プロジェクトマネジメントの要諦 The Key to Project Management

プロジェクトやプログラムをまわすための秘訣など一緒に考えていきましょう
緒方 理峰
Prince2認定トレーナー

価値あるものから

2017-07-09 15:26:14 | 日記
アジャイルでは最大価値のある最小ロットから実装していきます。
この製品をミニマムバイアブルプロダクト(MVP)と言います。
利用者にとって価値あるロットにするために、ユーザーストーリーマッピングをつかってMVPを特定します。
例えば、あなたはステーキハウスのオーナーだとしましょう。新店舗を出店するにあたり、限られた準備期間と予算の中でMVPから展開していくことにしました。
まず、お客様がテーブルに着いてから注文するまでのプロセス(一連のステップ)に注目します。
1. 肉を選ぶ
2. 焼き加減を選ぶ
3. ソースを選ぶ
4. サイドを選ぶ
5. パン・ライスを選ぶ
ステップ毎に、選択肢(要求メモ)をリストアップしていきます。
1. 肉を選ぶ:サーロイン、ヒレ、リブロース、ランプ、イチボ
2. 焼き加減を選ぶ:レア、ミディアムレア、ミディアム、ミディアムウェル、ウェルダン
3. ソースを選ぶ:岩塩、和風わさび醤油、ガーリックオニオン、バルサミコソース、テキサスチリ
4. サイドを選ぶ:マッシュポテト、ベイクドポテト、フレンチフライ
5. パン・ライスを選ぶ:自家製フォカッチャ、バケット、ライス、ガーリックライス
次に、選択肢(要求メモ)の順位付けをします。
各ステップの一番上に並んだものがMVPになります。
例えば、
1. ランプ: 赤身肉
2. ミディアムレア: 外カリカリ中ジューシー
3. 岩塩: 肉の旨みを引き立てる
4. マッシュポテト: ふんわりクリーミー
5. 自家製フォッカッチャ: 当店オリジナル。シチリア産オリーブオイルと共に。
お客様に価値を認めてもらえ、かつ作り手にとって基盤となる成果物をMVPとします。
MVP展開後は、フィードバックを元に、次の打ち手を検討していきます。
ヒレのリクエストが多いなら、次はヒレを準備するとか、サイドはフレンチフライを頼むお客様が多ければ、フレンチフライを充実させて、アボカド、チェダチーズ、チリソースディップを一緒にご用意するとか。
まずはMVPから実装する。そしてフィードバックを基にレパートリーを増やし、メニューを充実させていきます。
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