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ギターやってみたいんだけど、ストラトタイプ・レスポールタイプ どっちにしよう??

初心者のときにHARINEもどっちにしようか悩みました。
悩めるギター初心者・購入者にできるだけわかりやすい表現で解説してみたいと思います。

用語はその都度解説という感じで。


※下に試聴音源はりましたのでそちらもどぞ!


まず
「ストラトキャスター」はフェンダー(Fender)が、
「レスポール」はギブソン(Gibson)が作っています。

ホンモノを買おうと思うとまず10万円超えちゃいますので、
初心者は「~タイプ」と呼ばれる模造品を買うといいと思います。

あまり失敗しないためには、
定価で5万円くらいのものをセールやアウトレット(チョイ傷)品で
3万円代くらいで安く買うといいと思います。
※ストラトについてはフェンダージャパン製であればこれくらいで買えるでしょう。
 これはれっきとしたストラトですが、フェンダーUSAが本家なので廉価版という感じです。

注:間違っても1万円初心者セットとかに手を出してはいけません!
  とにかく触れるだけでもいい、というのであればセット内のギターが中古で5000~1万円くらいですので、
  それを買ってもいいかもしれません。ギターとしては成り立っていますので、それなりに練習はできると思います。
  でも、そこそこの楽器なら売るときもそこそこで売れます。状態にもよりますが5年で半額はくだらないでしょう。
  そこも加味するといいかもしれませんね。 


いずれにしても、3万円代でも初めて手を出すには高い買い物だと思います。
以下の話は、後々「あっちがよかったなぁ...」とかなるべく思わずに済むよう、
好みに近いものを手にするための参考知識としてどうぞ。


ストラト・レスポール(タイプ略)の特徴と違いを挙げてみましょう

☆もちろん音が違う!
まず一番気になるのは音の違いなんじゃないかと思いますが
両者ではかなり異なります。
その原因がどこから来ているというと、材質なんかも一因なんですが、
一番大きなところはピックアップのタイプが違うというところです。

ピックアップ:弦を弾くところ付近にある長丸型のもので、弦の振動を拾う(=ピックアップする)
       いわば弦専用のマイクみたいなもの。

ストラトではこのピックアップ(PU)が「シングルコイル型」であるのに対し、
レスポールでは「ハムバッキング型」のものを使っています。

シングルコイル型はこんな形で一列なのに対し、
(○○○○○○)


ハムバッキング型は2列一組になっています。(中には1列に見えるものもあります)
(○○○○○○)
(○○○○○○)




肝心の音の違いですが、
シングルコイルに対してハムバッキングがどう違うか、で考えてみます。

まず、エレキギターのピックアップは弦との距離で変わる微弱な信号を拾うため、
身近にあふれる電磁波をもノイズとして拾ってしまいます(ブーンというハムノイズ)。
このノイズを減らすためにハムバッキング型が開発されました。
2列のコイルは互いに逆巻になっていて、ハムノイズを打ち消す(キャンセルする)仕組みになっています。
しかも、コイル二つで振動を拾うわけですから、強い信号が得られます。
しかし反面、逆まきコイルが隣り合っていること等により、フィルター効果が生まれてしまい、
高い音を拾いにくいという欠点が生まれました。

このメリット・デメリットがまさに音色の違いとなって現れており、

シングルコイル型が乗ったストラトは、
・高音(鈴の音くらい)が強いため、「シャリっとした、明るい」イメージ。
・ピッキング時などの音も良く拾い、繊細な表現が忠実に再現される。
・ハムノイズが大きいためアンプで大きく歪ませるには不向き。
・軽く歪ませて使うことが多く、結果的に音の崩れが少ないためコードびきにも向いている。

