14日の朝日新聞夕刊は10面で表題の事件の最高裁判決が20日に下されることと、これまでの裁判経過と事件の概要を記名入りで報じている。
この記事の意図するところは定かではないが、『この母子殺害事件は、18歳になったばかりの少年の犯行で一審、二審は無期懲役の判決であったが、2006年に最高裁は「少年であったことは死刑を回避すべき決定的事情とは言えない」と判示して再度広島高裁に差し戻し、その後08年に高裁が死刑を言い渡し、元少年側が再度上告して20日に最高裁が判決を下す』と報じている。
当時この事件は連日各テレビのトークショウが取り上げ、殺害された母子の写真も大々的に報じ視聴者の同情を誘い、被害者の夫もテレビに登場して無期懲役判決の不合理を訴えていたことは今でも記憶に新しい。またメディアの報道やコメンテイターの論調も死刑が当然といわんばかりで、一審、二審の無期懲役の判決は甘いとのムード一色で、世論もその方向に誘導されていたように記憶している。
朝日新聞もその片棒を担いだ反省で14日の夕刊で取り上げたのか真意は分からないが、その後この事件の報道の在り方が問題視され、メディアも反省していたように思う。当時最高裁は「少年であったことは死刑を回避すべき決定的事情とは言えない」として高裁に差し戻しているが、このコメントはメディアが煽った死刑ムードの論調と、メディアに誘導された世論に影響されたのではないかと思われてならない。
今回最高裁は一時の世論に惑わされず、なぜ一、二審の無期懲役の判決を踏襲できなかったのか、少年犯罪の裁判の在り方の原点を見つめ直して欲しいものである。
「護憲+BBS」「裁判・司法行政ウォッチング」より
厚顔の美少年
この記事の意図するところは定かではないが、『この母子殺害事件は、18歳になったばかりの少年の犯行で一審、二審は無期懲役の判決であったが、2006年に最高裁は「少年であったことは死刑を回避すべき決定的事情とは言えない」と判示して再度広島高裁に差し戻し、その後08年に高裁が死刑を言い渡し、元少年側が再度上告して20日に最高裁が判決を下す』と報じている。
当時この事件は連日各テレビのトークショウが取り上げ、殺害された母子の写真も大々的に報じ視聴者の同情を誘い、被害者の夫もテレビに登場して無期懲役判決の不合理を訴えていたことは今でも記憶に新しい。またメディアの報道やコメンテイターの論調も死刑が当然といわんばかりで、一審、二審の無期懲役の判決は甘いとのムード一色で、世論もその方向に誘導されていたように記憶している。
朝日新聞もその片棒を担いだ反省で14日の夕刊で取り上げたのか真意は分からないが、その後この事件の報道の在り方が問題視され、メディアも反省していたように思う。当時最高裁は「少年であったことは死刑を回避すべき決定的事情とは言えない」として高裁に差し戻しているが、このコメントはメディアが煽った死刑ムードの論調と、メディアに誘導された世論に影響されたのではないかと思われてならない。
今回最高裁は一時の世論に惑わされず、なぜ一、二審の無期懲役の判決を踏襲できなかったのか、少年犯罪の裁判の在り方の原点を見つめ直して欲しいものである。
「護憲+BBS」「裁判・司法行政ウォッチング」より
厚顔の美少年

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