ふわふわ

亭主と実母と家族
それは摩訶不思議な関係なり
不倫発覚後の家族たちの日常は如何に?

帰宅時間

2005-04-26 11:30:51 | 包丁事件
なんだかんだと帰ってきたのは 12時過ぎ 7時からの会で
議事だけなら 9時には終わるが いかんせんオマケの
呑み会がついてるから・・あ、懇親会及び反省会かな

途中で抜けることは沽券に関わるとする亭主は
当然二次会についていくだろうからね。
案の定 帰ってきたのを二階から伺っていたら 足元もフラフラの
様子・・足音でわかるのが長年のならいなり

階下に部屋のある息子は 寝たフリで犬すらダンマリで寝てる
亭主はふらつきながらも どうやら着替えも出来てそのまま
自室に落ち着いた模様。

ふ~っと安堵のため息をつきながら 何やら腹が立ってくる。
たった一度であっても酔って暴れたことがあるので 油断ならなく
亭主の動向を伺ってしまう。

あの時は もうこれでコイツとはおしまいだと思ったものだ。
目がすわって呂律の回らない亭主が ウサ晴らしのように
包丁を振り回したので 息子が羽交い絞めにしたけれど
正気じゃ無い者の力は 簡単には押さえられなくて息子が
警察を呼んだが方がいいと言って 警察のお世話になったのだった。


それに うとうとしてた時の物音は いやに想像が大きくなって
(今のは息子の部屋で何か音が?・・まさか寝てるのを
グッサリ刺して部屋中血みどろだったり?え~犬までもが
狂気の刃に倒れてないか)と想像ばかりが膨らむ。

上がってくる足音に至っては(今度はこっちを伺ってないか?)とか
(まさか どっかの大事件の二の舞じゃないよな)・・とか

いつかの暴れた時の亭主に遭遇しなかった娘は 私の過敏さに
呆れていたが あの豹変ブリを見たなら トラウマになること
間違いない・・眼がどこまでも暗く 何も映してないのを
見ると 何か別の物の怪でも憑いてるような錯覚が・・

今度はもうないとは言い切れないので 紐と危険物の撤去を
確認しながら 亭主の寝息に耳を済ませてやっと安心して
眠りにつく。その心境たるや 何とも情けなく 腹立ちに拍車もかかる。

挙句に朝に起きて階下に下りたら テーブルに紙とお釣りが。
明細を酔いの手で書いたらしく 日ごろの汚い字が なお更
解読不明な字になって 最後だけ読めた。
「以上 報告します」

この不遜な態度が 全てを物語ってるんだな。
自ら反省の意に始めた お財布クリア運動が 心底の反省じゃなく
上っ面のポーズだと 自分で暴露してるじゃん。

仕方ないね 自分でいつもぶち壊しちゃ また一から・・なんて
バカな堂々巡りを始めてるし いつになったら前進するんだかな。