老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

2014年、イスラエルの手のひらでの米国のラストダンス

2015-01-01 12:17:03 | 戦争・平和
国連安保理 イスラエル撤退の決議案否決 (NHKニュースより))
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141231/k10014373091000.html

>イスラエルとパレスチナの和平が暗礁に乗り上げ緊張が続くなか、国連の安全保障理事会では、イスラエルに2017年末までにすべての占領地からの撤退を求める決議案の採決が行われましたが、アメリカなどの反対によって否決されました。
>国連の安保理では30日、パレスチナ情勢を巡る緊急の会合が開かれ、1年以内にイスラエルとパレスチナの和平を目指し、イスラエルは2017年末までに第3次中東戦争のあと占領した土地から撤退するとする決議案の採決が行われました。
>決議案は、アラブ諸国を代表してヨルダンが提出したものですが、賛成は8か国で、採択に必要な9か国に届かず、アメリカなど2か国が反対、イギリスなど5か国が棄権して決議案は否決されました。採決のあとアメリカのパワー国連大使は、「決議案はバランスを欠き、交渉と妥協による和平の実現を妨げるものだ」と反対した理由を説明しました。
>これに対してパレスチナのマンスール国連大使は、「安保理はまたしてもその責任を果たさなかった。なぜ国際法に違反するイスラエルの占領を終わらせることがこれほど難しいのか」と、強い失望感を示しました。
>今回の動きは、アメリカが仲介する和平交渉が停滞するなか、パレスチナ側が安保理決議を通して期限を設けた和平の実現を目指したものですが、パレスチナ問題を巡る国際社会の足並みの乱れが改めて浮き彫りになりました。

このニュースを聞いて気分が悪くなったが、夜8時からベートーベンの第九(合唱)を聴ている内に和らぎました。最後は国立音大の男女合唱団を見、シラーの詩の翻訳テロップを読みながら、イスラエルと米国にこそ毎月聞いて貰いたい交響曲のような気がしました。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔

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