六甲ハチエモンの六甲全山縦走大会挑戦記。

六甲全山縦走大会に向けての練習や大会参加で感じたこと。
(2008年夏~の練習と挑戦の記録)

2012六甲全山縦走大会(2)。

2012年11月13日 | 六甲全山縦走大会
悪い予報が出る前から、今回はペース配分や歩き方を考えていた。
経験者の方にもアドバイスをうかがって最初に考えたのは
○須磨浦公園からの階段を抑え目に歩くこと。
ここは周りの雰囲気に特に流されやすいと思うし、無理なペースで歩いてしまった後はペースや調子を崩すこともある。400階段にも同じことが言えると感じている。
もうひとつ考えたのが
○市ヶ原までは目標タイムを目指して歩き、ゆっくり目に歩いた分、摩耶山は標準的な時間、大体90分で登る(それを目標にする)。
○掬星台から先は登りが少なくなるので、100%に近い力を出して、昨年の大会や先日の練習のようなペースを目指す。
○悪天候の中でも、水分・塩分・食べ物補給が出来る準備をしておく。
個人的には、高取山までろくに飲食していないことがある(特に水分)ので、意識してちょうどいい程度だった。
○うまく予定通り行けば20:30の到着を目指していたが…。


須磨浦公園スタート時には雨が降りそうにはなかったので、雨具を着ないで半袖+長袖+フリース(待ち時間はタートルネック)とズボンで出発。
前回のように、温度を調節するためには前が開閉できる方がよかった。
(気温や速さにもよるが、昨年か一昨年だったか、タートルネックで出発して旗振茶屋で脱いだ年もあった)
描いていた程度の速さで旗振茶屋を通過。記録の携帯写真を撮っていると、相乗りの3人と偶然お会いし、そこから鉄拐山を通らない道やおらが茶屋手前のスロープを一緒に行った。今年は鉄拐山を行ってる方は前後には見られず、スロープもスタッフの案内ですべての方が通ってるように見えた。
この辺りで、スタート時に歩数計をリセットし忘れたことに気付く。朝の出発前の歩数は別の歩数計(携帯)からも想像はつくから、もういいかなとも思ったが、高倉交番手前で一応リセットした。

高倉スロープ~団地で大声で話してる参加者がいて気になった。少し後でスタッフに注意されていたが、住民の方々にはもちろんだし、マナーを守る他の縦走参加者や山歩きの人にも迷惑がかかるので気をつけて欲しい。
早朝の住宅街は挨拶の声も迷惑になるので、静かに通らないといけない。
400階段手前から渋滞が始まりかけていた。過去の大体同じ時刻には経験ない早さの渋滞だったが、ゆっくり上れたのはよかった。
横尾山頂では日の出は見られず。


6:29 横尾山頂。

須磨アルプスに入る。
細い道を2箇所渡った後の馬の背の手前(岩場を登る前)で左折した人が前に2人いた。完全な確信がないので言おうか迷ったが、参加者リボンがついていたので「そちらではないですよ」と声をかけたが、「いいえ、こっちでいいんです!」と言われた。彼らはどこへ行ったのだろう…?馬の背を通らずに須磨アルプスを抜けて、妙法寺へ行く別道があったのかな?須磨アルプスを通らない「横尾道」というのは聞いたことがあるが、それは400段の辺りからの話と思っていた。
今回は帰宅後の地図ではわからなかった。
(ご存知の方は教えてください)
馬の背も含めて、栂尾山頂~横尾山頂あたりも渋滞が少しあったように思う。
渋滞の場所としては珍しくないが、例年よりも混み合っているように感じられた。
(昨年と比べると、通過時刻は10分ほど遅かった)
雨は降らないのかな…?降らないで欲しいと思ったが、東山手前の階段でかすかな雨に気付いた。気のせいではなくて、残念。予報通りか…。


