老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

国民の怒りは粘り強くありたい

2017-07-13 09:30:56 | 安倍内閣
「カケもモリもザルにするな!」と、市民の怒りを買っている加計・森友問題は、安倍首相がソバにいるお友達への便宜を図った、政治・行政の私物化に他ならない。

国民の利益を顧みずに、首相の立場を利用して自分のオトモダチの利益を優先したから国民は怒っているのだ。また共謀罪もろくに審議せずに数を頼んで押し切ったから、国民は不信感を抱いているのだ。

前川喜平・前文部科学事務次官の証言は、安倍首相とその周辺の政治家と官僚の「嘘」を国民の目に明らかにした。安部首相を取り囲む政治家たちが何と言おうと、安倍首相のオトモダチへの便宜供与はあまりにも明らかで、身勝手なものだった。

前川氏は、安倍首相の意を「忖度」して行政が歪められていくことに対して、危機感を感じたのだ。在任中に発言すべきだったと言うのは正しいが、在任中には言えなかった行政官庁の現状こそ問題と捉えるべきだろう。

この件に関して、局長級の人が「官僚は時の政権の使用人」といった発言があった。第二次安倍内閣後「内閣人事局」が内閣官房に設置され、事務次官や局長といった各省庁の幹部の人事が、首相の意向をつよく反映するようになった。

森友学園の国有地売却に関して、国会での事実確認を拒み続け、安倍首相を庇い、国民の前に嘘を塗り固めた理財局長の佐川氏が、国税庁長官となる今回の人事などは、まさに安倍首相とその取り巻きの良くやったという「意向」だろう。

首相をはじめとする内閣の意向がどれほど国民の不利益であろうと、内閣人事局が官僚の人事を握るということは、反対をすればにらまれて、自分の人事だけでなく後輩の人事にも影響が出る。そう思えば役人は委縮するだろう。

近年、「官僚主導から政治主導へ」という国民の思いがあったことは確かだと思う。しかしそれは、国民の意思が政治を通して行政に届くことを願っての事であって、政治家の私物化を願ったわけではない。

公務員や「官僚は時の政権の使用人」ではなく、「国民の公僕」であることを、役人は胆に銘じてもらいたい。

これだけ権力を使って国民の財産を私物化し、国会でも野党の追及をはぐらかして答えず、数を頼んで横暴な政治をする内閣を支えているのは、自民党を大量当選させた国民と、政権にすり寄る公明党。

これは今回の都知事選でも同じ。都民ファーストに雪崩を打った都民と、権力にすり寄る公明党の図式は同じだ。公明党は野党となってこそ存在意義があるのに、政権に尻尾を振っておこぼれをもらうばかりの党になり下がっている。

国民自身、立ち止まって考える力を持たないと、民主主義は機能しない。ヒトラーも選挙で選ばれている。私たちは独裁的な政権運営は危険であることを歴史に学ばなければならない。

「カケもモリもザル」にしないためには、国民は粘り強く安倍首相の政治の私物化への怒りを、自民党の横暴に怒りを爆発させるだけでなく、粘り強くこだわって正していかねばならない。安倍首相の政治の私物化、安倍内閣の暴走を止められるのは、国民でしかないのだから。

「護憲+コラム」より
『政治』 ジャンルのランキング
コメント (1)   トラックバック (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ABE IS OVER | トップ | 「サロン・ド・朔」7月27... »
最近の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アルキメデスのてこの原理 (竹内春一)
2017-07-17 21:16:07
平家の興亡以来、日本人は政変があると、決まって「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」とか、方丈記の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」と歌ってきた。日本人の目に見えるものへの感性は素晴らしく、日本文化の特徴になっている。
日本人は政変を目に見えるもので、歴史を表してきた。

一方、ローマとの戦争で死んだカルタゴの数学者アルキメデスはてこの原理を発明した。てこの原理は小学校で学習する。てこの原理を使い重量物(地球でも)楽して動かすせる。安倍政権、公明党の力の源泉が、てこの原理のように、あやふやなアベノミクスによって、小さな力で、日本全体の大きな力を生み出してきた。ここに阿倍の暴走の要因がある。長く政権を維持するためには、民から信頼され、ありがとうと言われる関係が必要である。今日、豊かさと逆に貧困の拡大の原因にもこのてこの原理が働いている。公明党も大衆組織であるならば、他の人々の犠牲を見て見ぬふりはできない。
日本社会の存続を願うのであれば、諸行無常の絵ではなくて、イスラムの見えざる原理が必要である。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
「○」 内閣支持率続落で、そろそろ年貢の納め時だ!! (今日の「○」と「×」)
「○」 内閣支持続落36%…不支持は最高の52% 7/9(日) 22:02配信 読売新聞  読売新聞社は7~9日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は36%で、前回調査(6月1......