老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

光市母子殺害裁判

2012-02-15 16:53:19 | 民主主義・人権
14日の朝日新聞夕刊は10面で表題の事件の最高裁判決が20日に下されることと、これまでの裁判経過と事件の概要を記名入りで報じている。

この記事の意図するところは定かではないが、『この母子殺害事件は、18歳になったばかりの少年の犯行で一審、二審は無期懲役の判決であったが、2006年に最高裁は「少年であったことは死刑を回避すべき決定的事情とは言えない」と判示して再度広島高裁に差し戻し、その後08年に高裁が死刑を言い渡し、元少年側が再度上告して20日に最高裁が判決を下す』と報じている。

当時この事件は連日各テレビのトークショウが取り上げ、殺害された母子の写真も大々的に報じ視聴者の同情を誘い、被害者の夫もテレビに登場して無期懲役判決の不合理を訴えていたことは今でも記憶に新しい。またメディアの報道やコメンテイターの論調も死刑が当然といわんばかりで、一審、二審の無期懲役の判決は甘いとのムード一色で、世論もその方向に誘導されていたように記憶している。

朝日新聞もその片棒を担いだ反省で14日の夕刊で取り上げたのか真意は分からないが、その後この事件の報道の在り方が問題視され、メディアも反省していたように思う。当時最高裁は「少年であったことは死刑を回避すべき決定的事情とは言えない」として高裁に差し戻しているが、このコメントはメディアが煽った死刑ムードの論調と、メディアに誘導された世論に影響されたのではないかと思われてならない。

今回最高裁は一時の世論に惑わされず、なぜ一、二審の無期懲役の判決を踏襲できなかったのか、少年犯罪の裁判の在り方の原点を見つめ直して欲しいものである。

「護憲+BBS」「裁判・司法行政ウォッチング」より
厚顔の美少年
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日本の緊急の課題は何か?

2012-02-15 09:15:32 | 社会問題
日本の緊急の課題は何か?と考えてみた。それは、財政再建でも、況や消費税増税でもない。更に、後戻り的な政権交代でも、毛頭ない。人の生活を離れた、遊離した改憲や大阪都構想、等々でもない。そういう永田町・霞ヶ関レベルの発想で、将来を見、危惧を持ち、思い立ったのではない。
 
その私なりの解は、現状打破のために発想の転換をして、日本の可能性を最大限に引き出す少子化からの反転 いわば、人口爆発!?ではないかと思う。人は可能性の塊だから。社会の源泉、富(将来)を生む種だから。
 
省みて、永いこと日本では新産業の勃興を望む声は大きかったが、それは成らず、産業構造は相変わらずで、輸出型産業中心の産業構造に留まっている。それを歓迎する向き(権力者or既得権者)もあるのだろうが、市民全ての望むことだろうかと思う。そして、このままの体勢が続くと、国内産業の空洞化などということが実現しないかと危惧されている。またこれと平行して、その産業界には、法人税減税、消費税増税を望む声が強い…。
 
遺憾ながら、これまでも、これからも、産業構造の転換は実りそうもない。そういう展望を聞かないから。数少ない頭で考えているせいかどうか知らないが。

例えば、福島原発事故、大変な人災だったが、東電からすると決算を控えた債務超過問題となるらしい。そして昨日、枝野経産大臣は、国費1兆円を東電に資本注入するなら、国有化する外なしと宣言した。当然のことと認められる。しかし、経団連会長は、これがお気に召さないらしい。氏曰く「東電国有化、とんでもない勘違い」と。飽く迄、己に美味しい旧体制(地域独占、総量原価主義)を護持したいらしい。こんな調子(旧体制の骨格を残したまま)で、新しい産業構造に、日本が転換できるとでもいうのか!それこそ、勘違いも甚だしい。畢竟、彼には、日本を案じる気など、さらさらないということ。ひたすら、経団連等産業界は、自分自身の利益、成長のみに拘泥し、他方、自身に負担の少ない乃至自身の負担(消費税増税が実現しなければ、重くなる!?)を軽くする、消費税増税を強く望んでいるからだ。

国内産業の空洞化などという脅し・言葉が、独り歩きしているが、しかし或いは、トヨタなんぞの関連会社も海外移転する、とのニュースもあることから、杞憂ではなくなり、実現するのかもしれない。しかし、これでは、このままでは、日本にはまるで展望も描けず希望がないことにならないか。若い人々には、年代により、僅差?差はあれ、目下、目先、就職難、或いは、格差社会(派遣・偽装請負等々)或いは年金破綻?などという大災難が待ち受けていると、そう受け止めさせてしまったら、本当に人口減少社会が実現し、それに比例して、新しい可能性も芽生えも減少し、尻すぼみになってしまうかもしれない。
 
そういう暗い見通しのある中、敢えて、だからこそ発想の大転換をしてはどうだろうか?カネよりも人、財政再建より、人たるにふさわしい心の再建・復興、ルネサンスを求めよう。人権保障の内実・充実を求めよう。戦争や戦力、或いは抑止力などということにうつつを抜かさず、カネを浪費せず、平和を求めよう。
 
日本に於いて、人口爆発したのは、敗戦後の団塊世代が記憶に新しい。当時は、焼け跡や貧困の中にあった、一方で、戦争に怯えない、或いは勝ち戦に狂奔しない、妙な信仰のない、そういう平和な時であったればこそ、子を安心して生み育てることが出来たのだ。皮肉なことに、当時こそ、最も人権の自由な時代だったかもしれない。日本国憲法が生まれ、力強く喧伝されていたのだから。例え、貧困の中にあっても、それは、与件の1つでしかなかった(多分)。
 
そして昨年、3.11東日本大震災・東電原発のメルトダウンという国難に遭遇した。しかし、日本は、日本人は、どっこい、もう1年近くも持ち堪えている。情報公開、透明化も、政府に因らず、進めて来た。この事態を考えてみるに、果たして、産業の空洞化などがあったとして、どれほどのものであろうか?1年前のこの国難・大災難と比べて。今となっては、持ち堪えた、そして猶前向きに、脱原発、エコ等、前を向き始めている。

これを糧に、人たるに相応しい平和の中の市民生活を実現しよう。そして、自然の勢い・情として、生み・育てましょう。わが子であったり、孫であったり、或いは単に、隣人としても、子の成長を愛でましょう。そういう人生はどうでしょうか?子は、子に留まらず、我々の希望、未来(人)への期待でもあります。そういう意味からも、反省、自己批判できる団塊世代の更なるご活躍、ご健闘を願い、祈念したい。それは、人の性(サガ)でもありましょう。人をやめない限り。

猶、文末に、ご参考を添付しましたが、本文とは、ほとんど関連がありません。不詳です。

◎ ご参考 ◎
http://www.asahi.com/edu/nie/kiji/kiji/TKY200601130216.html 
少子化、変わる生活 新たな価値へ転機 人口減少社会を生きる
 >日本の人口推移 (図示)
http://homepage2.nifty.com/tanimurasakaei/zinkou-toku.htm
人口減少、少子化問題特別ペイジ
  >http://homepage2.nifty.com/tanimurasakaei/syousimi.htm 
  <1>少子化の現状と見通しに関する図式的解説
http://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/trend/sy012h.htm
財務省:  トップページ > 税制 > 毎年度の税制改正 > 税制をめぐる最近の動き > 税制をめぐる最近の動き(平成16年1月〜12月)
 >税制調査会第10回基礎問題小委員会の概要 

「護憲+コラム」より
蔵龍隠士
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