君の友達

日頃思っていること、感じていることを書いていきます。

任命責任

2017年06月30日 | 日記

アジサイ

 

また今日も雨になりました。

昨日も記事を書いたんですが、冷静に書けているか自信がなかったので、UPせずに削除してしまいました。

今日は少しは冷静に書けるかなぁ。

冷静と言ってもかなりの愚痴なんですけどね("^ω^)・・・


先日、長年お世話になった合唱団を辞めたと申しましたが、

なかなか「退団」という事を先生には言い出しにくくて「休会」という事で、

それでも始めは「絶対ダメ!」と引き止められて、それでも何とか了承を得たのですが、

昨日は事務をされている方にお電話を差し上げて、はっきりと「退会します」と申し上げました。


この事務をされている方、一般の合唱団の「団長」という立場にあるのですが、

私がやめると言い出したことに、どこか良心の呵責があるのか、心の琴線に触れたのか、

今までの私の所業をあーだったこーだったと責められ続けましてね、

それも自分がというのではなく、人が私のことを悪く言っていたというようなことを聞かされ続けました。

ここまで「保身」に走る人も珍しいですね。


私と同じ時にやめた方がいらっしゃって、その方が一日前に制服(衣装)を返還するためにその方と会ったそうで、

その時に、今までの団から受けた扱いに対して、かなりの不満をおっしゃったみたいです。

それが(おそらく本人を目の前にして実名はおっしゃらなかったと思いますが)かなりカチンと来たようで、私はそのとばっちりというところも

あったのかもしれません。


確かにその団長もどきの事務の方をはじめとして、他の団員さん(特に女性)の方の態度がかなりひどくて、

せっかく新しい方、それも歌の上手な方が来てくださっているのだから、もう少し気を使って声をかけてあげればよいのに、と思っていたのですが、

「声がうるさいからあっちに行って」とか、「音程が外れてるんじゃない?」とか。

私もさんざん言われてきましたが、新しい方にすればそれでなくても団になじめるかどうか不安なところもあるでしょうに、

団にしてもこれだけ高齢化になって、声が貧弱になっているのだから、

若くて新しい方は思いっきり大事にしてあげるべきなのではないかと思うんですけど。

見ていて「これはないでしょう!」と思って、フォローして差し上げたら、その方も信用してくださって色々愚痴を言い合う中になりました。


「あのひと(団長もどきの事務の方)は、イヤミが服着て歩いてるような人だから」とか、

「みんな年取って、言いたいことが我慢できなくなってるのよ」とか。

私もかなり言いましたね ^^;

だって実際そうですもん。

長く付き合っているので、みなさん悪い方ではないのは良く知っているから、私はあまり気にならないのですが、

新しい方だとやめるのも無理ないでしょう。


団長もどきの事務の方、この表現なぜかといいますと、この方、決して自分で責任を取らないです。

この方の口癖、「私は先生に言われたとおりにやっているから、何か言いたいことがあるのなら全部先生に言って頂戴。」

この言葉、何回聞いたか。

昨日の電話でも、

私「先生にはとりあえず休会という事でご了解を得たんですけど、休会になるとどういう扱いになるんですか?」

団長もどきの事務の方「だから、休会制度はないけれど、先生が休会っておっしゃったのだったら、その間のお月謝をどうするのか、復帰はいつするのかという事をちゃんと先生とご相談して、詰めてきてください。」

私「それはそうなんですが、私としても長い間お世話になって、いきなり「退団」というのも申し上げにくくて、「休会」と言っても引き止められちゃって、休会でご了承していただくだけで精いっぱいだったので、詰める余裕なんてなかったんです。」

