
まだ納車されて2週間も経っていませんのでインプレもほんの触りだけですが、近々長距離ドライブなども行く予定ですので、
少しずつ詳細なインプレを書いていきたいと思います。
ともかく「魅力」と「魔力」を持つ車、というのが私の感想です。
レポート拝見いたしました。
私もWRX STIに乗り換えたときに同様の感覚がありました。なにしろ運転が楽しくて、音楽なんて必要ないって思ったくらいでしたので。(笑
ただ、反面、
家族を乗せて走ったり、自分が疲れているときに運転するクルマではないと思ったのも事実です。
願わくば、メインとセカンドという使い方がベストですね。(笑
残念ながら、そのような環境は持てないので、レヴォーグを選択した次第です。
でも、WRX STIって一度乗ってしまうと、「また、いつか」という気持ちにさせる魅力を持ったクルマだと思います!
コメントありがとうございます。
ありがとうございます。
おっしゃるとおりSTIは不思議な魅力を持った車だな、と改めて感じました。
ただおっしゃるとおりある意味「気合いを入れて」運転する必要がある車でもありますよね。
なので私も気合いが無いときは夫婦共有のヴェルファイアを借りようと思っています(笑)
スバルの車って本当にどの車も独特の魅力がありますよね。