老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

クラーク元米司法長官からの手紙 (再)発見

2008-06-03 16:59:32 | アメリカ
この「クラーク元米司法長官からの手紙」というものに、辿り着いたから、初めてこのスレッド(「アメリカの動きに注目する」)に投稿しようかと思った次第です。
 
民主党の大統領候補選びは、未だに続いている。決着がつきそうというニュースばかりが流れてくるが、亀裂を残す、そんな終り方はしてほしくない。単に「票数による決着」(本来ではあるが)だけで良いものかどうか、今回は疑問がある。自由に投票できるとされる特別代議員含め、両陣営がどんな振舞いに及びか注目される。
 
そんな時出て来たのが、『米民主党、2州(フロリダ・ミシガン)の代議員「半分復活」』とのニュース。両陣営の主張を「足して2で割る手法(妥協)」だった。永田町だけの手法ではなかったのかと、逆に驚かされた。本当に、最終的にどんな決着が図られるのだろう?

http://news.tbs.co.jp/20080601/newseye/tbs_newseye3866074.html
<動画>米民主党、2州の代議員「半分復活」  ※足して2で割る手法:日本似?(2008/06/01)

そんな折、マクレラン元報道官の暴露本が公刊となった。予てより、そんな評価乃至指摘はなされてきたが、極側近の暴露本となれば真実らしさが増す。ブッシュ陣営の個々の人物評も関心を集めたとしても、不思議はない。ブッシュ大統領など、陣営の皆さん、困惑しきりであるらしい。無論反撃もした。共和党支持者の皆さん、読者には、この暴露、どう響いているだろうか?気には懸かる。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008052902013473.html
(マクレラン)元報道官、ブッシュ批判本 『世論操りイラク開戦正当化』 ※内幕“暴露”(2008/05/29)
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2007/11/post_3aab.html
暗いニュースリンク: マクレラン元大統領報道官が回顧録でブッシュ政権を批判(2007/11/26)

最近の米国内の動きは芳しくない。そんな思いもあったところ、下記の記事に遭遇した。

http://www.windfarm.co.jp/kazenotayori/archives/000110.html
今週の『風の便り』 : ガンジーの言葉とクラーク元米司法長官からの手紙 (2004/01/29)  ☆但し、収録は、昨日(2008/06/02)

記事は古い。イラク戦争・占領が上手くいかないと判明した後のことでもある。しかし、その見識・判断は古くない。課題(イラクの災難等)は、厳然と今に残っているのだから。米国内に止まらず、広く、目に留まって良い文書であるように思う。

米民主党支持者、或いはオバマ支持者乃至クリントン支持者、に限らず、米国の有権者の皆さんに、ブッシュ政権の戦争政策その他を根本的に見直し、その将来を再設計されるよう望みたい。近々の成り行きや感情論に埋没して、投票行動を抑制したり、意趣返し(敵の敵に1票)?などというようなことは、決してないように願いたい。そして、そのようにリードする責任が、両候補・陣営或いは民主党幹部にはあるということを肝に銘じてもらいたい。

“ブッシュの再現”など、もってのほかだと思うから。

「護憲+BBS」「アメリカの動きに注目する」より
蔵龍隠士

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