つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

女王、無念。~もえのあずき。

2017年01月03日 21時45分09秒 | 手すさびにて候。
ほんの手すさび、手慰み。
不定期イラスト連載第三十弾は、第4代・5代 爆食女王「もえの あずき」。

あっけない幕切れだった。
大食い世界一決定戦・決勝、日本 対 アメリカ。
1勝1敗で迎えた第三戦は、ドクターストップでアメリカの不戦勝。
「もえあず」の突発性過呼吸症によるリタイアだった。

僕は、決してグルメではない。
味を問わないわけではないが、食事における最重要は「腹が満ちる」こと。
口いっぱいの食べ物を咀嚼する時の快感は他に代え難い。
モリモリと飯を喰らっている最中に、時々思う。
このまま、満腹にならなければいのに…と。
しかし、やがて終わりが訪れ、
ため息と共に箸を置く際、一抹の寂しさを禁じ得ない。
だから「大食い選手」たちが羨ましくて仕方がない。
あれだけ食べられたら、さぞキモチイイだろうなと思う。

彼女が飲み込んだ記録は、常人を遥かに上回る。

オムライス10皿(4キロ)。
とんこつラーメン12杯。
炭火焼きエビ192尾(6.4キロ)。
味玉チャーシューメン13杯。
バナナ139.5本(ほぼ7キロ)。
とんこつラーメン21杯強。
ローストビーフ丼12杯(4.8キロ)。
チーズ豚骨ラーメン18杯。
卵かけご飯35杯(7キロ)。
キングフィッシュカレー12皿(6キロ)。
マカロニチーズ17皿(5.1キロ)…etc。

大食いに対して、ご意見は様々あるだろう。
贅沢の極みと眉を顰める方もいるだろうが、僕は拍手を贈りたい。
一線を越えた途端、楽しみは苦行に変貌する。
それでも箸を止めない大食い選手たちは、一種のアスリートだ。
コメント
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