寒風(木枯らし)
寒風風冬の朝気が滅入るような寒さで目が覚め、少し扉を開けて外を覗くと空が美しく澄んでいる。風は強く、冷たく、常緑樹の木の葉を叱咤するようにゆらし、寒いぞ・・そう言っている朝の風。風......
寒風&木枯らし
Christmas前の寒さが暮れまで引きずるか、そう期待した木枯らし吹く寒さは長く続かずいつの間にか時雨空は消え穏やかな冬空に戻っている、無理か、この空では風にも雪に合うことはないか。
うれしい反面雪がみたい子供心が騒ぐ暮れ。
朝の冷え込みはきついけれど、外に出ても私の身体に残る微かな温もりを奪う風もなく、熱い珈琲が時をかけ冷めていくように和む冬の一日。
冬の朝
冬の夜
一晩
逃すまいと抱きしめ
目覚め
もう少し抱かれていたい
その誘惑に駆られながら
迷う
起きるか
もう少し留まるか
・・・
躊躇う
諦めるか
そう言って起き
抱きしめていた温もりは失われ
身体から離れていく
冬の朝。