GPX250 Ninja:バイクと猫とサンフランシスコの雑記

Kawasaki GPX250でベイエリアをまったり走る…バイク通勤 in San Francisco

蓼科の親湯温泉行って来た: 1 of 3--台風の中をまず名古屋へ…

2017年09月05日 | 旅行
※この記事は後日SFで書いているため、アップした日時と実際のイベントの日時にズレがあります。

台風きてる…( ̄▽ ̄;)

昨日から天気が安定しないけれど、台風の直撃は無いらしいから蓼科旅行決行。昨日のうちに借りておいた車(長時間の高速運転を考慮してスバルのインプレッサ1500cc)に荷物を積み込んで暗いうちに辻堂を出発。まず新湘南バイパス→圏央道→海老名で東名にジャンクション、そのまま西に走って新東名→伊勢湾岸道路→名古屋環状で名古屋駅エスカ。エスカ入り口で同行者をピックアップしたら中央線で諏訪インターまで北上。霧ヶ峰で晴れると良いけれどネ。

辻堂からだと八王子経由で行けば諏訪インターまで3時間で着く…しかし今回は大回りで名古屋経由。すごい大回りだけど運転好きとしては路面クオリティーが良くてインフラがアメリカとは段違いに整備されている日本の高速を走るのは楽しいんです(^O^) 狭いだろうって?いやーアメリカの道が全て広いだろうなんて嘘ヨ。サンフランシスコの道は狭い。とりあえず辻堂駅の下をくぐってイチコクへ。藤沢インターで新湘南バイパスに入ります。


まだ真っ暗で他に走っている車は無し。圏央道に入ってもだーれも走ってない。空いていると言うにはあまりにガラガラな圏央道を海老名にむかって進む。ジャンクション近くなると大きな物流トラックが増えて来た。海老名で東名にジャンクションすると周りは物流デカトラばかり。そうか、この時間は物流の時間なのネ。馬鹿でかい図体なのに120キロは出てるんじゃないかってスピードで追い越し車線を飛ばして行く。いやー借りたのがインプレッサで良かった。ケチって軽なんぞ借りてたらトンデモナイ目に合ってた…前後左右を物流トラックに囲まれて同じスピードで走るのは軽じゃシンドイ。

そのまま物流のおっさん方と共に沼津SAまでひた走る。箱根を超えたあたりで夜明け。雨は時々降っているけれど別に台風って感じでは無い…台風どこに消えちゃったんだろうね???誰もいない早朝のSAはつまらないですよ。お店も最低限しか開いてないし天気が悪いから見るものも無くて、ただただミンミンゼミが鳴いてるだけ。


次のストップは静岡SA。一応休憩スポットを決めておいた。SA•PA大好き人間としては全てのSA•PAに停まりたいけれど時間的に無理だからいくつかピックアップした所で停まってみる。静岡ではサンドイッチとおにぎりと缶コーヒー購入。サンドイッチはいつもの「ジューシーハム」おにぎりはタラコとシャケ一個ずつ。サンドイッチとおにぎり一個食べて出発したら雨降って来た…雨は次の浜松まで続いてました。浜松で残りのおにぎりを食べて、カフェインドリンク2本購入。コーヒーではなく即効性のあるドライバー向けのドリンクです。これは効く。

最後のストップは岡崎で、ここでようやく賑わっているSAに入ります。いやー良いわ(^O^) 買い物するつもりは無いけれどこの雰囲気が好きなのよね。全ての設備が機能的に出来てる車を停めてから買い物なり食事なりトイレなりする人の動きが実にスムーズに行くように計算されてる。喫煙所だけは端っこの「行き難い」所に設置されているけれど、それにしたって冷房はちゃんと入ってるしインフォメーションスクリーンはついてるし。換気もしっかりしてて空港の喫煙所みたいに煙で靄ってるなんて事は無い。帰りにここでお土産に買っても良いもの発見。大きな丸いお麩がまるでバターロールみたいに袋詰めにされてる「名古屋名物手作りまんじゅう麩」。そうか、ここはもう名古屋エリアなんだよねー。


名古屋環状にはいったら物流は減って一挙に一般車が増えた。交通量はかなりあるけれど渋滞するほどじゃないですネ。道なりに走って行くと晴れて来た。名古屋の地名の読みがわからないけれど漢字でかかれているサインをたどって尾頭橋で降りる。「びとうばし」だと思ってたら「おがしらばし」だそうで…何でも良いからとりあえず降りる。名古屋駅も「名駅(めいえき)」と呼ばれてると初めて知った…関東人にとっては名古屋駅はひたすら「なごやえき」なんだけどね。で、その名駅エスカ駐車場入り口で無事友人をピックアップです。晴れた名古屋は暑いからさっさと抜け出すことに決定。


名古屋環状に乗って(今度は別のライン)小牧まで北上、東名を通って中央道にアクセス。あとはひたすら諏訪まで北上。中央道は景色が楽しいはず…だけど今日は曇ってて中津川の景色は見えず。惠那トンネルの長さに辟易しかけた頃岐阜を抜けて長野へ入り、今度は南アルプスと中央アルプスに挟まれた伊那谷を北上。駒ケ岳PAで休憩です。外へ出ると思ったほど涼しくない…結構暑いわ…。時間が少し予定より遅れているのでここで昼食にしてしまう。建物の中は高校の運動部らしき団体さんで混んでいて席を見つけるのに苦労したものの何とか2人分確保してお決まりの天玉うどんです(好きなんだよねーこれ)。