ハムバッキング型が乗ったレスポールは、
・中音(男性の声くらい)が強く、ハムノイズが少ないため大きく歪ませることができる。
・アンプで大きく歪ませる(オーバードライブ、ディストーションサウンドにする)ことで、
 「強い、激しい」というイメージの音色が得られる。
 (歪ませずに聴いても「強い」という印象は特に持たないと思います。)
・高音が弱いため、歪ませないとボヤっとした感じになる。
・積極的に歪ませることが多いため、音数の多いコードを引いても和音感が崩れノイジーになりやすい。
・逆に少ない音数でも厚みがでるため、初心者でも割と早い段階で簡単にカッコよく聴かせられる。

という特徴があります。



さて!それを実際の音で感じて見ましょう!! 視聴!
作曲・奏者はHARINEです。すいませんへたくそで(ソロだとさらに下手さが浮き出ますね;;)
ギターは
レスポールタイプ:





ストラトタイプ:



(これはボディは日本製ですが、ピックアップはテキサス製のグッドアイテムです!)
を使っています。
アンプシミュレータは「Amplitube4」のBrit9000(マーシャルタイプ)のプリセットをチョイいじっています(録音はCUBASE)。

音源解説は再生アプリの下です。


それぞれのトラック内では同じフレーズを(できるだけ同じテンションでw)弾いており、
 レスポール(リアピックアップ)
→ストラト (リアピックアップ)
→レスポール(フロントピックアップ)
→ストラト (フロントピックアップ)
→ストラト (センターピックアップ)
と5回分入っています。

トラックの違いは以下のとおりです。
痛恨のスペルミスがっ(笑) ×guiter→○guitar

1.Guiter_Sample_Line 
  生音、ギターから出る直の音です。パワーコードでカッティング、ブリッジミュート、オクターブ弾きを入れています。
  シングルピックアップは音自体が小さいですが、きらびやかな音が特徴です。美しいですね!

2.Guiter_Sample_Power
  上のトラック_Lineでアンプをつないでゲインを上げてディスとーションサウンドにしたものです。
  生音ではモコモコしていたハムバッカですが、ゲインを上げるとその真価がわかります。
  特にカッティング、ミューティングがキレてすごく気持ちいいです(弾いててw)!
  この設定ではシングルコイルは高音が強いですが、これはゲインを下げるとまたちょっとオシャレ感が出て違う感じでよくなります。

3.Guiter_Sample_SoloLead
  こちらは単音弾きです。フロントピックアップではどちらもピューンという音になりますね。
  入りの部分でストラトのシングルコイルはノイズが大きいことがわかりますでしょうか。その分ピッキングのキュンキュン音がよくでています。
  ハムバッカではノイズが軽減されています。これがハムキャンセル効果ですね(同じ環境で弾いています)。

4.Guiter_Sample_Cord
  これはコード弾きサンプルです。ゲインは控えめでクリーンアンプの設定ですね。
  ストラトの音の豊かさがよくわかると思います(後述の鈴鳴りですね)。この感じはレスポールタイプでは出せないのです...


☆ボディの作りが違う
ストラトキャスターはネックとボディがねじ止めしてあり交換もできます。、
またボディが薄く内部はスプリングがあるため空洞部が広いです。
対してレスポールは分厚い無垢材で、ネックも一体ものか接着で外せません。
そのため比較的レスポールは重いです。
実質的にはストラト3.5kgくらい、レスポール4.5kgくらいと、1.3倍くらい重いですね。
長時間肩にかけてると痛いです。。そして持ち運びも重いです。
レスポ背負って自転車に乗って2km、、後半すでに辛かったですw
でもこの無骨さがカッコよかったりしますw


☆ストラトにはトレモロレバーがある
ストラトはブリッジがボディ内部のスプリングでおさえられており、
トレモロレバーをつかって弦を引き上げ、弾いた音を高くすることができます。
これをつかってビブラートをかけたりすることができます。
単音、2音くらいまでなら、指でかけることもできますが、
和音全体にダイナミックにビブラートをかけたり半音あげしたりするというのはストラトにしかできない技です。
また、このスプリングが共振することでストラト独特の「鈴なり音」と呼ばれる
「しゃらん」とした音色が得られます。
アンプなしで裸の音を聴けば「あら、素敵な音!」と感じるくらいわかります。

