甦る妖術使い

ゲームブック、特に「ファイティング・ファンタジー」関係(試験運用中)。
現在は「運命の森」のリプレイを進行中。

挑戦1回目(6) 狼男~山男の射手~ノーム

2006-03-19 13:49:01 | 「運命の森」リプレイ
狼男
アラジルは覆面の猟師の言葉を思い出していた。
「もしダークウッドの森で夜を過ごすつもりなら、これ(ベラドンナ草)が必要になるだろう…」
夜の間に狼男が出現するだろうか?

そう思いつつ眠りにつくと、暫く後アラジルは唸るような声で目を覚まされる。
満月の下、朧な姿が近づいてくる。人間のようだが、胸や腕、顔はふさふさの毛に覆われており、口には長い牙が突き出している。案の定、狼男だ。
アラジル「(狩人の言葉に嘘はなかったか…)」

狼男 技術点8 体力点9
技術点だけを見るなら、狼男はアラジルにとって五分五分の強敵だ。

9ラウンドの激戦の末、幸運にも、アラジルは2回の傷を受けた(体力点20→16)だけで狼男を倒すことができた。
戦いのあとアラジルは体に異常を感じる。震えがきて止まらず、全身から汗が吹き出る。狼男から傷を受けたものは、自分も狼男になってしまうのだ。
アラジルはベラドンナ草を使用する。体力は消耗したが(体力点16→14)、狼男に変身するのは防ぐことができた。

2食ほど食事を取って体力を回復させた上で(体力点14→22。食料残り8食)、アラジルは再び眠りにつく。
(通過したパラグラフ-285-388-155-83-139)

山男の射手。小さな銀の鍵
夜が明けてから、北の丘の上へと向かっていく。
丘を越えると東への分かれ道がある。そちらへ行くと、南北に走る道と合流していた。
今度はまた北に進路を取る。

丸石や岩の間を通る道を歩きながら、アラジルはどことなく不安を感じる。
アラジル「(まるで誰かに見られているような気分だ…)」
とそのとき、ある丸石の陰から、髭も髪も伸び放題の筋骨たくましい二人の男が現れて、アラジルに対して矢を射掛けてきた。
運試しをすると結果は吉(運点10→9)。幸いにも矢は外れた。

男たちは矢が外れた責任のなすりあいをして、互いに小突き合いを始めている。
アラジル「(あまり賢くはないようだ)」
先へ進むという手もあるが、射手を野放しにするのは危険であるし、そろそろ「ハンマー」の残りの部分の手がかりが得られるかもしれない。体力も全快しているし、戦いを挑んでみることにする。

山男1 技術点7 体力点5
山男2 技術点6 体力点4

「いちどに一人を相手にして戦う」ように指示がある。どういう意味だろうか。とりあえずそれぞれの山男と交互に戦う形にした。
戦いは激戦になった。アラジルは結果的に勝つことは出来たが、かなり体力を消耗してしまう(体力点22→12)。
アラジル「(2対1の戦いは気を付けねばならないな…)」

アラジルは休憩して2食食事を取り(体力点12→20。食料残り6食)、山男たちの荷物を漁ってみた。
一人が「小さな銀の鍵」を持っていた。意外な品物だが、役に立ちそうなのでもらっていくことにする。
(通過したパラグラフ-198-87-90-210-43-50)

眠れるノーム。手がかり
更に北へと進み続けると、丘を下り切り、谷底へと辿り着いた。
東西に道が分かれているので、西へと進んでみることにする。
その後北への分岐を一つ無視して更に西へ。

暫く歩き続けて、アラジルは不思議な光景を目にする。巨大茸のかさの上で、長い髭を蓄え、赤の上着と帽子を身に付けた小男が、大いびきをかきつつ眠っているのだ。
アラジル「(明らかに、邪悪な生き物ではないだろう…)」
好奇心に駆られて、アラジルは彼を起こしてみることにする。小男は起きると同時に巨大茸から落ち、怒り出してしまう。しかしアラジルは会話の試みを続ける。
アラジル「(握手して)ストーンブリッジの「ハンマー」を探しているんだ。「ビッグレッグ」ってドワーフの死に際に頼まれてね。何か役に立ちそうなことを知らないかい?」
小男(ノーム)「(強欲そうに)そうさな、金貨5枚か、お前さんのザックの中の宝物を一つもらおうかい」
金貨は4枚しかないので、アラジルはヤズトロモから買った「万能薬」を差し出すことにする。

小男(ノーム)「(にっこりして)納骨堂の中にゴブリンの骸骨があった。もしかしたら、お前さんの探しているゴブリンのどちらかかもしれないし、全く見当外れかもしれない。場所ははっきりとはしないが森の北側のどこかだ」

魔法のアイテムを手放した割には漠然とした情報でがっかりだが、それでも重要な情報だ。
アラジル「(とりあえず一つ目標が出来た。ここより北で納骨堂を探すんだ)」
アラジルは小男のもとを別れ、足早にまた道を歩き始める。
(通過したパラグラフ-188-221-378-307-271-297)