窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

電王戦・竜王戦 第三者委員会

2016-11-05 11:12:10 | Weblog
第三者委員会が3名のメンバーが決まり動き始めた模様です。

その調査結果が、いろいろある疑問に答えてくれるようであれば、そうして不公平を正してくれるようなものであればすばらしいものでしょう。

逆に、各メンバーのすばらしい経歴は単なるお飾りで、「処分には妥当でないものもあったが、違法とまではいえない」というような、「お茶を濁しただけの結論」で終わるのであればそれは「期待外れ」というものです。


さて、今の段階でいろいろな疑問が挙げられていますが、以下はその個人的なまとめになります。

まず第一に、竜王戦はクリーンな環境で行える事が分かっていたのに、何ゆえに渡辺竜王はそれほどまでに三浦9段との対局を拒否したのか、、、という疑問です。

単に個人的な好き嫌い、あるいは何であれそれが個人的なものであるとすると、そのような理由で連盟の理事さん達を納得させるのは到底できない、というのが当方の読みです。

渡辺竜王の主張は「そうしなければ竜王戦に傷がつく」というものですが、この「メインスポンサーである読売新聞に配慮した」という主張だけではいまいち納得がいきません。


聞き取りの翌日に処分を言い渡す、、、などと言うのは、どう考えても「処分ありきの聞き取り」、「形式上の聞き取り」の様に思えてなりません。

そしてこの「三浦9段はずし」については、渡辺竜王はブログで「そこまでは要求していない。」として、暗に「その決定は連盟の理事によるものである」としています。<--リンク

他方で理事さんは「渡辺竜王からの強い要求があった」との主張であります。

この二つの主張は明らかに矛盾していますが、いずれにせよ「三浦9段はずし」は実行されたのでした。

その有様は、まるで誰かに「三浦9段はずし」を前もって約束していたかの様であります。

そうでありますれば、処分が実行される事が重要であり、処分の理由は何か、誰が主導的にそれをリードしたことにするのかは後づけでかまわなかったのであります。

そうしてその為にそれらの事柄について、ここにきて矛盾が表面化してきている様に見えるのでした。


次に、・三浦九段の将棋不正疑惑に渡辺竜王が初言及…「三浦さんを処分してほしいとは言っていない」というスポーツ報知の報道についてです。<--リンク

渡辺ブログによれば「囲み取材を受けた」そうですので、それなりのマスコミの取材があったかと推察されますが、記事にしたのはスポーツ報知のみでした。

記事の内容は従来の報道とは相いれない様なものでしたので、かなりのインパクトがあるのですが、それをなぜほかのマスコミが報道しないのか、疑問であります。

そうして報知≒読売というような関係があるとすれば、そこにはなんらかの働きかけがあったのではないのか、、、と想像してしまうのです。


そうして、その報知の報道に対して渡辺竜王は自身のブログで「自分の立場が後退している様に報じられている」としてクレーム、あるいは補足説明を展開しています。<--リンク

そうして、「自分の立ち位置は一貫している」、「週刊文春の記事はおおむね妥当である」との意見を表明されています。<--リンク

それが事実であるとすると、スポーツ報知の記事は「できる限り渡辺竜王の主張をマイルドに、波風の立たない様に表現したもの」と言えそうです。

そうしてそれゆえに渡辺竜王には「自分の立場が後退している様に報じられている」、「状況の変化で立場を変えたように見られてしまう」と受け取られたものと思われます。

事実、スポーツ報知の報道は、一読しただけでは「それまでの報道内容の全否定」のように受け取ることが可能であり、大方の読者はそのように受け取ったものと思われます。


さてそれで、いったい何をいいたいのか、といいますと「事態を何とかまるく、できる限り被害を少なく収めたい」という意向が働き始めたように見える、、、と言う事です。

それがスポーツ報知の報道の仕方であり、第三者委員会のメンバーの素晴らしい経歴、つまりは「委員会の権威づけ」である様に思われます。

権威に弱い我々一般庶民は、あれほどの経歴をもつ方たちが出された調査結果にクレームを付ける、、、などということは思いもよらない事なのであります。


しかしながら渡辺竜王は少なくともスポーツ報知の報道姿勢をそのまま「よし」とはしなかった、逆に「自分自身の主張、立ち位置は変わってはいないもの」と主張されたのであります。

そうして、その主張は渡辺竜王の「譲ることができない最後の一線」の様に見えるのでありました。

PS
そういえば、どーして渡辺竜王は週刊文春の独占インタビューを受けていろいろな情報を提供したのでしょうか?

竜王戦やプロ将棋界の事を思えば、「仲間うちのあまり好ましいとは思えない話」は仲間うちだけに留めておくのが「騒ぎを大きくしない」という「村のルール」にも合致していたし、スポンサー各社にとってもその方がよかった様に思われるのですが、、、。

それとも何か文春側に借りがあって、そうせざるを得ない状況だったのでしょうか?

この辺りもいまだ説明がなされておらず、不明な点であります。

追伸
竜王戦第三局は予定通り行われる模様です。<--リンク

ということはやはり竜王戦が終了するまでは第三者委員会の報告は公表されない、、、ということであります。

そうでなければ報告内容によっては竜王戦が継続できない事にもなりかねませんからね。

このような「時間稼ぎ」、はたして三浦サイドは受け入れるのでありましょうか?

こうして再びボールは、いや、手番は三浦9段に移るのでありました。

PS
ご参考までに。
・動物園の檻の中でイカサマと闘うことでしか生きられないライオンたち<--リンク

・前夜祭開幕<--リンク
・対局者あいさつ<--リンク


PS
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