つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
愛犬と町を歩き、記録し、記憶する。
私的津幡町見聞録、時々イラスト。

セクシャル・インパクト。~ LUM(プロ子ver.)。

2017年07月13日 07時36分13秒 | 手すさびにて候。
ほんの手すさび、手慰み。
不定期イラスト連載、第四十九弾はキャラクターオーバーラップ、
うる星やつら「ラム」+マスプロアンテナ「プロ子」。

男子の仇心をくすぐるのは、難しくないかもしれない。
@蠱惑的な容姿と仕草。
@肌の露出。
@甘い囁き。
この3点セットで、大概、関心を惹きつけると思う。
受け手の年齢が若ければ猶更。
だから、1970年代のブラウン管に登場した「マスプロアンテナ」のCMには、
幼い心を掻き乱されたものだ。

♪あ~ん、見えすぎちゃって困るのぉ。
 見えすぎちゃって困るのぉ。
 見えすぎちゃって…こぉ~まぁるのぉぉ~♥♪


実写版は、マイクを握り歌う妙齢の女性の服が雨に濡れ、徐々にスケてゆく構成。
アニメ版は、トラ柄のビキニも眩しい雷神女子が、雲に乗って登場。
受信環境の良さ、画質の鮮明さを訴えるには、あまりに煽情的。
理屈を凌駕するインパクト。
これぞ「商業伝言」…コマーシャル・メッセージの典型と言えるかもしれない。

エンターテイメントの世界でも、設定やストーリーを評価する前に、
キャラクターのインパクトで、軽々とヒットメイクの分水嶺を越える場合がある。
その1つが「うる星やつら」ではないだろうか。
特に「ラムちゃん」である。
@大きな瞳、八重歯(牙?)が覗く小さな口、短い角を生やしたロングヘア。
@見えすぎちゃって困るほど露出度の高い虎柄ビキニのナイスバディ。
@宇宙人なのに「~だっちゃ」や「~のけ?」と東北弁を操るギャップ。
@愛に一途な健気に裏打ちされた嫉妬深さ。
多くの説明は必要ない、魅力的なキャラクターだ。

…とは言え、「少年サンデー」で週間連載が始まり、TVアニメ化された当初、
僕は、左程、興味を示していなかった。
認識を改めたのが、1984年の映画版
「うる星やつら2~ビューティフルドリーマー」を観賞してから。

あれは、ロードショー公開から2年近くが経った夏の午後。
たまたま前を通りかかった映画館でのリバイバル興行だった。
開始と終演時間がその後のスケジュールに都合よく、料金も手ごろ。
期待感のない時間つぶしの目的で席に座った。
…が、素晴らしかった。
観終わって、外に出た後も、意識が作品世界から抜け出せない。
夕暮れの蝉時雨に包まれながら、
しばらく夢現(ゆめうつつ)の中を漂った記憶がある。
少々大げさに言うなら衝撃を受け、上映期間中に2度、3度と足を運んだ。

傑作は、監督「押井守(おしい・まもる)」氏の手腕に因り、
漫画版と異なる「別の作品」だと思う。
しかし、原作で創造されたキャラクターなしには成立しない。
取り分け「ラムちゃん」の存在感が際立っていた。
以降、僕の「うる星」観は、大きく変わった。
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