つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

平成29年度に寄せて。

2017年04月01日 13時33分33秒 | さらば、母校よ。
本日は、平成29年(2017年)4月1日。
季節は巡り、今年も早や4分の1が過ぎた。
年齢を経るに連れて「光陰矢の如し」を実感する。

年度替わりには、感慨が付き物。
オッサンの僕ですら多少はあるのだから「新入生」は一入(ひとしお)だろう。
あと数日もすれば、体格に合わない大きなランドセルを背負った子らが街中を歩く。
向かうのは「津幡町立 津幡小学校」だ。

同校発表による「平成27年度 学校経営概要」によれば、校下地区別の児童数は、
清水 112、 庄 145、 津幡 4、 横浜 145、 加賀爪 53、 その他 8。
合 計 467人。
僕が小学生だった頃と比べ、町の人口は増えているのに、
児童数が4~50%程度に減少。
少子化社会の現実である。
時代は、変わったのだ。
また、校舎も変わった。

…という事で、新年度がスタートを切った節目の今回は、
久しぶりに、無き母校の様子を投稿してみようと思う。

左上:威風堂々、大西山に聳える津幡小学校遠景。
   かつて同所に構えた往時の山城を偲ばせる。
右上:正面玄関、前庭の松越しに望む校舎近影。
   小学校の6年間、毎日見たであろう姿は脳裏に焼き付いている。
左下:体育館内部の様子。
   ずいぶん低い位置のバスケゴールも昔は高く思えた。
右下:体育館と校舎をつなぐ渡り廊下。
   夏の日差しを避けて涼んだのも今は昔。

左上:メイン階段。
   このルノワールの複製画の事は、何故だかよく覚えている。
右上:並んだ下駄箱。
   地面や校舎の床から簀の子の上に飛び乗ると、急に音が変わるのが好きだった。
左下:教室内部。
   ここで泣いたり笑ったり、ケンカしたり、掃除したり。
右下:おそらく最上階の階段踊り場。
   手すりの間から、真下を覗いてはキンタマが縮み上がった。

いずれも、取り壊し中の旧校舎の様子。
失われゆく様子を記録しようとシャッターを切りながら、
寂しくて仕方がなかった。
あれから、6年が経った。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 時空を駆けるオルレアンの少... | トップ | 津幡春号機起動、覚醒。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