老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

持なき解散、支持なき続投

2014-12-15 14:29:56 | 安倍内閣
終わってみれば、現状維持・・・そうじゃない!と叫んでも、負け惜しみにしか聞こえないかもしれません。安倍総理には。

今回の自民党の勝因について、今朝の情報番組「とくダネ!」に出演していた時事通信社・田崎史郎氏が「昨日、安倍総理と電話で話したのですが・・・」と明かしつつ答えていました。

①自民党が10月に実施した世論調査と、ほぼ同じ結果になったこと。

②選挙の争点を自民党が設定できたこと。他党やマスコミに設定されたら負けていた。
 ※例えば、民主党はアベノミクス失敗を叫んでいたが、民意は原発再稼動の是非や議員定数削減、一票の格差であり、争点を読み違えている

③安倍総理は「大儀なき選挙」と批判された時点で勝利を確信した。それは「選挙しなくてもいい(結果は現状維持)」という事と読んでいたから。

④結果的に安倍総理の「不意打ち解散」戦略が功を奏した。

このコメントを聞いて、私はメチャメチャ腹が立ちました!特に③にある「安倍総理の読み」!つまり、事前にマスコミを抑え、不意の選挙で低投票率を狙い、約700億円の税金を使って、あたかも信任されたかのような演出をしたわけです。誰のための税金?誰のための選挙?

唯一の救いは、東京都をあっさり捨てた石原慎太郎氏が落選したこと。すでに政界引退を臭わせていたとはいえ、税金のムダが一つ減りました。

さて、この結果にめげず、私は民主主義と護憲を主張し続けます。負け犬の遠吠えで終わらせないように・・・猫で、よかった。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
猫家五六助

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