体験から学ぶ

どんなに器用な人でも最初から完璧にできる人はいません。
体験していく中で、経験を積み、円熟していくのです。
初めて訪れる国で食事する際、現地の香草や香菜は少量試してから入れますよね。見たことのないお酒は匂いを嗅いで、微量を舌でチェックしてから呑みますよね。
初めてのホテルのシャワーの水圧、初めての温泉の湯加減、初めての車のブレーキの効き具合等、少し試してから調整していきます。
First time rightは、なかなかハードル高いです。
経験主義のアジャイルも同じです。
まずは少量作ってみて、利用者の反応を見ながらカイゼンを重ねていく。パクチーの量、シャワーのプレッシャー、お酒の度数等、お客様の様子を見ながら調整していけばよいのです。
100％作って大失敗するより、10％作って失敗して、調整して、次で成功すればよいのです。
体験から学ぶ。失敗して学ぶ。行動してみることで、次の打ち手が見えてきます。