つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

冬と春がせめぎ合う津幡町。

2017年03月05日 20時32分03秒 | 自然
ひと月程前の節分。
一昨日の桃の節句。
2つの行事が過ぎ、本日は「啓蟄(けいちつ)」である。

啓は「ひらく」、蟄は「(虫が)かくれる」。
つまり、冬眠していた虫が穴から出てくる頃だ。
一雨毎に気温が上がり、陽射しの輝きも徐々に強さを増して、
季節は本格的な春へと向かってゆく。

しかし、冬はおいそれと追い出されず、しぶとく居座っている。

これは、枯野に降りた霜(しも)。
這い出る虫の姿はなく、凍てついた大地に春はまだ遠い。

桜(染井吉野)の蕾も固く結んだまま。
気象庁によれば、金沢の開花予想は4月2日。
わが津幡町もこれに準じるだろう。

ちなみに3月の気温は、全国的に平年並みかやや高い傾向。
今月中には全国のトップを切り、福岡・愛媛・東京で。
月末にかけて、西日本や東海・関東の大部分で。
4月上旬には、北陸や東北南部で開花する見込み。
4月末頃には、桜前線は津軽海峡を渡り、北海道上陸の目算だ。

続いて、春の兆しを感じるスナップを2つ。

まずは、今季の役目を終えた「除雪グレーダー」。
移送先は、いずこかの格納庫。
年々活躍の機会は減っているが、冬には頼もしい重機。
整備を受けて、来季も頑張ってくれよ!

続いて、散歩中の母娘。
小さな子供が出歩くようになると、寒さも一段落だなと思う。
コメント
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