金森幸介の光と影~both sides now
TEXT:北村和哉
 





1990年ぐらいのニューヨークで。

たしかのこ写真を撮る1、2ヶ月ほど前にLos Angeles郊外の彼の自宅で取材をした。そのときは友人の写真家が撮影して、ニューヨークではmarie claireという女性誌用の写真をわたしが撮った。当時のmarie claire誌はとてもすごくて、わたしが書いた記事でもGeorgie Fame、John Lee Hooker、Marianne Faithfullなどがあった。現在の日本国内の雑誌(女性誌に限らず)では考えられないほどラディカルだった。

J.J.Caleもとても進歩的な人で当時、一般化されつつあったコンピュータを積極的に導入して音楽を作り上げようとしていた。彼は自分自身のことをソングライターというよりもエンジニアだとしきりに話していたことをわたしは記憶している。彼は機械に触れることがとても好きで、それはサウンドボードだけではなくて、このときJ.J.が着ているTシャツにプリントされている車についても同じだといっていた。ちなみに彼のTシャツには有名な車の名前が羅列されているだけ。
寡黙な職人肌の頑固ジジィ・・・わたしにとってJ.J.Caleはそんな愛すべきオヤジのひとりだった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 1 )


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コメント
 
 
 
ええ曲、ええ歌、ええギター (カポタスト・マン)
2006-05-12 21:04:18
J・J・ケールのアルバムは「どれを聴いても同じだ」と人は言う。確かに僕もそう思う。

で、「これほど“ベスト物”向きのアーティストもいないわい」と疑いもせず手に入れる。

と、これが、意外に聴き心地が悪い。思いのほか各アルバム毎に声や音やアンサンブルの質感が違う。“微妙に違う”という所がミソで、聴いていて落ち着かなくなる。やっぱり全アルバム揃えなければならないのか・・・。

J・J様、「おみそれしました!」してしまいました。
 
 
 
Unknown (盗聴エディ)
2006-05-16 01:42:52
はじめまして。

TBありがとうございました。

リアルなお話に卒倒しそうです。

たとえ会えなくても、同じ空気を吸えるだけでも、

と、のこのこ故郷タルサまで行って来た25年前を思い出して、感無量です。

重ね重ねお礼申し上げます。
 
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