駒ケ岳PAから諏訪までは近い。岡谷をすぎると諏訪湖が広がって右手に諏訪大社と守屋山、左手には諏訪の町が見えて来る。諏訪インターからまっすぐ降りてゴルフ場の脇を通って霧ヶ峰に登って行きます。晴れてたら景色が素晴らしい道なんだけどねー。残念ながら霧です。おまけに結構な悪路と勾配だわ。いくら悪路と言っても日本の悪路だからサンフランシスコのガタボコ道に慣れてる身としては「普通」なのよね。ただし抜け道だからさすがに狭い…空いてるけど。残念ながら池のくるみ踊場湿原もガボッチョも真っ白な霧の中…。

霧ヶ峰は誰もいなくて寒々しい限りで…天気が悪いと外の店は閉めちゃうらしく、かろうじて空いていたのはドライブイン霧の駅のみ。晴れていれば何十台と並ぶバイクもいない。とりあえず寒いから(マジで。寒かった)熱いコーヒーをもらって一息ついてお土産品を物色してみる。明日もう一度ここに寄るから買うのはその時で良いね。実は買いたいものがあるんだけど…売っているのは今日閉まっている外の店なのヨ。さすがにこの天気と気温だとお決まりのソフトを食べる気にもなれず、コーヒー飲んだら親湯温泉めざして出発。


せっかくのビーナスなんだけどね。こう雲が多くちゃ見晴らしは効かない…とは言え富士見台まで来たら一応雲は切れて来た(富士見茶屋も閉まってた)。八ヶ岳連峰の端っこと南アルプスの端っこがかろうじて見えてます。長い裾野は火山の印。八ヶ岳も昔は火山だったのよねー。隣にある蓼科山は今も火山認定されてるけれど八ヶ岳はどうだったけ…?


白樺湖が見える展望台まで降りて来ましたよ。白樺湖の後ろは蓼科山の裾野。その向こうでは雲が切れかけている。明日は多分晴れるんじゃないかな…晴れてくれるといいな。白樺湖は案外小さくて水は濁ってる。諏訪湖も濁ってるけれど上にある女神湖は澄んでいるらしい。火山の集まる地域の水は大概澄んでいるはずなんだけど…この地域の土質と関係あるのかしらネ。


白樺湖を過ぎ、蓼科山のふもとを回ってそのままビーナスラインを下ると「女の神の氷水」と呼ばれる湧き水がある。斜面一面から水が流れ出ている所でかなりの水量があります。飲料処理されておらず、飲めないらしいけれど実は去年うっかり飲んだ。別に体調悪くもならなかったけれど今回は飲まないことにしておく。冷たくて良い水です。


沢に沿ったワインディングをしばらく行き、右に曲がって橋をわたると今日の宿の親湯温泉に到着。標高1350mだから箱根の大観山より高い(大観山レストハウスのあるところは1100m)。


フロントでチェックイン。居心地良さそうなロビーでくつろいでいる人が数人。家族連れもいるはずなのに箱根あたりのホテルでウンザリする程聞こえる子供の甲高い叫び声が無い。いやーゆっくり寛げそうです(^o^)


部屋は和室。久しぶりだな〜こういう和室(^o^) 畳でゴロゴロ転がるという実に子供っぽい誘惑に負けても誰にも文句言われない!早速やってみる。あとは蓼科キュイジーヌの夕食を楽しみにゆっくり温泉に浸かるだけ!


ではさっそく温泉へ。露天風呂は洗い場が無くただ浸かるだけだから畳風呂の大浴場へ先に入る。洗い場の床が畳だから浴場に一歩入った途端に柔らかく、くつろいだ気分になりますね。床が畳敷きの温泉なんて初めてだけど洗い場からお湯の中へ移動する時に感覚的な途切れがないのヨ。加えて湯船の底は今どき珍しい石のモザイクで、畳敷きの洗い場と同じく感触が柔らかい。これは病みつきになりますよ。畳敷き温泉最高。


石の露天風呂は長い階段を降りた沢のそばにある。階段の途中にある貸切風呂は時間制で、我々の順番にはまだ1時間以上あるから、先に石の露天へ。木戸をあけると確かに洗い場が無くて小さな脱衣場だけがある。そして小さな石造りの露天風呂…その雰囲気ときたらもう最高…「秘湯」ですね。まだ明るいのにあたりは静かで聞こえるのは沢の水音とヒグラシの声のみ。自然石がお湯の中にいくつか置いてあってもたれたり座ったり出来る。お湯の温度もまさに適温。いやー良いわ。


さらに素晴らしかったのは貸切風呂。時間になって貸切風呂の鍵を受け取って木戸をあけると、木造りの湯船になみなみとお湯が張られ、湯船の向こうは美しいブナの林。ここは残念ながらスマホを忘れて撮れなかったけれど、3つの湯の中で最高の雰囲気でしたね。ブナの葉を透かして来る緑の空気の中で柔らかい木の湯船にゆったり浸かっていると30分があっという間に経ってしまった。聞こえるのは沢の音とヒグラシ。他には木の葉がサラサラいう音のみ。


ほーっとしてお湯から上がり、部屋に戻って寛いでいるとそろそろ蓼科キュイジーヌの夕食の時間。食堂まで降りて行って地元のビールと共にいただきました。全て美味しかった…特に野菜が…て事だけ覚えてる。あとは半分寝てた状態。さすがに時差ぼけ+睡眠不足+長時間の運転+温泉+アルコール飲料となったらボーッとしますわ。食事後は部屋に戻るまでどうにか外見や喋りは普通、実際は半分寝てた(部屋に戻った記憶なし)。部屋に戻って布団が敷いてあるのを目撃し、着替えた途端に撃沈。そのまま朝まで爆睡でした。



※この記事は後日書いているため、アップした日時と実際のイベントの日時に多少のズレがあります。
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