噴進式日誌
2座の古めのクルマ、ロケット機、航空機などのスケールモデルが主な話題です。(噴進式=ロケットのコト)
 



空きまくった劇場でEP7を観た。

「ジェダイの復讐」公開後ルーカスはインタビューに応えて2000年までに9部すべてを映像化すると豪語した。もう15年も遅刻していることになる。
映像技術の進歩を考えれば遅れたのは幸福だった、という納得のしかたもある。
ではCGなど影も形もない時代に制作されたEP4は不幸だったか。
EP5はつまらなかったか。
EP6は陳腐だったか。

スターウォーズはその時代の通常の技術で作られた通常の娯楽映画ではなかった。革新的な映像とデザイン、世界観、それらを実現するための技術開発を繰り返した作品だった。
革新性をフォーマット化し、娯楽映画として成立させた。EP4〜6はもちろん、その後に作られたEP1〜3においてもそれは貫かれていた。成功したかどうかは別として。

スターデストロイヤーは僕らの頭上から姿を現し(ガラガラの劇場をいいことに最前列で観ていた中学生の僕には少なくともそう見えた)、宇宙船はどれもグレーで汚れきっていて、ワープ航法は星々を放射状の光線と化した。二足歩行戦車が闊歩する頭上には、建造中のフレーム剥き出しの人工惑星が月のごとく浮かぶ。


上からどどーん


だれも見たことのない映像群は高度にフォーマット化されていたがゆえに以降の作品に幾度となくパクられた。R.スコット監督「エイリアン」では、薄汚れたゴチャメカ巨大鉱石宇宙船ノストロモがスターデストロイヤーよろしくやっぱり頭上から登場した。青空に白く浮かび上がるエリジウムに僕らはデス・スターの幻影を見る。
そんなこんなでスターウォーズは以降のSF映画に欠くべからざるフォーマットを提供した。

映像技術が成熟した時代にあって、EP7にはすでにイノベーションの自由はない。EP7はEP4の完璧なメタファーだった。デザインの違うXウイングとデザインの違うタイファイターとが場所を移してドッグファイトを繰り広げる。細部が違うミレニアム・ファルコンも健在だ。デススターも超絶パワーアップ。既視感。もう新しいことも驚くこともなくなった。だがそれを誰も不幸だとは思わない。

EP4〜6が作られた70年代を遡り、EP-1〜3が50年代SFにデザインソースを見出したように、EP7もまた現在に下り、つまりはそういう時代だってことなんだろう。
まあそれはそれ、悪いことではないんだろうとも思う。楽しければいいんだよ、と。

当初の計画通りなら、あと2作でスターウォーズの物語は完結し、終わる。
物語の完結を待たずして、SF映画のフロンティア、映像イノベーションとしてのスターウォーズは、すでに終わっていたんだと感じた。


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レベルのキットですから当たり前のように箱に入っているレベルの主翼を使うつもりだったんですがやめました。
エッシーのパーツを流用することにしました。
理由はこういうことです。

胴体に差し込んであるのがエッシー、左が白サフ入れちゃってますけどレベル≒ハセガワです。再現の違いは一目瞭然。
エルロンの直前にあるアクチュエータがちくちく刻んであったりとか。その右にあるL型のパネルも実機に近いです。
オマケに翼端灯がちゃーんと生えてます。
これ見ちゃうとレベル/ハセガワはどうにもこうにもおざなりに見えてきます。こっちの方が新しいキットなのにね。
エッシー版がイタレリから最近再販された背景も、このような真面目な作り込みが評価されてのことなのだろうと推定するんですが、ならばメーカーはなぜそれらを語らない、と思います。
細かいところですけどこういうのが正当に評価されずに埋没していくのは本当に勿体無いですよ

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ハセガワのF-104G/Sにそっくりなキットです。実際寸法やパーツ割、ホゾの位置までほぼ同じです。
たぶん殆どのパーツがポン付けで互換可能です。多少違いがあるのは翼下パイロンくらいかな。
ようやく形にすることができました。せっかくなので高揚力装置を動かして、胴体にはちくちくリベットを打ってみました。

104といえば模型的にはGでしょ、という感じありますが、個人的にはおしりの短いこのCが好き。塗装もド派手で見栄えがします。

さらにCならではのこんなパーツも入ってます。

後付給油プローブ。基部のリベットとか先端の段々とか、よい雰囲気です。

ただし脚は今一つだったので

ハセガワのパーツを流用しました。ほぼポン付け。寸法も取付方法/位置も全く一緒。奇跡でしょうか。
いろんな事情がありそうです。

こんな素敵なキットなのに長いこと再販されません。
代理店契約しているハセガワさんに気を遣っているんでしょうか。
そんなの関係ないので、ぜひ再販してほしいキットの一つです。
1ダースくらい欲しいです。



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またまたコメート。
とはいっても1/48は8〜9年ぶりでしょうか。
今回はひと味違います。て程じゃないですが、アイリスのディテールパーツが手に入ったんです。
たぶんアイリス的にも割と初期というか昔のものだと思います。
やったら薄い隔壁とかもこの頃からだったんですね。
コクピットなどは当機特有の狭くてごちゃごちゃな感じがうまく出てて、なかなか実感あります。考証も驚くほど正確です。



例によってブラックグレーで塗り上げ、ウェザリングカラーの黒で影をつけ、アクリルガッシュの明るいグレーでドライブラシをかけてハイライトを。さて組み付けと思ったら、ガンベイも完成させとかないとあとで苦労する仕掛けなんですね。なのでちょっとお預けです。

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キットのデフォルトだと、頭は素直に真正面を向く感じなんですが、ちょっと変化にかけるので


首にあたる部分を小細工して


ちょっと左を向くようにしました。


襟をぎりぎり避けてます。

なかなか かっこよろしくなりました

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