老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

2・13「日曜討論」に見るNHKの自作自演

2011-02-13 14:53:48 | マスコミ報道
今朝のNHK日曜討論の司会は島田敏夫氏、メインテーマは来週からの各党の国会対策についての議論であったが、最後に司会者が誘導したテーマはまたもや小沢氏の政治と金の問題であった。

NHKに限らず各メディアもいつもこの問題を俎上に挙げながら、一方最近では「国民も、もうウンザリしている」という言葉が司会者からよく聞かれる。それゆえ言うこととする事が矛盾しており、明らかにメディアの恣意的な自作自演であろう。そして批判勢力の野党や評論家の渡りに船の役目を担っていると言えよう。今日のNHK日曜討論の島田氏の司会はまさにその典型であった。

当事者である小沢氏は「各党の歩調が揃えば政倫審にはいつでも出席する」と意思表示している。しかし自公が政倫審には反対して開かれないと言うのが現実であるが、司会者は自公に対しそのことを不問にしている。一方証人喚問は被告人である小沢氏が、立法府で証人の席に立つのは「被告人の基本的人権」からそぐわないという趣旨のことを表明している。被告人には防御権があり、出席拒否を非難しては基本的人権の無視である。司会者は野党にそのことも糾すべきであるが、これも不問であった。

NHK司会者は当事者本人が以上のような意思表明しているのに、それ以上の何を求めているのか、野党を誘導するのではなく自らその意図をはっきりさすべきであろう。また小沢氏の政治と金のどの部分が政治資金規正法に違反しているのか指摘すべきであろう。それが出来ないのであれば裁判に委ねるより方法はないではないか、己の限界を知るべきである。

また「被告人は推定無罪」という人権上の大原則もあれば、検察の起訴と審査会の起訴の本質的な違いもある。更に、被告人は公判でも不利な証言は黙秘できることから、被告人の国会証人喚問には自ずと限界がある。NHK司会者はこうしたことをどのように理解して、毎度日曜討論の俎上に小沢氏の政治と金の問題を挙げているのか、視聴者に説明して欲しいものである。

一方NHKは小沢氏を強制起訴した検察審査会の不透明な実態をクローズアップ現代やドキュメンタリー番組で取り上げたことがあるか、このようなNHKの在り方は中立と不偏不党に反すると言う見方もあり、経済評論家の植草氏は2月12日の自身のブログで、「NHK放送受信料支払拒否国民運動を立ち上げよう」と次のように呼びかけていることを紹介しておきたい。

「主権者国民の資金で事業を支えるNHKが客観的に政策問題を捉えて公平な論議を喚起せず、ただひたすら政治権力におもねり、御用番組を編成するのなら、主権者国民が放送受信料を負担することは大間違いである。」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/nhk-89bc.html


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