
今日は、何とか時間のやりくりがついたので、おさかな♪さんが参加されている「オーケストラアンサンブル豊島」の春季演奏会へ行ってきました。
「日本におけるドイツ年2005/2006」を記念して、ドイツ名曲コンサートと銘打ったコンサートです。ご覧の通り、なかなか素敵なプログラムですね。
前半は、ワーグナーとブラームス。
最初の2曲はまだ硬さが残っていましたが、伸びやかな「歌」がベースのワーグナー、器楽的でよりからっとした明るさを持つブラームスという個性の違いが良く分かる演奏でした。
そして前半最後の曲は、ブラームスの悲劇的序曲。
この悲劇的序曲で、見違えるようなサウンドになりました。
一体何が起こったんだろう。
冒頭の強奏から、「あー、ブラームス!」と感じさせてくれる素晴らしい響きです。第2主題の歌わせ方も素敵で、非常に充実した「悲劇的」を聴かせていただきました。
ところで、2曲目の大学祝典序曲から感じていたのですが、オーボエが素晴らしく上手いです。
これは「運命」が楽しみだぞ・・・。
後半は、ベートーベンの「運命」。
悲劇的序曲の好調さを、さらに上回るこの日一番の演奏でした。
第1楽章冒頭から、力強くかつ豊かな響きがベートーベンにぴったり。
前半やや遠慮がちだったホルンも何か吹っ切れたようないい音になったし、チェロ・コントラバスの音が深く分厚い響きでオケ全体を支えてくれました。
聴かせどころのオーボエのソロも、まさに絶品。
第2楽章は、中間部の管楽器の掛け合いの部分が美しかった。この箇所は、指揮者がなかなかコントロール出来ない部分で、奏者達のアンサンブル能力に懸かっているわけですが、見事なアンサンブルでした。
第3楽章の中間のトリオはチェロとコントラバスの聴かせどころですが、バッチリ決まりました。この日のために、奏者の方がこの部分をどれだけ必死に練習してきたかを想像すると、胸が熱くなります。そして、ブリッジパッセージを経て終楽章へ。
終楽章は、この曲の集大成として高揚感に満ちた感動的な演奏。
奏者の方たちの真剣なまなざしが、気持ちのこもった音となって、聴き手にびんびん伝わってきました。
あまりに有名である半面、主要モティーフがことごとく短い休符で始まるような難しい曲を、練習に練習を重ねてここまで仕上げてこられた指揮者・オケの皆さんの努力に、心からの敬意を表したいと思います。
なかでも、先ほども書きましたが、オーボエの素晴らしさには正直脱帽です。すっかり痺れました。
それから、「運命」ではアンサンブルを整えるためにどうしても硬めの棒になりやすいのですが、指揮者の小森さんは、常に大きな流れを損なわないよう、大きく表情豊かに振っておられたのが印象的でした。素晴らしいマエストロですね。
アンコールは、ブラームスのハンガリー舞曲第5番。
大好きな曲を素敵な演奏で聴かせていただき、大変満足な一日でした。
●春季演奏会 〜ドイツ名曲コンサート
<日時>2006年3月5日(日)14:00開演
<場所>文京シビック 大ホール
<曲目>
■ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
■ブラームス: 大学祝典序曲
■ブラームス: 悲劇的序曲
■ベートーヴェン: 交響曲第5番「運命」
(アンコール)
■ブラームス: ハンガリー舞曲第5番
<演奏>
■指 揮:小森康弘
■管弦楽:オーケストラアンサンブル豊島
「日本におけるドイツ年2005/2006」を記念して、ドイツ名曲コンサートと銘打ったコンサートです。ご覧の通り、なかなか素敵なプログラムですね。
前半は、ワーグナーとブラームス。
最初の2曲はまだ硬さが残っていましたが、伸びやかな「歌」がベースのワーグナー、器楽的でよりからっとした明るさを持つブラームスという個性の違いが良く分かる演奏でした。
そして前半最後の曲は、ブラームスの悲劇的序曲。
この悲劇的序曲で、見違えるようなサウンドになりました。
一体何が起こったんだろう。