6:39 少しぶれているが、ある2人の方が左折して行ったのは、この直後。
この写真の中心あたりの場所。

6:42 渋滞がいつもより多かった。


妙法寺小学校~高取山の間で、お肉屋さんのあたりからショートカットをしようとして数人が道路を渡ったが、走ってきたスタッフに止められていた。その後の野路山公園を通らない登山口には数人が行った(正式な道のひとつ?)が、行けたみたいだった。詳しくは知らないが、民家を通るような場所は控えた方がいいと思った。まだ僕は通ったことはない。



横尾団地~妙法寺~高取山上りでは水分やアミノゼリー補給を心掛けた。月見茶屋には目標近くに着いた。その時には、500ペットの水は飲み切っていた。ここでバナナと500ポカリを買う。
茶屋のおばちゃんを探すと向こうから気付いてくれて、確か「いい感じ。順調やね」みたいな言葉を言ってくれた。


8:01 月見茶屋。


この頃に特に雨がきつくなり、安井茶屋や広場で雨具を着る方がたくさんいた。
ギリギリまでは雨具を避けていた僕や友達も、ここで着た。でも僕はまだ粘りたくて、上だけ雨具で下はそのまま出発した。後で困ることになったが、そんな組み合わせの人も多く見た。


8:11 雨具の上を着た、トイレ前の広場。

8:21 新道を下りたところ。

丸山の住宅街も同じく止まない雨…でも雨具のズボンをはく場所がない。先は長いので、ずっと着ないでいるわけには行かない。高取広場で上下着なかったのを後悔した。歩きながら考えていた鵯越駅手前(さわやかトイレ前)のガード下で、雨具ズボンを履いた(靴がひどい汚れだったので、スーパーの袋を使って)。
それからさわやかトイレへ。鈴蘭台処理場に寄らないためだった。



鵯越駅~菊水山へ。
駅を超えて鈴蘭台処理場に行くまでの右折の時に、間違って直進していた参加者が居た。僕の前の方が教えてあげて、戻ってこられていた(直進は行き止まりかな?)。
菊水山は3日前を思い出す。珍しくお腹が空いたので、菊水山休憩所でおにぎりを半分食べた。
残り900m看板で、相乗りのお一人に出会う。速さが近かったようで、意外な嬉しい再会。少し話して、あの急な階段へ…。ここも渋滞は多かったが、毎年のようにある場所だ。


9:59 珍しいことではないが、山頂直前も渋滞。

割といいペースで山頂へ。チェックポイントのハンコをもらう。例年とは違って、雨なのでテントの下でチェックを受けた。


東屋の温度計は13℃ぐらいだった。

10:04 菊水山CPの看板で記念撮影。


菊水山下り~鍋蓋山上りはあまり印象にないが、順調だったのだろう。渋滞は何度かあり。鍋蓋山上りで、おにぎりの残り半分を食べた。山頂でチョコレート。
鍋蓋山下りは、最近は何か苦手意識のような、なかなか終わらないような感覚を受ける。


11:07 鍋蓋山頂。

大龍寺駐車場で飲み物を買う。前後が並んでいたので急いで買ったら、ボタンを押し間違えて違う商品を買ってしまった。普段は有り得ない間違い。お茶が欲しかったのに、隣のアミノ酸飲料が…。次にお茶をやめて水を買ったが、最終的にはお茶も買った。摩耶山にもペット1本で登りたかったのに、今日2回目のミスだが、合計3本に。自分らしくないミスが続く。


11:32~40 大龍寺駐車場の自販機。


そんなことをしているうちに、市ヶ原へ。毎年のように足がつる櫻茶屋への階段。
足がつるのを意識しないように、階段の写真を撮りながらゆっくり歩く。
それを起こさないように水分や塩分を序盤から摂ってきたのだが、効果があったのか、足はつらなかったし気配もなかった。振り返れば、過去に何度か大会でつった鍋蓋山でも大丈夫だった。


11:52 毎年のように足がつる階段。今年は大丈夫だったよ~。

11:55 友達が「寒い」と言っていたのに、大龍寺山門前の豚汁を先を急ぐあまり食べなかったので、市ヶ原の櫻茶屋でホットのお茶を買った。それほど寒かった。

市ヶ原でトイレと飲み物休憩後、出発。意識はしていないつもりだが、摩耶山の前半がいつからか苦手になった。足は大丈夫だが、自分のいい調子では歩けていない。
市ヶ原前後のどこかで頭痛薬を飲んだ。場所は覚えていない。