団長もどきの事務の方「それで私に言われても困ります。ちゃんと先生と話し合ってください。」

私「本当は退団させてほしいと思っているのですけど、それは私が決められないという事ですか?」

団長もどきの事務の方「それはあなたが決めることじゃないの?」

私「それじゃあ退団の手続きを取ってください。」

こんな感じ。話しにくい、話しにくい。


何十年も一緒に歌ってきた仲なんだから、もうちょっと気持ちを汲んでくれてもよさそうなのに。

この後、上記で書きましたが、私自身はこの方にやめる理由は一言も言っていないのに、もう一方がおっしゃったやめる理由に対する言い訳もどきと、私に対する攻撃。

ただ、何度も言いますが、この方単発でのお付き合いなら私は全くOK なんですけどね。

この方はこういう人、と思って付き合っていればいいんですから。

私が団を辞める理由、1つではなくて複合的なので一言では言えないし、言葉も選ばなくっちゃいけないのではっきりとは言えなくて、

言葉を濁していたんですが、この方にすれば、私が実家の介護を担っているという理由にしたいみたいなところがあります。

それも何%かはありますが、それだけじゃない。

この方のイヤミな言い方が気に食わない…、それも何%かはありますが、それだけじゃない。

周りの人に「声がうるさい」とか、「音が外れている」とか言われてカチンとくる・・・、それも何%かはありますが、それだけでもない。


私がはっきり、やめようと思ったのは先生の姿でしょうか。

私の所属していた合唱団の先生、ご自身は素晴らしいキャリアで、

芸大を卒業されて、日本だけではなく海外のコンクールでいくつも1位になられて、オペラ座でプリマドンナもされたことがあります。

国内でもたくさんのオペラに出演もし、演出もされて、自治体からの要請であちこちの合唱団の指導されてきたという、かなり雲上の方です。

なので、私たちの演奏会にも著名な指揮者や芸大卒の演奏家の方が頻繁に来られて演奏されますけれど、

私からすれば、芸大卒業というだけで、「すごい~」と憧れの眼ですが、

先生にとっては芸大卒なんて当たり前で、息子や娘のように接してらっしゃっいました。


それが先日の演奏会では、練習の時、リハーサルの時、先生が若い演奏家の方、オケの方に卑屈なまでにペコペコ頭を下げていらっしゃって、

オケの出演料も、普通ならマネージャーかどなたかに一括でお支払いするところを、毎回一人ひとり、先生が頭を下げてお渡ししている。

それがなぜなのかという事、私には良く分かるつもりでいるのですが、団の人、特に先生に近しい人、誰もわかっていない。

わかろうとも、気づきもしない。「代わりましょう」とも言わない。

さっきの団長もどきの方なんて、先生の後ろからついて回って偉そうにそういう方とおしゃべりしている。

「末期症状。」

私にはそう見えます。


前にも書きましたが、何年か前、この合唱団にイノベーションをかけようと、

数人の方と画策して、失敗してしまったことがありました。

ほとんどの団の方が「あれはいったい何だったんだ???」と思われていると思いますが、

それから何か月後かに、先生から、

「あなたは一生懸命私のこと、助けようとしてくださってたのよね。」

と言ってもらって、先生がわかってくださってるからまあいいか、と今まで我慢してきました。

団員さんの中でも何人かの方は見抜いてらっしゃる方もいらっしゃって、それは私に対する態度でわかります。

全くわかってないのが、この団長まがいの方です。

自分の立場のことしか頭になくて、保身の塊。

昨日の電話でそれがわかって、ある意味びっくりですね。

少なくとも私のことをもう少し理解して、そのうえでつぶしにかかったと思っていたのですが、

そんな高次元のバトルではなかった。

全くわかっていなくて、つぶしているとの自覚もない。おそらく自分と同じレベルで私が団の中での栄達を望んでいると思って、

被害者意識で保身に動いたのでしょう。

世の中、信じられないくらい愚かな人がいるんだなぁと思います。


今、安倍首相も困っているようですが、先生にも「任命責任」があります。

あの中に先生を独りで置いていくのは忍びないですが、やはり、先生にも責任があると思いますね。

先生はそれも覚悟の上でしょうか。


辞めて正解。

新しい合唱団、さがそ💛


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