老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

フィクション:「高プロ制度」

2017-08-10 09:39:13 | 暮らし
東アジアの片隅にある小さな国のお話です。

A:おい、これは何だ? 何々
「高度プロフェッショナル制度についてのお知らせ
全て我が企業で働く人材は、正規、非正規に関わらず【高度プロフェッショナル士】の資格を取ること。
なお、資格取得者には特別手当てとして毎月100円を上乗せする」
何だこりゃー。何々
「我が企業は国際社会におけるグローバル化を目指して少数精鋭の人材を……」
何だこの張り紙は、ふざけるな! ははあ~高度プロ何とかか。
企業がそれと認めた者は全て【高プロ】になる、って誰かが言っていたがこれのことか。

B:お、なに怒ってるんだい。この張り紙か、ひでえ話じゃねえか…。
何で70過ぎた俺達がスーパーのカート片付けや自転車の整理や駐車場の管理やって、高プロにならなきゃならないんだ!

A;残業代浮かせるためだろ。ペラペラの紙切れ1枚で資格取得とかいって、はいあなたは【高プロ】になりました~?冗談じゃねえや!
それでなくても少数精鋭とか言って、何百メートルもある駐車場走り回ってカート片付けたり自転車移動したりクタクタになっているというのに。

B:なんでも来月からまた俺たちの就業時間減らされるらしいぜ。後は皆様方の技術力でこなして下さい、だと。
何しろ俺たちに支払われる金は人件費じゃなくて、備品その他になってるらしいからな。
誰だ!こんな法律通した奴は。よし!次の選挙迄に名前調べて絶対落としてやろうぜ!

A:そうだ!俺も絶対忘れないぜ。こうなったら若いの年寄り集めて【高プロ】反対同盟つくるぜ。

翌年【高プロ制度】に同意した「労働連盟」は組合員の猛烈な抗議にあい同意を撤回し、国民も強行採決で通した【高プロ制度】に嫌気が差して内閣の支持率も一桁迄落ちてしまった。政権の延命を図りたい内閣は遂に【高プロ制度】を廃止せざる得なくなった。

何だやれば出来るじゃないの。でも、企業も国もこんな分かり易いやり方はしないでょうね。
呉々も騙されないようにしましょうね。

※※ この話はフイクションです。実在の人物とは何の関係もありません。

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
パンドラ
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