冒頭の強奏から、「あー、ブラームス!」と感じさせてくれる素晴らしい響きです。第2主題の歌わせ方も素敵で、非常に充実した「悲劇的」を聴かせていただきました。
ところで、2曲目の大学祝典序曲から感じていたのですが、オーボエが素晴らしく上手いです。
これは「運命」が楽しみだぞ・・・。
後半は、ベートーベンの「運命」。
悲劇的序曲の好調さを、さらに上回るこの日一番の演奏でした。
第1楽章冒頭から、力強くかつ豊かな響きがベートーベンにぴったり。
前半やや遠慮がちだったホルンも何か吹っ切れたようないい音になったし、チェロ・コントラバスの音が深く分厚い響きでオケ全体を支えてくれました。
聴かせどころのオーボエのソロも、まさに絶品。
第2楽章は、中間部の管楽器の掛け合いの部分が美しかった。この箇所は、指揮者がなかなかコントロール出来ない部分で、奏者達のアンサンブル能力に懸かっているわけですが、見事なアンサンブルでした。
第3楽章の中間のトリオはチェロとコントラバスの聴かせどころですが、バッチリ決まりました。この日のために、奏者の方がこの部分をどれだけ必死に練習してきたかを想像すると、胸が熱くなります。そして、ブリッジパッセージを経て終楽章へ。
終楽章は、この曲の集大成として高揚感に満ちた感動的な演奏。
奏者の方たちの真剣なまなざしが、気持ちのこもった音となって、聴き手にびんびん伝わってきました。
あまりに有名である半面、主要モティーフがことごとく短い休符で始まるような難しい曲を、練習に練習を重ねてここまで仕上げてこられた指揮者・オケの皆さんの努力に、心からの敬意を表したいと思います。
なかでも、先ほども書きましたが、オーボエの素晴らしさには正直脱帽です。すっかり痺れました。
それから、「運命」ではアンサンブルを整えるためにどうしても硬めの棒になりやすいのですが、指揮者の小森さんは、常に大きな流れを損なわないよう、大きく表情豊かに振っておられたのが印象的でした。素晴らしいマエストロですね。
アンコールは、ブラームスのハンガリー舞曲第5番。
大好きな曲を素敵な演奏で聴かせていただき、大変満足な一日でした。
●春季演奏会 〜ドイツ名曲コンサート
<日時>2006年3月5日(日)14:00開演
<場所>文京シビック 大ホール
<曲目>
■ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
■ブラームス: 大学祝典序曲
■ブラームス: 悲劇的序曲
■ベートーヴェン: 交響曲第5番「運命」
(アンコール)
■ブラームス: ハンガリー舞曲第5番
<演奏>
■指 揮:小森康弘
■管弦楽:オーケストラアンサンブル豊島










こんばんは♪
素晴らしい感想の記事を書いてくださり、本当にありがとうございます!
感謝の気持ちでいっぱいです。
メンバーも忙しい中一生懸命練習し、本番は渾身の演奏だったと思います。特にメインの運命の後に沢山の「ブラボー」を頂戴したときは本当に嬉しかったです。
「楽々演奏しているよう」「楽しかった」などの嬉しい感想を戴き、これからも頑張ろう♪と思いました。
おさかな♪はファースト3プルの裏で弾いてましたが、指揮者が良く見え木管も良く聴こえる席だったので、弾いていてとても楽しかったです。
これから多くの団員さんがromaniさんの記事を拝読させていただくと思いますが、よろしくお願いいたします。
昨日は素敵な演奏をありがとうございました。
お世辞ではなく、素晴らしい演奏でしたよ。
「もう、市民オーケストラとは言わせない」くらいの意気込みで是非頑張ってください。
応援しています。
昨日は、stonezさんもひょっとして来られているかなと思いつつ、感想を書きました。
今度は鉢巻締めて(?)是非一緒に応援に行きましょうね。
楽しみにしております
ブログでお世話になっている人が出演するコンサートにいくというのは、ほんと良いものですね。鑑賞というよりは、ずっと手に汗握って応援していました。
機会があれば、是非ご一緒しましょう。
ありがとうございました。