ただ、果たしてこの「鈴なり音」がピックアップに拾われてアンプからも鳴るか?というのが議論で別れるところですが、、
HARINEの意見としては、鳴ると思います。
ボディとともにピックアップ自体が震えるため、弦との距離が周期的に変動しますから。
同じ理屈でボディの材質の違いも僅かながら影響するでしょう。


☆張る弦の太さが違う
エレキギターの弦には太さが色々ありますが、
先述のようなボディの作りや弦全体の長さ、音の得意不得意もあって、
ストラトは細めの弦、レスポールは太めの弦を張ることが標準的です。
太い弦ほど張りを強くするので強い音がでやすいですが、
ビブラートやチョーキングをかけたいときなんかは、カタいので指が辛いです。
ストラトとレスポをチョーキングして比べると、レスポは養成ギプスか!と突っ込みたくなるくらい固いですw
それくらい張りが違います。


☆ネックが違う
親指を使って上の方の弦(6弦)を抑えたいときには確かにネックが細いストラトの方が抑えやすいです。
でも、手が小さいからといって一概にストラトがいいとは言えなくて、
ストラトはフレット間隔が広いです。なので逆に横方向には手を頑張って拡げないといけません。
また、フレット数はストラトは21フレット、レスポールは22フレットが標準です。
音域はレスポの方が広いことになります。

私も手がかなり小さい(平均的な女性くらい?)ですが、そういう理由でギターを選ぶのはもったいないと思います。
まあ、アメリカ人とかがギター持ってるとなんかちっさく(見え)てずるい!とか思いますがw
日本の小学生でも激ウマのギタリストもいますので(涙

音と見た目も含めて好きになれるか、というのが一番大事だと思います。
好きなギターと長い付き合いができれば、自然にうまくなりますので。


☆どんな曲でつかわれてる?あとはどういう感じの曲が好きかですが、知ってる曲があれば幸いですが、
無くとも「自分の好きな曲に近いかなー?」というのが見つかれば参考になるかと思います。
多分YouTubeなんかで聴けますので。

ストラト系
Good lack my way、Honey、Flower(L'Arc)
Sailing Day、カルマ(バンプ)
君の知らない物語(SuperCell、化物語ED)
God knows(Enows、涼宮ハルヒの憂鬱)
*全般(放課後ティータイム、※あずにゃんパート、けいおんの曲)
*全般(ミスチル)


レスポール系
Someday、Gotta Be Somebody(NickelBack)
only my railgun、Level5-judgelight-、sister's noise(frip Side、とあるアニメ)
Magia(Kalafina、まどマギED)
キャットフード、ロミオとシンデレラ、他(doriko Feat.初音ミク)
Don't say "Lazy"(放課後ティータイム、※唯パート、けいおん!ED)
機の律動、名を冠する者たち (Ace+、ゼノブレイドのサントラ)
Ardor、Magicless White、他(HARINE、宣伝すんなw)




※HARINE調べ
当然ギターは2種類ではないので厳密には違うのもありますし、
HARINEの勘違いで全く違うのも混ざっているかもしれません(--;)


そんなわけで楽しいギターライフを!
でわでわ!

by HARINE

手前みそですが...

Ardor


Magicless White


HARINEのギター紹介
HARINEのアンプ紹介・マーシャル
HARINEのアンプ紹介・フェンダー



HARINE使用のレスポールタイプのギターの類似品 (私のはジョン・サイクスモデルですが、シルバーがカッコイイなと思ったので選んだだけです。)
上記のギターは全部これで入れています。これとAmplitubeFreeでこんな音になります。
ジャカびきはリアピックアップ、前奏、間奏のピューンという感じの音はフロントピックアップをつかって録りました。
購入後とくに他のレスポールタイプが欲しいとかは思わなかったです。深く力強い音が心地いいです。
もちろん今も一番の愛用品です。



モノホンのギブソン! いつかほしい...w



フェンダーストラトキャスター



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