君の友達

日頃思っていること、感じていることを書いていきます。

オダジマサン2

2017年02月08日 | 日記

椿2

 

昨日のコラムニスト小田嶋隆さんのお話PART2です。

 

毎年年初に恒例で、慣用句をもじったブラックユーモア的、いろはがるたを作ってらっしゃいます。

その中からわかりやすくて私が笑ってしまったものをご紹介。

 

●石破氏を叩いて渡る

   確かに安倍さんの人気が上がるにしたがって、存在が行方不明に・・・

 

●トランプ抜きの皮算用

   クリントンさんが大統領に当選すると安倍さんは高を括っていたところ・・・

 

●鬼にかな入力

   達人はカナ入力だそうです。私はもたもたとローマ字入力。

 

●行員矢のごとし

   確かに傾きかけた会社から資金を引き揚げるのは早い。

 

●天は鈍い奴に与えず

   私の半生で証明済み。

 

●妻を憎んで人を憎まず(昨年のいろはがるたから)

   実家の父みたい。デイサービスや看護師さんにはニコニコ人の好いおじいちゃんなんだけど、母に対してだけいつも不機嫌。

 

私ももっといろいろな語彙を自由に使えて、私の考えていることや思いをたくさんの方に共感、納得していただける

文章力があったらいいなと思います。

確かにこの世には文章力という力があって、その力は力の強さ如何によって、大勢の人たちに影響します。

今ではTwitter等のSNSという媒体によって情報やちょっとした思いなどが拡散されますが、情報とは違って

(そこのところの線引きは曖昧ですが)、文章というのはもう一つ、人のもう一段、深いところの共感を得るものだと思っています。

 

 余談ですが、何年か前、子育て中の母親を対象にしたカウンセリングの講習会に、

太郎君の学校のお友達と一緒に行ったことがありました。

何回か複数日のコースでテーマはやはり子育ての悩みでした。

一番最初の日に、5・6枚の紙でできている冊子が配られて、そこには子育てで悩んでいるある方の文章が載っていましたが、

ただ丁寧に読んでくださいとの指示だったので、目的がわからないまま読みました。

読み終えてからの指示が

「心に残った部分、引っかかって何度か読み返した部分に赤で線をひいてください。」

ということで、私なりにこのお母さんは此処のところが言いたいのではないか、

このところはつらいだろうななどと思いながら数か所に線を引きました。

そのあと、講師の先生が、

「ここのところに線を入れられた方、手を挙げてください。」

と順次、複数個所指されて、それぞれ手を挙げたんですけれども、参加者は30人ぐらいいたでしょうか、

皆さんそれぞれ全く違う場所に線を引かれていて、驚きました。

一緒に行ったお友達とも見せ合いましたが、私とは全く別のところを線引きされていてビックリでした。

 

結局講師の先生は、これだけ人によって感じ方が違う。こだわりが違う。同じ文を読んでも取り方が違うんだと、

ましてや子供が起こした問題について、親ごとに感じ方、取り方が全く違うんですよ、

ということを最初におっしゃっておられて、それだけでも私にとってこの講習会は大変有意義なものになりました。

 

あまりに感じ方が違うと、相手の悪意を疑ってしまうこともありますよね。今から振り返ると本当に悪意があったのか。・・・

もしあったとしてもそのひとつ前に私から悪意を感じていたのかもしれません。

これって、親同士だけでなく、親子の間でもかなり頻繁にあっただろうと思います。

小学生のはなちゃん、中学生の太郎君。きっと私とはまるで別世界を生きていたのでしょう。

私の世界での正しいことと、彼らの世界での正しいこと、正しいことの優先順位は全く違っていたのでしょう。

 

これは私と私の父母にも言えることです。父、母、今現在どういう世界でどういう思いを持って生きているのか。

もう一度、私の人生、洗い直したいです。

 

 

 


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