CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ボウイー師の教え

2017年07月15日 | BRITISH ROCK
Five, Four, Three, Two, One, Lift-off!

とトム少佐を乗せたロケットは打ち上げ成功。大気圏を抜けて宇宙空間に踏み入れるトム少佐。

ところが、地上管制センターより、回路が故障したとの連絡。

宇宙空間を彷徨うトム少佐の運命はいかに?

それは1969年に出たデビッド・ボウイーのRCAレーベルからの1枚目のアルバム、Space Oddityからのタイトル曲。


ボウイーはその後も、トム少佐からはじまった自分の分身とも思える人物、ジギー・スターダスト、そのジギーのアルバムに登場するStarman、さらにはアルバム、Station to StationではThin White Dukeなるやせっぽちと化した白い公爵と、新たな人物を登場させる。

1972年にジギーとスターマン登場

1976年、映画“地球に落ちてきた男”と重なるThin White Duke登場

例えば、スターマンは、人類に会いにやって来ただけで驚かすつもりはなく、すべての若い連中をブギー化を目論む、T.Rexで言えばMetal Glueようなグラム・ロックの伝道師の役割を当時のボウイーは果たしたい願望があったのではないかと。

新たな登場人物らよってアルバムの音楽性も変化していったように思える。

ところがなんと、1980年のスケアリー・モンスターのアルバムに収録されたAshes to Ashesでは、トム少佐の話は無かったことにしてくれという驚きの発言が!


地上管制センターでの聞いたって言う噂話は、本当だって言わないで!と歌う。

さらに、トム少佐はあの世で疲弊したジャンキーだって。だから母ちゃん曰く、トム少佐の話を蒸し返したらダメだって。

今までのボウイーのイメージの変遷すべてを打ち消すこの一言がガーン!と脳天を打ち抜く一撃となった。

当時は学校を卒業したものの、意に反し小さな会社に就職したばっかりの平サラリーマンの頃だったっけ… 

将来の展望をなにも感じることなくなんとなく過ごしていた。

そう、その通り! 昔のことにしがみ付いていないで、現実に即して変化し対応していかなきゃダメってメッセージじゃなかったかと。

心機一転、なんと仕事帰りに英会話学校に通いだしたのだ。

そしてさらにその後、ボウイ師に将来に関するお伺いを立てみた。

師匠! 私は今後どのように進んでいけばよいのですか!と。

その2年後に頂いた師匠からの有難いお言葉は~!

Let’s Dance!

1982年の事。

なに~! 踊りが不得手なこの私に踊れと?

えぇ、わかりましたよと捨て台詞を吐いて、周りを気にせず無茶苦茶に踊りだす。

恥ずかしがらずに踊り続けて数十年、今の私がある!

なん~て話が実際あったかどうか定かではない。

ジャンキーだったトム少佐の戯言だったかも知れない?

ところで、本題!

助手:でたっ~!

博士:何が出たのじゃ! お化けが出たのか?

助手:お化けよりスケアリーなモンスターです。

デビィド・ボウイのスケアリー・モンスターが含まれた第三弾ボックス・セットです。CD11枚組み、LPなら13枚組みの高価なやつです。

9月末発売だとか?

博士:何じゃと! それは世にも恐ろしい、ワシの財布の中身を一発で空にするやつじゃな。
ジギーのコールドLP買って、床の間に飾るって話どころでは無くなるのう~

助手:博士!そんな時には師匠の有難きお言葉、Let’s Dance!

博士:もう踊る力も失せたわい、無抵抗で財布を撃ち抜かれるしかあるまいの~

ボウイー教は本当にスケアリー・モンスターじゃ!
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2 コメント

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ボウイー教 (ぷろべんざ)
2017-07-17 08:33:58
キャラクターも設定も、変わったものが多かったですね。アルバム『Space Oddity』では、「フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年」なんて曲名があったり、「神は知っている」では、おばあさんの万引きがテーマだったりで、さすがは教祖様!と崇めておりました。
でも、それも昔のこと。
私も博士を見習って、語学の修得にでも励んでみますかね。
そこでぴったりなのが今度のボックスセット!HEROESのドイツ語バージョンとフランス語バージョンが入っているので、まさに一石三鳥ですね。(もちろん買いません。笑)
高額のお布施はいかがなものかと (博士)
2017-07-17 10:55:55
ぷろべんざ様

またまたコメントいただき有難うございます。

このボックスセット、ベルリン3部作丸ごとなので中々いいのじゃないかと思うのですが。

特にヒーローって曲はしんとする寒い真冬の真夜中に聴くって個人的なイメージがあって、さらにドイツ語での歌唱ならもっとぴったりくるのではないかと思え興味ありますね~

真夏の暑い盛り、大磯のロングビーチの海の家で聴くとなると若干苦しいかも。

それからフランス語盤はイラネーって感じで…

私としては、追加曲を入れて曲順を手直ししたライブ盤やビスコンティ・プロデュースのロッジャーなんて余計な物が付いてきて、お布施を吊り上げる商法にはちょっと閉口。

まあ、ブログであ~だ、こ~だといってエア購入を楽しむのが現実的かと。

何しろタダですから。

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