摩耶山の時間帯からひどい大雨になったと思う。雨具の帽子はあるが、慣れていないのと暑さ、それに視界やサイズが少し窮屈なので、かぶったり脱いだりしていた。
濡れた髪はタオルで拭いていた(途中からタオルも濡れているが)。
撥水加工のある山の帽子も持って行ってたが、使い忘れていた。すぐに出せる場所にあったのに…。これをかぶればもっと楽に歩けただろう。最近は雨の日の練習は避けていたので、いい天気の時のような決まった行動(習慣)が身についていなかった気もする。


12:56~13:05 学校林道分岐。


学校林道後、後半は特に渋滞が多かった場所。いつもは苦手ではない後半も、なぜかつらかった。摩耶山アンテナ前には2時間弱かかった。雨がひどい。


13:12~ 渋滞が目立つ。渋滞が無くても速く行く元気があったかどうかはわからないが、雨がひどかったのでもう少しでも動いていられたらよかったかな。
ただ、混み合っている場所は「仕方ない」と思えるところばかりだった。

13:29 摩耶の中では好きな場所。もうひと息。

13:33 視界が悪くなってきた…。

…でもここも、摩耶山の中ではホッとできる好きな場所。

13:42 アンテナ手前。自分で選んで右の道を行ったが、足元が悪かった。

13:45 アンテナ前は水たまりがひどかった。

13:49 摩耶山を守ろう会の横断幕は、今年は無かった。
足がつって苦しんだこともある思い出の場所。


掬星台チェックポイントでは予想もしない行列。ハンコをもらうまでに5-10分はかかった。ホットレモンの場所も水溜まり。長靴のスタッフが紙コップを渡してくださった。今年も募金してバッジをもらった。


13:50 掬星台CP。ハンコをもらうまでに5-10分。

13:58 ホットレモンを合計2杯とペットボトルにもいただいた。

14:00 友達が到着した時には列はさらに延びていた。
ホットレモンを渡しに行った。

14:07 出発前に、ペットボトルにもホットレモンを入れていただいた。


掬星台下のトイレで僕も友達も着替えたが、僕は一番下のシャツと靴下だけしか持ってきていなかったので、肌着だけ着替えても少し気持ち悪かった。雨具があるから、多くの着替えは必要ないという判断だったが、雨具を着ないで歩いていた間に服(長袖やフリース)が少し濡れていた。
(カメラを首から下げて雨具の下に入れていたので、撮影時にチャックを開閉したことも、濡れた原因だったかもしれない。カメラの釣糸みたいな部分が9月に続いて切れたので、途中からは雨具のポケットにカメラを入れていた)
着替えは唯一準備不足を感じた点。


14:30 オテルド摩耶~駐車場手前の自販機。


オテルド摩耶駐車場の自販機でリアルゴールドを買う。大龍寺でもそうだったが、宝塚では間違いなく売り切れているので…。大龍寺や掬星台では売り切れが多くても、高取山・オテルド摩耶や丁字ヶ辻~記念碑台では飲み物は手に入りやすい。
(※注意!初回大会などの通過時刻が遅かった年は、多くの自販機で売り切れが目立ちました。それも、みんなが飲みたいようなお茶や水やスポーツドリンク・炭酸飲料など、売り切れる商品はどこでも同じでした。
比較的早い時刻や標準的な速さだと買えることが多いですが、その日の状況やタイミングにより左右されます。最初から最低限の飲み物は必ず持つようにしておいた方がいいと思います。自販機は意外なところにあるものなので、練習などで確認しておくとあわてないですみます)
アゴニー坂は少しぬかるんでいたが、後で思えばましな方だった。
自然の家~東屋は毎回きつい。東屋で休憩。


14:37 アゴニー坂は少しぬかるんでいたが、この先まだまだ…。

15:15 自然の家の後の東屋直前。


2012六甲全山縦走大会(3)へ続く…。


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