老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

5.3憲法集会&パレード@日比谷

2007-05-04 06:13:14 | 憲法
今年の集会&パレードは、改憲への警戒感の高まりもあってか、集会6000人、パレード7000人と、過去7回で最高の盛り上がりとなりました。私たちは日比谷公会堂外の公園で初夏の日差しを浴びながら、スクリーンに映し出された集会の様子を見ていました。ゲストスピーカーは、植野妙実・中大教授、浅井基文・広島平和研究所所長、それに社民党の福島瑞穂さん、共産党の志位和夫さん。安倍自民党政権の目指す改憲や国造りの危険性を、口々に指摘していました。

ゲストのお一人、浅井基文さんは喉を傷めて苦しそうでしたが、真剣な思いが込められた強いアピールには、何度も拍手がわきました。

<以下論旨>

自民党による改憲の最大の目的は、アメリカとの一体化にある。マスコミなどでは「集団的自衛権」のためといった議論がみられるが、アメリカが今やっている戦争は「自衛」ではない。イラクの例をとるまでもなく先制攻撃、侵略戦争である。この出発点を無視して、「国際協調」の名のもとアメリカによる侵略戦争に加担できるようにするために、憲法を変えようというのが、改憲の意図である。

しかしこれは自民党だけではなく、実は民主党も同じ立場をとっている。今大事なのは、アメリカを中心とする国際的軍事行動の是非を問うことで、正確なアメリカ観だけでなく正確な国際観を持つことである。

改憲派のもうひとつのねらいは、国家を個人の上に置く国家観を国民に押し付けることにある。12条、13条の「公共の福祉」の言葉を「国益」「国家の安全」という言葉に置き換えてようとしている。これによって個人は国家に従属させられる。

最近の世論調査によれば、改憲必要が58%となっているが、その内容を見ると8割以上が「環境権、プライバシー権など、新しい権利を盛り込む」ことを目的としている。しかし国民がその理由で改憲に賛成したつもりでも、憲法の根幹部分で、全ての人権が国家の下になることを認識する必要がある。

これからは、安倍政権の国家観を問い、積極的に個人と国家の関係をあぶり出した私たちの国家観をつくる運動が必要。護憲を旗印に掲げる共産、社民が今のような体たらくで、護憲を望む国民を糾合できないようであれば、その責任は重い。国民も自覚を持って、踏み込んだ議論を深めるべき。あきらめないこと。あきらめたらおしまいである。
===

パレードは、私たちはZAKIさんグループの傍に陣取ったので、「変な改憲手続法の歌」などをバック・ミュージックに、「護憲+」の旗を風になびかせながら、楽しく陽気な気分で歩くことができました。その後ビア・レストランで二つのグループと合流し、賑やかに「憲法誕生60年」のお祝。

「護憲+」関係者の集会/パレード参加は11名、オフ会参加は20名と、「護憲+」の健在振りと横との連携を実感できた、次に繋がる心弾む一日となりました。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
笹井明子
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