熊本市会 鈴木 弘のまちづくりのすすめ

21世紀はそれぞれの地域のことは、それぞれの地域で決めていく時代ではないでしょうか。みんなで一緒に考えてみましょう。

駅高架下の活用術

2008年11月13日 | 公共交通を考えよう!
新潟駅周辺整備事業の視察をした。在来線を4.5キロにわたり新幹線駅と同じ高さにして乗り継ぎがしやすくする他、南北の駅周辺整備事業を進めていた。当然、それぞれの側にバスのためのロータリーが造られるという。この結果、それまで駅から離れた位置にあったバス乗降場所が一気に新幹線駅に近づくことになり、アクセスも向上する。

また大変感心し、羨ましく思ったことがある。新潟市では、将来のこととして、南北のバスロータリーを繋ぐバス専用道(道路交通法の規制とは別にするため広場扱いのようだが)をつくる計画になっているという。さらに将来の新交通システムの導入にも対応できるように考えているようだ。
具体的には駅高架下に南北を結ぶ「バス交通広場」を造るという。添付の赤枠の部分がそれにあたる。しかもこの交通広場で降りた乗客はそのまま駅にアクセスできるようにするという。

これが実現すれば、それまで南北を分断していた公共交通網の整備に大きく寄与することは確かで、大変うらやましいと思った。
これまで駅の出口を間違えると、行きたい方面のバスに乗るのに大変苦労してきたことを考えると、大変大きな前進と言える。熊本市でもこのようなことができればと思う。

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